娘の所属する吹奏楽で
日曜日に『3年生を送る会』があった
体育部とは違って
吹奏楽は校内音楽会(文化発表会)の演奏が最後となるので
いつもこの時期に引退する三年生と父母を招待して
『3年生へ~』と1・2年生が演奏をお披露目をしている。
新部長さんが ちょっと緊張した表情で
3年生と父母の前へ立ち
静かに 挨拶をする
・・声が震えてる
・・いまにも泣きそうな小さな声で
『・・・頑張って練習しました 聴いてください・・・』
大きな拍手の余韻の後
ディズニーパレードが始まる
・・・娘の顔は相変わらず 大きなチューバで見えない・・
音は弾むように 軽やかに 時には静かに流れるように
同じ楽器の音なのに・・
同じ♪なのに・・・
なぜかぎこちない・・。
そんな下級生部員を見守る 先輩達の優しい目が印象的で
その表情に 胸が熱くなった・・。
演奏が終わり
パートの先輩ひとりひとりに言葉が送られる。。
大会前 ある事情で
練習が出来なくなって
焦りや 苛立ちや 悲しみで
なんどもぶつかりあった子供達
それでも 先生達に認められたくて
部活の大切さを下級生たちに分かってほしくて
朝はやくから 挨拶運動したり 教室 廊下の掃除を
自主的にしたり・・・
愚痴をこぼさず 立派にやりとげた姿
コンクールは銅賞で終わったけど
『とても大切な事を教わりました・・』と
『先輩達が大好きです・・・・・・・』と
それぞれのパートリーダーが
先輩に言葉を贈った。
涙でうまく言葉に出来ない子ばかり
そんな後輩をみて3年生が優しくうなずく。。
そんな姿を遠くで見てる親が貰い泣きをして。
親の知らない場所で
しっかり子供達は成長してる
子供達それぞれ 自分がココにいる必要性と責任感と
そして 自分ひとりじゃ達成できない事があるという現実と
コンクールで良い賞をとる事も
みんなの心がひとつになって 初めて実現するって事も
そんな言葉のはしきれを集めてたら
急に胸が熱くなって 気がつけば娘より私が泣いてた・・。
良いな。。
青春だな。。
・・・・戻りたいな。。
・・・・みんな 元気にしてるかな。。
あの頃を思い出した深い深い1日だった。。
来年はいよいよ娘の番。
また
泣くのかな・・・・・