仁尾町にサバを狙いに行くことが決定したのは前日のことだ。
10/28河田釣具店発信の情報によると「蔦島渡船場周辺の堤防でサバ。サビキ釣りで20~25センチが40匹。時間帯により釣果にムラ。」とのことである。小ぶりであるが40匹もサバが釣れてしまった日にはもう、生姜醤油での新鮮な刺身、しめサバ、てっぽう、味噌煮、竜田揚げ、南蛮などなど、数日間は食卓がサバに占拠され、子供⇒妻の順にサバに対する拒絶反応が出てくるであろう事が容易に予測される。
ハヤトはすかさず魚の図鑑でサバを調べ、マサバが釣れるのか?それともゴマサバなのか?いや、グルクマなのか?ということをするどく追求してくる。
10/31の天気は前日曇りの予報から一転、高確率で雨の予報。すでに小雨もふっている。釣りはちょっと無理かもなぁ。」などとつぶやくと、もはやマサバゴマサバ化したハヤトアラタは「行きたいっ!」と猛反発に出た。
雨のなか香川に車を走らせると、しだいに小雨に変わっていった。海はべた凪で潮目が出まくっている。12時半くらに到着したが、満潮が17時半。まずは昼飯を食いながら雨の様子を見る。こんな天気にはサバと同様、車でひらすら付近を回遊するしかないのだ。目当ての堤防の様子を見に行くと、この天気なのに先客がまあまあいる。エギンガーが数名とばくだんのおっさん一人というラインナップ。サビキをするものはいない。
3時前、満ち6分くらいから勝負をかけるが、雨は小雨ながら止む様子はない。3人で傘をさしての釣り。安全を考慮し竿は1本にした。20分ほどでウキをコツコツつつくアタリ。合わせてみると20cm弱の小ぶりなアジが乗ってきた。つづけてまたもアジ。そしてついにウキが横にパタンと倒れた。合わせを入れると横走り。サバだ。小気味のイイ引きが最高である。30cmには届かないが確かにサバが釣れることが確認できた。続いてもサバ。
ついに時合いがきた。
が、ここで納竿としてしまうのである。雨が強くなりすぎて子供らが寒いと言い出したのだ。傘をさしながらもズボン・頭がびしょ濡れになっており、このままでは風邪をひく。てゆうか自分自身も傘をさすのを忘れ、ずぶ濡れなのだ。後ろ髪をひかれながらも4時前に港を後にした。来週の日曜日は大潮。雨さえなければサバのような眼をして、我ら親子がおそらく同じ堤防に立っていることであろう。その時は40匹のサバをかっさらってしまおう。
ジャミくずしの名人
サバ料理による占拠は阻止された
10/28河田釣具店発信の情報によると「蔦島渡船場周辺の堤防でサバ。サビキ釣りで20~25センチが40匹。時間帯により釣果にムラ。」とのことである。小ぶりであるが40匹もサバが釣れてしまった日にはもう、生姜醤油での新鮮な刺身、しめサバ、てっぽう、味噌煮、竜田揚げ、南蛮などなど、数日間は食卓がサバに占拠され、子供⇒妻の順にサバに対する拒絶反応が出てくるであろう事が容易に予測される。
ハヤトはすかさず魚の図鑑でサバを調べ、マサバが釣れるのか?それともゴマサバなのか?いや、グルクマなのか?ということをするどく追求してくる。
10/31の天気は前日曇りの予報から一転、高確率で雨の予報。すでに小雨もふっている。釣りはちょっと無理かもなぁ。」などとつぶやくと、もはやマサバゴマサバ化したハヤトアラタは「行きたいっ!」と猛反発に出た。
雨のなか香川に車を走らせると、しだいに小雨に変わっていった。海はべた凪で潮目が出まくっている。12時半くらに到着したが、満潮が17時半。まずは昼飯を食いながら雨の様子を見る。こんな天気にはサバと同様、車でひらすら付近を回遊するしかないのだ。目当ての堤防の様子を見に行くと、この天気なのに先客がまあまあいる。エギンガーが数名とばくだんのおっさん一人というラインナップ。サビキをするものはいない。
3時前、満ち6分くらいから勝負をかけるが、雨は小雨ながら止む様子はない。3人で傘をさしての釣り。安全を考慮し竿は1本にした。20分ほどでウキをコツコツつつくアタリ。合わせてみると20cm弱の小ぶりなアジが乗ってきた。つづけてまたもアジ。そしてついにウキが横にパタンと倒れた。合わせを入れると横走り。サバだ。小気味のイイ引きが最高である。30cmには届かないが確かにサバが釣れることが確認できた。続いてもサバ。
ついに時合いがきた。
が、ここで納竿としてしまうのである。雨が強くなりすぎて子供らが寒いと言い出したのだ。傘をさしながらもズボン・頭がびしょ濡れになっており、このままでは風邪をひく。てゆうか自分自身も傘をさすのを忘れ、ずぶ濡れなのだ。後ろ髪をひかれながらも4時前に港を後にした。来週の日曜日は大潮。雨さえなければサバのような眼をして、我ら親子がおそらく同じ堤防に立っていることであろう。その時は40匹のサバをかっさらってしまおう。
ジャミくずしの名人
サバ料理による占拠は阻止された