ありがとう、アンちゃん。

昨夜遅く、「カントリーキッチンアン」の看板犬、アンちゃんが亡くなりました。14歳と9ヶ月でした。

昨日はいつも通り、朝も夕方もお散歩に行っていたそうですが、真夜中になって急に…。

大好きなおうちで、大好きな人に見守られながら、旅立って行きました。

ちょうど1週間前、久しぶりにアンさんに行った時も、アンちゃんはお客さまひとりひとりにごあいさつをして回っていて、しっかりと看板犬のお仕事をしていました。

少し足腰は弱くなっていたけど、元気そうで良かった～と思っていたのです。

まさかこんな突然に別れが来るなんて、誰も思っていなかった。

淳子さんからお知らせをいただいてからずっと、からだがふわふわと浮いているみたいな気がします。黙っていると涙が止まらなくなってしまうから、今日は１日中、からだを動かしていました。

1週間ぶりにバスに乗って会いに行ったアンちゃんは、今まででいちばん、穏やかできれいなお顔をしていました。

何か楽しい夢でも見ているような、笑っているような、ずっとずっとそばにいて見ていたくなるような、いいお顔でした。
生きていないなんて、うそみたい。本当に本当にうそみたい。


今夜眠って、朝、目が覚めたら、全部夢だったらいいのにね。

大阪で生まれて、赤ちゃんの時、厚田にやって来たアンちゃん。

ハスキー犬なのに、全然こわい顔じゃなかった、美女犬アンちゃん。

カントリーキッチンアンの扉を開けると、いつも静かにお出迎えをしてくれたアンちゃん。

たくさんのあたたかい思い出をありがとう。

また、いつか、会いましょう。
きっと…きっとだよ。