人生第５章のスタートライブ

昨夜は思いっきりの我儘でステージに立とうと意気込んでいたのに・・・相棒の勝さんが家まで迎えに来てくれたときに、何を慌てたのかいつも被っているデニムのキャスケットを忘れてしまったのだ。
僕にとってあの帽子は、スーツ・作業着姿の自分から、もうひとりの自分に変身出来る、唯一のアイテムだ。　お金と時間があれば代わりの帽子をすぐさま買いに行きたかったくらいだった。　でも、どうしようもなくテンションダウンが始まったとき、ふと思った・・・「これは、今夜のステージで、いつもの　ながたたかし　ではなく、着飾っていない、いつもと違う素の　ながたたかし　で歌えということだと。　そう思うと逆に「よっしゃ！今夜は思いっきり自分をさらけ出すぞ！」とテンションアップが始まった（単純ｗ）


池田屋のオヤジとおかみさん、ブラスバンド部の後輩の吉川くん、馬場さん、Kannoさん、KADOYAさん、専属カメラマンとして来てくれた幼馴染の畑田（ノンちゃん）君、ご無沙汰だった竹中耕夢店の竹ちゃん、かずちん、そして今回ゲストで歌ってくれた、みどさん、彩さん、彩さんのお姉さんとお友達の方、そしてリードギターお願いした勝さん、僕のほんと我儘なライブに集まっていただき、ありがとうございました。　まずはこのブログの中でも再度お礼申し上げます。

そんな暖かい空気の中で、ライブは始まった。　一曲目は珍しくカヴァー曲「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう」トータス松本　でスタート・・・喉の調子を探ってみる・・・うん、いけそうかな。　今回はもう一曲カヴァーを歌った。どうしてもこの曲をこの日歌いたかったから・・・「タガタメ」Mr.Children　　オープンマイクなんかでカヴァーを歌うことはあっても、自分のライブでオリジナル以外を歌うことはここ最近なく珍しいことなんだけどね。　そういう気分だったから。


一部と二部の間で、ゲスト出演で3人に歌ってもらった。そうそう、かずちんにもカホン飛び入りさせてたな、勝さん（笑）


もう長いね、10年以上友達でいてくれる素敵な女性みどさん。（変わってるとこ多いけどなｗ）　空気が変わるね～上手いわ、ギターもだけどあのけだるいMCも楽曲の一部にしてしまうステージは楽しい。


そして親バカですｗ　長女の詩歩に歌わせました。　この夏から関東で働きながら声優を目指し一人暮らしを始める彼女と歌えるのは、これが最初で最後かも知れないので・・・曲は「ZERO」たむらぱん　「君がくれたもの」ZONE


そして今回、もうひとつこのライブには意味があった・・・水田達巳ライブで知り合うことになった、ayaこと彩さんにステージに立ってもらうことだった。
彼女は、身体中に重い病を抱えながら、幾度も余命宣告を受けたらしいが、幾度もの奇跡が彼女を救ってきたというか、これは彼女の生命力の強さなんだと思う。そんな彼女が「ながたさんのギターで歌うことが夢です。」と言ってくれたので、それならすぐやろうよ！って勢いで二度ほど彼女と合わせただけだったが、今回、ステージに立ってもらうことが出来た。　彼女が選んだ歌は、小田純平さんの「無くしたものを数えてみても」「花の遺言」の2曲。まさしく生命の叫びであり、魂の歌だった。　感無量だった・・・僕も彼女も・・・そして勝さんも、客席も。　そして彼女と約束をした・・・来年も歌おう、来年は頑張って３曲、あやさんの作詞に俺が曲つけるから・・・これで僕もまた目標が出来たわけだ。


そして感動の後にはお馴染みYajirobeで演奏する６曲、ただ相棒の曲なしで僕の曲ね（苦笑）　なんとか歌い切ることが出来た！！　しかも、「暑中お見舞い申し上げます」には、詩歩のコーラス付きで、これも家でさらりと２回合わせただけのぶっつけ本番。　彼女に訊くと、オヤジの曲で知ってるのはこれだけと・・・（ーー；



これまでにない、ぜいたくなライブをさせていただいた・・・幸せな「人生第５章のスタート」を切ることができた・・・ありがとう、みんな。




セットリスト

第一部
１・僕の人生の今は何章目ぐらいだろう（トータス松本）
２・手のひらの世界
３・飛鳥の路
４・好きだよ
５・ブラックコーヒーと黒砂糖
６・タガタメ（ミスチル）
７・２２時のバーガーショップ

第二部
１・暑中お見舞い申し上げます
２・ひまわり
３・川の流れを見ている
４・風向きを変えっちまえ！
５・あなたを初めて抱きしめた夜に（やだまさし）

アンコール
６・分岐点

5月の古墳散策DAY

5月はライブ活動が多いので、その日を休みためにこのG・Wは本日を除いて出勤にしている。　今日は小学校2年からの友人である阪やん（Qちゃん）を誘っての宇陀市・桜井方面の古墳散策に出かけた。
仕事中に見つけていた見田大沢古墳群の看板と、嶽山古墳にを楽しみにしていたんだが、下調べ不十分、石室開口していない古墳だったり、農作物を守るための動物除け電気鉄線が張ってあったりと残念な結果に午前中は過ぎた。


昼間は阪やんの知人が経営してるインドカレー専門店「UDDA」でめちゃめちゃ美味しいカレーとチャイを御馳走になりました。　色んな香辛料・ハーブのある棚の隅を見るとベースとギターがあるじゃないか！！　ってなことでオーナーさんと話をすると、またこれ池田屋に出入りする連中と繋がってたりで会話も弾み、楽しいひと時を過ごせました。


午後からは午前中と違い、石室が覗ける古墳をネット検索しながら車を走らせ、それも「この道、車進めるの？戻れるの？」みたいな山奥を走ったり、「マムシ注意！」とか書かれてる道なき林道を、草をわけながら入って行ったり、思わず根こそぎ持って帰りたかった「食虫植物」に出会ったりしながら、ひとつの古墳を探すのにへとへと・・・（苦笑）それでも夕方５時ころまであちこち散策して帰りました。


まあ、古墳に興味ない方々には、おもしろくないブログ記事やろなあ・・・と二人で話しながら、古墳散策となると若き日の少年に戻るのでした。　まあ、なんせきっかけが小学生の頃に読んだ「UFOと宇宙人」の本からですからね。
そこには謎の石造物の紹介で明日香村がアップされ、石舞台古墳の説明に「この巨石を古代人はどうやって運んで来たのか？UFOによって運ばれたのかも知れない」みたいなことが書かれてあり、そこから僕らは明日香村を歩く趣味をもったもんだから・・・笑うね～でもあの本に感謝しなければ（苦笑）