『○（えん）』＠代官山

やはり、食べ歩きを継続してやっていると、おいしいものに出会う確立が多くなる気がします。
今回のお店も偶然出会ったお店。代官山のたこ焼き屋さん。

お店の名前は「えん」といいます。「○」と書いて「えん」。前からあったお店なのでしょうか、私たちが気づかなかっただけなのでしょうか、時間もお昼ということもあって、お店の前には少し人だかりができていました。

たこ焼きといえばソースがたっぷりかかってて、その上に青のりをかけて、鰹節が踊ってて、というものを想像しますが、ここのたこ焼きは少し違います。
ソースや醤油やマヨネーズやらは一応置いてはあるのですが、注文する窓口のところに「一つは何もかけずにお召し上がりください」という貼紙がしてあります。そのままで食べられる味付けをしているらしいのですが、その貼紙はかなりの自信の表れ。
昼ご飯のあとだったので、4つ入りを注文しました。「焼きあがるまでに少し時間がかかりますよ」と言われましたが、おいしいものを食べるのにかかる時間はしょうがないですよね。そして出されたのがこちら。ご覧のとおり何にもかかってません。ということで、貼紙通りに何もかけずに食べてみました。
うん、貼紙を貼るだけのことはありますね。
最初はあまり味を感じなかったのですが、口の中で徐々にだしの味が広がって、明石焼きのような感じですね。とてもさっぱりした味とふわふわの食感。
ちょっと味を変えてみようということで、しょうゆとマヨネーズを少しずつつけました。これはこれでおいしかったです。多分元がおいしいから何でも合うんだと思います。でも、ソースにしてもしょうゆにしても、付けるならちょっとだけ。その方がおいしいと思います。

たこ焼きと一緒に売っていたのが「まゆだま」というベビーカステラのようなお菓子。こんなのを見つけて食べないわけはありません。たとえそれが昼ご飯を食べた後であってもね。一口で食べられる大きさなんですが、外はサクッと中はフワッとした食感で、やさしい甘さが広がります。フワッとしたところがいいんですが、周りのちょっとはみだしたカリカリのところがまたおいしかったりするんですよね。

まだまだ寒い日が続きますが、代官山で買い物をしてちょっと小腹が空いたとき、アツアツのたこ焼きをいかがでしょうか。
こだわりが書いてあるお店のHPはこちら。

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