** NAKASUKA BASE **

身の回りの気になるモノを。。。

びしょ濡れサバ親子

2010-10-31 22:09:15 | 釣り
仁尾町にサバを狙いに行くことが決定したのは前日のことだ。
10/28河田釣具店発信の情報によると「蔦島渡船場周辺の堤防でサバ。サビキ釣りで20~25センチが40匹。時間帯により釣果にムラ。」とのことである。小ぶりであるが40匹もサバが釣れてしまった日にはもう、生姜醤油での新鮮な刺身、しめサバ、てっぽう、味噌煮、竜田揚げ、南蛮などなど、数日間は食卓がサバに占拠され、子供⇒妻の順にサバに対する拒絶反応が出てくるであろう事が容易に予測される。

ハヤトはすかさず魚の図鑑でサバを調べ、マサバが釣れるのか?それともゴマサバなのか?いや、グルクマなのか?ということをするどく追求してくる。

10/31の天気は前日曇りの予報から一転、高確率で雨の予報。すでに小雨もふっている。釣りはちょっと無理かもなぁ。」などとつぶやくと、もはやマサバゴマサバ化したハヤトアラタは「行きたいっ!」と猛反発に出た。

雨のなか香川に車を走らせると、しだいに小雨に変わっていった。海はべた凪で潮目が出まくっている。12時半くらに到着したが、満潮が17時半。まずは昼飯を食いながら雨の様子を見る。こんな天気にはサバと同様、車でひらすら付近を回遊するしかないのだ。目当ての堤防の様子を見に行くと、この天気なのに先客がまあまあいる。エギンガーが数名とばくだんのおっさん一人というラインナップ。サビキをするものはいない。

3時前、満ち6分くらいから勝負をかけるが、雨は小雨ながら止む様子はない。3人で傘をさしての釣り。安全を考慮し竿は1本にした。20分ほどでウキをコツコツつつくアタリ。合わせてみると20cm弱の小ぶりなアジが乗ってきた。つづけてまたもアジ。そしてついにウキが横にパタンと倒れた。合わせを入れると横走り。サバだ。小気味のイイ引きが最高である。30cmには届かないが確かにサバが釣れることが確認できた。続いてもサバ。

ついに時合いがきた。

が、ここで納竿としてしまうのである。雨が強くなりすぎて子供らが寒いと言い出したのだ。傘をさしながらもズボン・頭がびしょ濡れになっており、このままでは風邪をひく。てゆうか自分自身も傘をさすのを忘れ、ずぶ濡れなのだ。後ろ髪をひかれながらも4時前に港を後にした。来週の日曜日は大潮。雨さえなければサバのような眼をして、我ら親子がおそらく同じ堤防に立っていることであろう。その時は40匹のサバをかっさらってしまおう。


ジャミくずしの名人


サバ料理による占拠は阻止された

雨の日コオロギ問題

2010-10-25 00:46:41 | family
ハヤト:「コオロギは雨の日は捕れない!」
パパ:「いや、雨でも捕れる!」

雨の日にコオロギは捕れるか、を争点としたいわゆる「雨の日コオロギ問題」の
現場検証が24日午後、市内国領川で行われました。

雨なので高架下から探してみようということで河原を捜索。高架下は草がまばらに
なっており、コオロギの鳴き声が聞こえてこない。マズイなぁ。ハヤトの言う通りなんやろか・・・。
と考えてると、重大なことに気づいた。
雨が降らないポイントでコオロギを探してもダメだった。何故なら「雨の日コオロギ問題」
なのである。高架下にコオロギがいても意味が無いのだ。

高架下から出る。

子供らは、どしゃ降りの痛みの中を傘もささず走っていく。やらしさも汚らしさも
むきだしにしてコオロギを探す。聞き覚えのあるフレーズだが、聞き覚えのある鳴き声も
する。コオロギだ!いる!草むらをかき分けると閻魔コオロギが逃げるのが見える。
「やはり雨の日もコオロギは普通に捕れる」ということでハヤトもアラタもご納得。
4匹ほどウチで飼うとのことでお持ち帰り。
突然降って湧いた「雨の日コオロギ問題」はとりあえず決着した。

夜、コオロギの心地よい鳴き声を聞きながらこの記事を書く。秋の夜長である。

エサ取り釣集団

2010-10-23 23:40:52 | 釣り
「来島海峡の津島や馬島周辺でハマチがあがっています!」
「サイノ洲での鯛ラバで秋の荒食いマダイという方向も考えられますね。」
「いやいや、比岐島周辺でエギングやろ?」
「僕はコーラがあればとくに文句ありません」

何かと理想高きわれらシロート釣り集団は、10/23(土)今治を目指す。
メンバーは4名。今回、桜井にある内海マリーナから初出港。道中マリーナの人から
連絡があり、波が高く釣りにならないよ、との連絡。キャンセル料なしでいいから止めても
いいよとの事だ。釣りにならないと言われても、毎回釣りになっていないぼくらは、
この悪条件にも迷わず出港を表明。

砂浜の海岸に走るレールで船をおろすトコが新しい。
チルトダウンし、2500回転で荒れた海を進む。沖合1kmくらいになると
だいぶ波が高く、しぶきをかぶる。横波をかわしながらもだいぶ傾くんで
怖い怖い。結局、来島海峡は諦め、マリーナから7kmほどにある比岐島へ。
たぶん10分もかからないだろう比岐島へ30分以上かけて到着。島の南側の波が
マシそうなトコへアンカリング。先客は2隻。11時釣り開始。

しかしこの船だけは、魚探がないんで水深も地形も、トーゼン反応もわからない。初上陸の
島なんで暗礁がこわい。まずは全員サビキ仕掛けでおろす。Tさんは得意のエギング
で2刀流。ぼくはメバル胴付きの2刀流。20分ほどやってると、サビキの撒き餌が
ききだしたのかアタリが出始めた。型のいいベラ。テンションが下がる・・・。

その後もベラのオンパレード。たまにメバルが交る。期待していた平アジはこない。
釣れれば即タタキ!とメンバーのベクトルにブレはない。おろし生姜もスタンバっているのだ。

お昼前に沖ノ瀬に移動してみる。サビキを下ろすといきなりN君に25cmのメバル。
しかし、その後仕掛けが流されまくりポイント移動。

新しいポイントでサビいてるとN君に何か大きなアタリ。魚がぐいぐい走る。ドラグも
なりっぱなし。本人はハマチだと言ってきかない。結局道糸がなくなりプチン。

2時前に平市島横の白壁にいってみる。マリーナのおっさんがハマチ船団が餌のゼイゴを
釣るポイントだと言っていた。マリーナからも確かにかなりの船が付いているのが見えていた。
ここでゼイゴを釣ってアシカ磯へ行くらしい。

平アジがダメならゼイゴでも・・・。だいぶメンバーも考えがセコくなってきた。
相手はハマチのえさである。わしらはついにプライドを捨てエサ取りになったのだ。

エサ取り化したメンバーが白壁でサビキをたらすも反応なし。船も1隻だけで反応なさげ。
ここも諦めて、最後は平市島で適当に時間をつぶして帰港。だいぶ波は落ち着いていた。

マリーナのおっさんや他のお客さんらしいおっさんらが「どーやったんやぁ」と集まってくる。
いけすのベラをみて気の毒そうな顔をしている。メバルがぼつぼつ釣れているらしいが、
今日みたいな日は波音におびえてメバルが食わないらしい。シロート集団も勉強になる。
ここいらの海は北東からの風は波が立つのでダメらしい。覚えとこ。

設備や船がいけてないが漁場へのアクセスがいいマリーナだった。せめて魚探はほしい。

次回は、大三島へわたり基本に忠実に丘っぱりから獲物を狙うとの意見で一致し解散となった。



2010ドングリ採集

2010-10-18 23:16:57 | family
西条市の黒瀬ダム公園へ弁当を持って出かけた。
少し早いが毎年大粒のクヌギドングリがとれる。
採れたからと言って食べられるわけでもないが、クヌギのどんぐりなんでカタチも可愛く
家に飾っておくといいカンジなのだ。なにより子供たちが喜ぶので毎年の恒例行事になっている。

公園の芝生にシートを敷きのんびりする。子どもらはさっそくドングリを探している。他の家族連れが
2組ほど同じくドングリを探している。

しばらくしてお昼ごはん。今日は手間を惜しまず土鍋で米を炊いた。塩むすびが最高にうまい。



ケース一杯のドングリをとったあと、ハヤト&アラタはバッタ採集に夢中。ショーリョーバッタや
ツユムシが捕れたようだ。ぼくはちょっと歩いて栗の木を探してみる。落ちてるのは全部中身が無い。

帰りにパパ誕生日ケーキを貰いにママの友達の家に行く。ここんちのママさんはシロートながら
ケーキ作りがプロ級とのことで、誕生ケーキなど各種注文を受けてくれるらしく、ヨメサンが
今回2500円のチーズケーキを注文してくれた。
オサレな新築で、将来はウチCafeをやりたいらしい。ハヤトが採れたてドングリをプレゼント
するとカワイイといってかなり喜んでくれた。

ケーキはシロートさんとは思えないほどウマかった。


サバと祭りはどっちが大事か

2010-10-17 23:45:02 | 釣り
10月の16、17日は僕の地元の秋祭り「ちょうさ祭り」である。
家族で久々の帰省。といっても車で1時間かからないので帰省というほど
大げさなものではないのだ。

僕は地元に帰ると必ず近所の漁港へ出かけてしまう習性がある。小さい時から大好きな場所なんで
仕方がない。ここ近年は、はやりのエギングをする人の数がかなり増えた。昔ながらのバクダンやサビキ
なんかやっているのはおじいちゃん連中が多い。竿やリールにも年季がはいってる。

バクダンは中学の時によくやった釣りだ。おからやさなぎ粉、赤土、アミエビを混ぜてやわらかい
団子を作る。刺しエサにオキアミをつけて団子でくるんで放り投げるので見た目がバクダン。
団子が溶けて中から刺しエサが飛び出したところに魚が食いつくというわけ。
関西の紀州釣りってやつだ。釣れるのは主にはチヌにボラ。スズキなんかもかかる。

堤防からサビキをしている子供らをしばらく眺めてみる。サビキにスズメダイが狂ったように
群がっている。その下1mくらいに、おそらく80cmはあるだろうスズキがゆっくり回遊
している。ルアーを引っ張り出そうかと迷ったがやめた。

そのあと昔からよく通っていた河田釣具店に行ってみた。じいちゃんが相変わらず元気そうだ。
最近何が釣れてるか聞いてみると、30cm弱のサバが廻ってきてるとのこと。
サビキとウキを購入。明日の夕マズメにでも竿出してみよう。

さて、翌日は観音寺へ祭りを見に行った。高校の同級に偶然会った。同じ部活でよくつるんでいた。
5年ぶりくらいに再会した彼はだいぶ老けていた。「お前もな」と言われる。確かにそうだ。
奥さんも同級だが、こちらはあんまし変わらない。おやじによく似た3才の子供がくっついていた。

うちのオヤジがちょうさ差し上げの写真を撮りたいと言ったので夕方まで待つことになった。
祭りもいいが、サバが気になってしょーがない。3分おきにサバ1匹損しているカンジがする。



家に戻ると5時半。すぐ港へ走ったがすでにみんな帰り支度。知ってるオッサンがいたので
聞くと4時前後が入れ食いだったが、5時前でぱたりと終わったとのこと。
アミエビ買ってるので一応竿出すも反応はやはりなかった。10分でウキも見えないくらいに
暗くなった。サバごときでモヤモヤしてる自分の小ささにイヤになりながら帰宅。

唐突に話は変わるが、やはりちょうさは5号坂本太鼓が一番である。

リベンジ!大島マムシ漁港

2010-10-11 22:26:15 | アウトドア
8月にしまなみ海道は大島へ1泊2日の旅に出かけた。その際、友浦漁港でアコウが釣れた。
子供らとのキャンプを兼ねて夜釣りリベンジをしてみてはどうか?
いや、前回釣れたのだからリベンジでもないが、何かとうちに秘めた熱いものを抑える
ことができない。とくかく大島の夜に一発勝負をしたい!

一方的なあの漢(じぶん)の意見が通され、ハヤト・アラタを連れ出し10/10、11に
大島へ再度上陸。

まずは人生バッタで結構!と考えるハヤト&アラタ。思う存分捕まえたいとの事だ。
千年松よこにある広場に行く。ショウリョウ、トノサマ、コオロギなんでも揃っている。
砂浜にはハマヒルガオ。瞬時にバッタ化したハヤト・アタラも気がつくと海に出て磯周り
で遊んでいる。知らぬ間に靴がびしょびしょだ。

存分に草むら探索・浜あそびを堪能して頂き、そこを後にした。すでに夕方5時。
今日泊まる場所も決まってないので、悩んだがいつもの大三島にある温泉はパスすることにした。


バッタ1号、2号

前回宿泊した「のんびり屋」の横あたりにまあまあ広いスペースの空地があったのを
思い出した。千年松から15分くらいなんで、今日はそこで車中泊で決定!

途中、志津見漁港を通る。地方祭をやってるようだ。大漁旗が空にまってるのが
なかなかイー感じだったのでちょっと撮影。個人的にも今夜の一発勝負!大漁を
祈願してみる。



晩飯は久々に手料理だ。いつもレトルトカレーも寂しい。パスタを熱湯に放り込んだあと、
フライパンにオリーブオイル・大蒜・ホールトマト・刻んだアンチョビを放り込む。塩胡椒で
整える頃ちょうどパスタが茹であがる。フライパンに放り込んで絡めると「大島夕焼けパスタ」
の完成である。なかなかウマい。子供らもすすんでる模様。

食べ終わるとすでにあたりは暗闇。犬を散歩させているおばさんが
「すぐ後ろの山からイノシシがでるから気をつけな」と教えてくれた。
とりあえずゴミだけちゃんとしとけば車で寝るので問題ないだろう。



マットレスを車に準備して少し早いけど子供らを寝かしつける。車で寝るなんて初めてなんで
マットレスが楽しいらしい。はしゃぎまくってなかなか寝ようとしない。まあ仕方ない・・。

気がつくと僕も少し寝ていた。21時過ぎ。子供らはようやく就寝。

夜釣りの準備をして、決戦の舞台、友浦漁港へ車を走らせた。すでに堤防先端から手前まで
10組近く先客が竿出ししている。うーん。あんまし車から離れるのもまずいしな。
よくよく考えた結果、堤防ギリギリまで車で突っ込み、車のすぐ横のテトラからぶっこむことにした。

準備をしてると、岡山から来たという年配夫婦が話しかけてきた。メバル狙いで来たらしいけど
全く釣れないらしい。狙いを聞かれアコウと即答。竿を2本投入した。岡山のオッサンはビール片手に
僕の横にしばらく付きっきりになった。奥さんは車で先に寝たようで、明日の朝マズメにオッサンなりに
勝負をかけるらしい。本職はグレのフカセ師とのことだった。

2時間しても一向にまともなアタリがでない。ウミケムシが必ずかかりだした。
ちょうどハヤトがおしっこで起きたようで、車に僕がいないので泣き出した。
いったん車に戻り寝かしつける。寝かしつけながら投入している竿先のケミボタルが見える。
しばらく眺めてるとグイグイとでかいアタリが出ている。なんやおい、このタイミングかい。
10分ほどして車を出て竿をあげてみるが餌だけ取られていた。

深夜0時ころ。ふと横に目をやって驚いた!僕の釣り場所から3mのところにヘビがいる。ライトで
照らすとなんとマムシだった。え、ここ海やししかも堤防の上やのに??わからんものです。
よほど餌に困りフナ虫をもとめてここまで来たのだろう。少し近づいてみるがえさ探しに夢中。
30分ほどそこら辺をウロイロしていたが、気が付くといなくなっていた。



2時くらいに餌の青虫がなくなり強制納竿となった。岡山のおっさんがビール片手にまた寄ってきた。
堤防の先端で40cmほどのアコウがあがっていたとのこと。

翌日は磯におりてタイドプールでタコでも捕まえようという計画だったが、朝食のとき僕の粗相で
ハヤトにやけどを負わせてしまい病院へ向かう羽目になってしまった。ハヤトすまん。


このあと両膝やけどを・・・