BRM中部300

今回はAJ中部主催のブルべに参加してきました。
初の300ｋｍで不安はありますが、DNFした時の準備だけは
しておきました。

前日は家に着いたのが11時少し遅くなり、最後の準備で
天気予報を確認しながら合羽をサドルバッグ
から出すことにした。

寒さ対策はアンダーでしのぐことにする、これは泉佐野や
神戸西のときで実証済。
上に着るよりアンダーを着替える事で格段に暖かい。

当日は、3時起床なので正味2時間の睡眠。
3時半に出発。

途中、関ヶ原あたりでは雪が舞っている。
バッグの中には合羽がない…

6時頃にコンビニに寄ってから光明寺公園に到着。
隣の車はｂｏｓｓさんです、朝一番で知り合いに会えて
心強いこと。
そしてチコリンさんともご挨拶。
続々と知った顔の方も登場、ブルべの楽しさですね。

スタート前のブリーフィングの頃は日も差してきて
寒さは感じなくなってきた。

8時ちょうどにスタート。
今回も誰にもつい行かず自分のペースで走ることに
ペースが合わなければすぐに車列から離れるよにする。

スタートしてすぐの堤防道路では長～い車列になり危険なので
車列を切るようにペースを落としながら走る。

いなべ市に入ると雪が降ってきた、2年前の泉佐野の雪を
一瞬思い出すが空を見ると南の方向は明るくなっているので
山の影響だろう。
適度なアップダウンがあるが頑張らないように進む。

ほどなくＰＣ１到着。
ここではｂｏｓｓさん会えました。どこまで会えるかな
ひょっとしたら最後かもしれないなと思い、出発するｂｏｓｓさん
を見送る。
今日は食べる事もテーマにしてある
前回の神戸西では食べなくてハンガーノック気味で、最後の35ｋｍ
をにしやすさんに引いてもらった。
炭水化物をおにぎり２個買って１個はすぐに食べてもう１個は
持っていくことにする。

ＰＣ１を出てすぐに本日の山岳コースに入る、山岳と言っても
激坂はないがＱシートの一区間が40ｋｎとなっている。
要は40ｋｍどこも曲がらない道なのである。
この区間は帰りは真っ暗になっているので道の特徴を覚えるように走る。
きっと帰りの肝ポイントだと思う。

やっと40ｋｍ区間が終わるとバイパスだが風は追い風、ここでｂｏｓｓさん
に会ってしまうがきっと何かあったのだろう。
聞こうと思うが速いので付いていけないので一人旅をすることにする。
バイパスが終わり田舎道を走っていると腹が減った気がしたので、普段だったら、
たぶん食べないで走っていると思うが先ほど買ったおにぎりを食べる。

ＰＣ2到着。
さっきおにぎりを食べたばかりだが無理やりアンパンを食べる。
ホットコーヒーを飲んで出発。
この先は市街地走行なのでＱシートはしっかり頭にたたみこむ。
P46の船江南で前の走者が3人まっすぐに行ってしまったので
声をかけたがそのまま行ってしまった。
GPS装着率が高いので彼らなりに考えての事だと思うので
そのままにした。

ＰＣ３到着。
やっと半分終わった。
ただここまではずっと追い風、150ｋｍ走った平均速度が
24.3ｋｍ/ｈこれって普段自分が走っても出ない速度。
追い風だけなら良いが知らないうちに頑張ってしまった
なら帰りはつらいことになる。

あとは帰るだけだが伊勢神宮が折り返しポイント



向かい風の中、市街地をくねくね走り
途中合流した二人組の方と先頭交代しながらＰＣ４到着。

ＰＣ４到着。
ここから先は例の40ｋｍ区間があるので、休憩と補給を
たっぷりととる。
そして夜間走行に備えての準備。
二人組の出発とちょうど同じになり先頭走るが
すぐに右ひざに違和感を感じ先に行ってもらう。

バイパスでは向かい風で思うようにスピードが乗らない。
登りではまったくと言っていいほど回せない。
こんなんで40ｋｍ区間走れるのかと心配になる。
ＤＮＦなら亀山か…そこから先は駅はない。

違和感を感じた右ひざも無理をしなければ問題なさそうなので
そのまま走る。
来るときに確認したおかげで真っ暗な細い道も
感覚が覚えていたので楽だった。
ただ登りになるとファイナルローでゆるゆる登るしかないが…

この区間が終わればあと２ｋｍでＰＣ５、ここでまた道に迷って
いる方と一緒にＰＣ５へ。

ここまでくれば完走は見えてきた。
ゆっくり休憩を取りたいが外は寒い、帰りも雪が降ってたりした。
長居は無用、体が冷えるだけなのでレシートチェックだけで
すぐに走りだす。

走っても体は暖まらず、足の先は冷たくなっている。
東海大橋を渡ると堤防道路を２０ｋｍ走るがこの区間
が一番つらかったかも知れない。
ずっと真っ暗な向かい風の中一人で走るってつらい・・・
って言うかつまらない。
最後はサイコンの距離表示をずっとみてあと何キロって
ことばかり見てました。

公園の明かりが見えた時はやっと帰ってきた、ってホントに思った。

到着は０時４０分頃だったと思う。


初めての300ｋｍ不安は沢山ありましたが完走出来て
本当にうれしかった。

ただこの先走るかと言ったら今は考えたくない。


中部のスタッフは少ない人数で効率よく運営されていた感じでした。

スタッフの皆さんありがとうございました。
そして一緒に走った皆さんありがとうございました。