へぇ～。

今日もお店暇だったよ～

そうそう　『閑古鳥』って『かっこう』の別名なんだって
・・・今日はだから『閑古鳥』の日

漸く　お昼過ぎになってお客様が・・

マダム風の奥様（５０前後かなっ）２人組。
・・・ちょっと香水の匂いがキツイ・・　みね苦手

『お食事とカクテルを・・・・・』
・・・う～ん・・お洒落な雰囲気

会話も弾んでるようで　お食事のペースが遅い・・・
それでも　懐石だから　食器は順次下げていきますことよっ
（・・・・みねまで　お言葉がマダム風～）

えっと～・・・食事も終盤戦ですが『お漬物』がまだ・・・。
（京都のお漬物が３品入った・・）

もう　少し待ってみた方がいいかなっ？？
デザート前にもう１度・・確認して　『下げてもよろしいですか？』って
聞けばいいし・・・


『・・・・あの～？？　こちらは下げてもよろしいですか？』

客『お願いします・・ご馳走様でした。』とあっさり・・。

もう１人のお客様が
『・・・漬物嫌いなの？？』って聞いてた。

そしたら　お客さん
『・・・今まで　漬物なんか食べた事無いの。人生に漬物食べるなんてありえない生活だったから～　必要ない物なの・・・』


みねともう１人のお客様・・
『へぇ～～～～～～～～っっ』ってハミングしちゃった・・

・・・・そうなんだ
たかが『漬物』だけど　人生語られちゃったよ～

その後も２人のお客さんの会話は『漬物』の話で盛り上がってた。
どうやら『梅干』は食べられるらしい・・・（会話がどうしても聞こえてしまう・・）
　
『漬物』ってさ～昔の人が考え出した食べ物だよね～？？
保存食とか・・さっ・・・すごいよね
でも　嫌いな人が居るなんて　始めて・・・。

まぁ～　人の好き嫌いをどうしろ！って話じゃないから
いいんだけど・・・

『へぇ～・・・・そうなんだ・・・』頭の中でエコーかかってる状態　

もし　この世に『漬物』しかなかったら　あのお客さんど～するかな？？
・・・それでも『わたくしの人生に～～・・』って語ってるかな？？
自分の子どもさんの嫁ぎ先が『老舗の漬物屋』だったら
堪忍して食べたりして・・・・・



・・・もう　ダメだ～

今日も暇過ぎて　余計な事ばっかり考えてる・・・。

早く家に帰りたい・・・