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DRAPE~ドレープブログ~

Pen and message.のちょこっと情報ブログです

箱工作でバックインボックス

2019年04月16日 | 付属品を活用する
カバンの中身、何がどこにあるかきちんと把握していたい・・と思いつつ、ある程度の大きさがあると中でがちゃがちゃになってたりします。
ポーチだらけになって、結局目的のものが入ってるポーチが見つからなかったり、なぜか一番下になっていたり。
自立しないカバンやリュックは、もうどうしていいか分からなくなります。

バックインバック、色々探してみましたがシンプルなものがない!
ポケットがすごく多かったり、そのバック自体が重かったり。
ポケットは細かく要らないから、仕切りのようなものが欲しい・・なかなか売ってないんですね・・。

ずっと探していたのですがとうとう諦めて、自作することにしました。

私の希望を叶える形、考えるほどに「ボックス」の形が合っているように思えました。
幅はこのくらいの箱・・・と家中を探し回り、見つけたのが、栄養ドリンクの箱です。

さすがにこのまま使うのは抵抗があるので、布でカバーすることにしました。




フタを切って、一部切り取られているのでフタで型を取って貼りつけます。



結構激しいイエローとロゴなので、布を重ねても透けてしまいます。補強も兼ねて、フエルトを足してみました。
使うのは手芸界では有名な(?)「裁縫上手」を使います!

底は布を重ねて、上部は少し折り返して内側の革で隠すようにします。



あれ!?布が足りなかった・・・。うぬ~・・。

仕方ないので革で隠します。ちょっと小さかったかな。



そして内側の型を取って・・・すごくアバウトに取ったので、ここから必死で少しずつ合わせて行きます。
歯医者さんでよく、型を取って入れる時に合わせる、あの気持ちです(イメージ)。




そして、やっと完成!!
まあ何となく中と外の色も合っているし、これなら見られても大丈夫そう。

自立してくれないバックに早速仕込んでみました。



旅用のバックなので、軽くが一番。箱が入った所でそんなに重さは変わりません。



しっかり、自立してくれました!

これが使ってみるとすごくラクです!ストレスが減りました。
上からパッと見て、どこに何があるか分かる。
内側の色をもっと明るくしたら、もっと見やすくなりますね。

これを前回の懸案事項、アウロラの箱でやろうと思ったのですが、限定品の箱は大きかった!
でも定番の外箱ならいけそうです。

単純極まりないバックインボックスですが、手元にある箱を利用してお気に入りの布を使うことで、より愛着が湧きます。

次はリュックをどうするか・・・。縦型はより難しそうです。

万年筆箱の活用法~アウロラ~

2018年01月26日 | 付属品を活用する
万年筆を買うと、時に「え!こんな大きい箱?」と思うことがあります。
皆さんは万年筆の空箱を、どうされているでしょうか??

万年筆と、保証書と、たまに小さなインクが入っていたりしますが、海外製であるほど中身に対して箱が大きい傾向があります。
意外と立派なつくりをしているものも多くて、捨てるのももったいない・・と思う訳です。
かと言って、これという使い道も浮かばず、諸事情によりまして今までは涙を呑んで捨てていました。

去年買ったアウロラの「ネブローザ」。これまたとっても立派な箱に入っていました。捨てるに捨てられず持っていたのですが、そういう方は多いのではないかと思い、きっとどこのご家庭にもひとつはある(であろう)万年筆の空箱を活用してみたいと思います。

さてまずはよく観察してみましょう。



金の金具が特徴的で、すごく豪華に見えます。この雰囲気を大切にしつつ、今まで収納場所に困っていたガラスペン用品を一式収納したいと思います。

まずはクッション性を持たせるために、フエルトで全体を覆った後、布を貼っていきます。



後から思いつきましたが、下半分に布を貼る場合、フエルトにまず布を巻いてから両面テープで貼りつける方が楽です。どうなるか分からないまま始めたので、別々に貼るのは手間の掛かる方法だったかもしれません。
金具の位置をよけながら手芸用の縁取りテープで補強してみました。

そして出来上がったのがこちら。ちょっとアクセントなどつけたりして。







今回はガラスペンの収納をテーマにしましたので、ガラスペンはアクリルケースに入れてフタ部分に設置しました。
ここは厚紙に布を巻いて、ゴムを後ろで輪にしてステープラー止めしてあります。
両面テープも強接着ではないので、ゴムが伸びたら交換します。

こまごましたものを集めておく、という風にしたかったので、ボトルインクも小さめなものを選びました。工房楔のミニブロッターなどを入れてもピッタリですね。ベルト部分にはガラスペンには必要ありませんが、SUITOクリーニングペーパーも定位置として入れてみました。
ペンケースには1枚入れておけばいいですが、他の収納場所に迷っていたのでやはり一緒にしておきましょう。

このパズル的な組み立てがなかなか楽しかったりします。

布は今回、カーテンの端布(カーテン屋さんの店頭ワゴンにて購入)を使いましたが、布を変えれば和風にも、紙を使っても、革を使ってもかっこいいかもしれません。
なるべくお金をかけず(いや、箱が一番高い)何かに活用したかったので、満足です。

ちなみにアウロラの場合、限定品と定番品では箱の仕様が異なるため、定番品の場合だと一応サイズ感はこのようになります。




インクは立てて入らないので、寝かせれば入る、という感じです。サイズ感のイメージとしてご覧ください。
この箱だったらインクではなくて、スタンプやマスキングテープの収納として使えるかも知れません。
空箱はきちんと保管しておく、という方には、すいません。


また何か手に入ったら、頭の体操を兼ねて考えてみたいと思います。