** NAKASUKA BASE **

身の回りの気になるモノを。。。

知らぬ間にVIP待遇な伯方島キャンプ

2010-08-21 22:53:44 | アウトドア
「とにかく子供を遊ばせよう!」
「なるべく海に近くて人気の少ない場所に行こう!」
「何なら、夜は子供を早めに寝かせて、夜釣りをしてはどうか?」
「オモリは30号の蛍光タイプで、餌は青虫とボケかな。いくら買おう」

だいぶねじれだしたパパは息子ハヤトを連れて15時過ぎに家を出た。
例により、西条で「うちぬき」をタンクへ詰め、朝メシ・釣り具・エサなどを
パパッと買い込んで17時前には伯方島へ到着。

やたらとマリンオアシス伯方に人が多いのが気になるも、いつもの西っ側に
テントをはった。200mほどはなれた道の駅前ではなんやらイベントをやってる模様。
あまり気にせず晩メシをすぐ済ませると隣の大三島の温泉へ。さらに人が増えている
ことが気になりながらも伯方島をでた。

多田羅温泉に入り、伯方島へ戻ってびっくり。キャンプ地の真ん前で花火があがってるじゃ
ないですかー!
なんと伯方島の夏祭りとバッティングしたようなのだ。
え、テントは?近くに行くと警備員や警察の方々が交通整理している。
数時間前まで何の問題もなく入れてたところが、どうみても入れそうにない・・・
ダメもとで警備員のにいちゃんに「ちょっと荷物わすれたんやけど」って伝えると
「あっ!バーベキューの方ですね!すいません!どうぞどうぞ!」
やたらと゛!″がつく低姿勢な態度ですんなり入れてくれた。??

どーやらマリンオアシス伯方に車で入れる人とゆーのはBBQ+花火観覧セット限定100名様的な
予約済みの上得意様のみであるとゆーことがわかってきた。

そこへ上得意様でも何でもない不審なキャンプ客が紛れ込んでいるのである。
基本的にはテントを張ってよいかどうか非常にグレーなエリアであることも知っている。
しかもテントをはっている場所の真ん前の海上船から花火がドンドン打ち上げられている。
その距離300m先くらいだろう。観覧場所から若干離れているので周りに人もいない。
何事もなかったかのようにビールのふたをあける。イスに深く腰掛ける。ハヤトと花火をみる。
知らぬ間にVIP待遇になっている。

正直なところ、できることなら静かな闇夜にうかぶ伯方大橋をみながら、波音を聞きつつ
ビールをのみたかったぼくは、偶然手に入ったこのシチュエーションが邪魔くさい。
ハヤトも花火がうるさいと怒る。結局1時間ほど花火の爆音を聞き就寝。

子供が寝計らった22時くらいからとなりの堤防から夜釣りをスタートさせた。
すると、花火で盛り上がってしまったカップルが、少し人気のないところへ移動しだすもんで
釣りしてるこっちへやってくる。そんでオレに気づいてハッとしている。
「なんか今日はまいったなぁ」
そんな気分で2時くらいまでやって納竿。こんな夜中やのに砂浜でアホな男女が海に飛び込んでいる。
思わぬVIP待遇な花火客になるより、マダイなんかの思わぬ大物が釣れてほしいものだ。



釣果:アナゴ、ホゴ、キス、ベラ

加茂川へ 2010夏

2010-08-12 23:33:01 | アウトドア
中国人が黄河へ長江へ、インド人がガンジス川へ、アメリカ人がミシシッピ川へ行くように、
YとHとAの3人も夏といえば加茂川へと向かう。人は水辺に寄る本能がおそらくある。

大島帰りの翌日、加茂川で猛暑日をひんやりと過ごす。西条市は今年、最高気温日本一を1日
だけマークしたこともあるけど、加茂川につかるとそんなこともどーでもよくなる。

ハヤト、アラタは魚を獲りたいようだが玉網ではなかなかうまくいかないのでもどかしそう。
石を積んで堰をつくり魚を追い込んでみたがこまかい隙間からうまく逃げられてしまう。

今年は若干出遅れたものの、秋まで清流加茂川にはお世話になりそうだ。

のんびり屋御一行、のんびり屋へ

2010-08-11 23:09:38 | アウトドア
7月の終わり、のんびりやのヨメの、のんびりした母とのんびりした従姉が
今治でのんびりできるのんびり屋って言うのんびりスポットへ
のんびりしに行こう。という話を持ち込んできた。

とりあえずのんびりできるのであれば、とくに文句はありません。
と話はすぐまとまり、8/11にしまなみ海道をわたり大島へ。

大島南ICを降りて友浦漁港ちかくにあるホントに「のんびり屋」という民宿へ到着。
海辺の親戚んちにきたような古びた民宿だが、歩いてすぐ前が海で、フリースペースの
庭も広くなかなか良さそうではないですか。

すぐさま海パンに着替えるオヤジに負けじとハヤト・アラタもつづく。
海へいってみると、消波ブロックが一定間隔で設置されている。とりあえず
ブロックまで泳いで行き、ハヤトに岸から泳がせてみると、犬かきながら
ブロックまで10mほどを泳いできた。ライジャケは着せているが、まあ
それなりにスイミングの成果が出ているなぁと感心。

長女ユイも水辺で人生初の海での足つけ。

夕飯まで海で遊び、風呂に入った後は共有スペースで晩飯。
ビールをのみながら、しまなみ海峡でとれた魚をくらう。何の文句もない時間が過ぎた。

夜はやっぱ夜釣り。大島まで来て、ましてや友浦漁港のすぐ近くに宿泊しておいて
夜釣りをしない人はいないと言われている。芸のないぶっこみ仕掛けを2本投入。
流れ星がやたら多い。今年だけでこれまでの人生で見た流れ星分を見ていると思う。

そんな中、ゴンゴンとしたアタリ。即アワセでのった。上がったのはなんと高級魚アコウ。
和名はキジハタ。これはちょっとうれしい。はずかしながら狙いはマダイ。でもこんな
外道は大歓迎です。その後もアコウを2匹追加。サイズは全部20cm台だが、煮つけで食う
には十分。餌もなくなり3時ころ納竿。

翌日、寝不足ながらもあまりの天気の良さに子供も逆上気味。いますぐ海へ行こう顔になっている。
志津見漁港近くの浜辺でのんびり泳いだりしてお昼過ぎに大島を後にした。

老後はしまなみもアリやなと帰り道ふとおもう。



逆上前の子供ら


やたら足元で花火をするので危なっかしいアラタ


おそらく幼稚園児くらいのアコウ