DRAPE~ドレープブログ~

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装丁文庫ノートで日記帳~その後

2017年08月31日 | ダイアリー活用術
誕生日から始めて、1年で1冊を使い切るつもりでしたが、待ちきれずに誕生日の数か月前から付け始めた日記帳。(過去記事「一年で使うノート~装丁文庫ノート~」)
「装丁文庫ノート」をどうしても使って見たくて始めたわけですが・・。
その記事から1ヶ月半。せめて1か月は続けてみないとな・・とどこかで決めていたので、ご報告したいと思います。

毎日書くけど、文章の長さは決めずに書きました。書きたいことがあるときはずーーーっと書いて、そうでもない時はあっさり数行。でも毎日書く。
私の場合、ある程度ルーティンに当て込まないと続かないことが分かっていたので、日記ではありますが翌日の朝起きてすぐ書くことにしました。
眠ると昨日の出来事が頭の中で整理されて、雑念が落ちている気がします。
夜のテンションで手紙を書くとエライことになる、という経験もありますよね。

結果として、なかなかいい感じです。
今まで通り過ぎていたよく分からない感情や思いが、書くことで整理されます。ずっと実現したいと思っていたことも、じゃあどうしようか?と自分で決めていく。そういうことが出来るようになりました。

日記は読み返さない方ですが、このLiscio-1紙、繰り返しめくりたくなる紙なんです(自分比)。適当にざらっとしていて万年筆との相性もすごく良いし、手ざわりも気持ち良い。
手が切れそうなツルツルの紙もありますが、私はこの少し和紙風な度量の大きい紙が好きです。



万年筆は、修理から帰って来たばかりの中屋万年筆シガーロング黒溜です。
帰って来た時ブルーブラックのカートリッジがささっていたのでそのまま書き続け、最近のお気に入りです。他の紙に書いても裏抜けしないし、目立たないけど確実な仕事をするインク。

このノートに書き始めた時、少し戸惑ったのが「段差」。
その厚みゆえ、左ページを書く時に斜めになってしまいます。そして右ページを書く時は手が落ちるので、少々書きづらい。
そこを解決するべく、手近にあった住所録ノートを支えにしてみました。



左ページを書く時は左下に敷きます。背表紙は柔らかいので意外と平らになる。右ページの時はさらに右側に置く。文庫サイズでここまで厚みのあるノートはあまりないので、使ってみるまで気付きませんでした。

当初の予定では「1年で1冊」ペースでしたが、今の段階(1か月半)でこのペース。



どの位になるか分かりませんが、とにかく1冊書き終えたいという気持ちが強くあります。
でもこの紙面、個人的には好みです。
これを目指してなるべくびっしり字で埋めました。改行とかせずに空間を埋めていく感じです。
日付はスタンプを使っていますが、ま~これがまっすぐに押せなくて。それも味かなと思っています。

日記を付ける、ということで今まで何となく先送りにしていたことが実現したりして、ちょっと嬉しい効果がありました。
自分のことを客観的に見るためにも、良いのかもしれません。
道具で動機付けして、効果で継続。これは習慣になりそうです。

*ホームページへのリンク*

⇒装丁文庫ノート(Liscio-1仕様