授業参観。

二学期最後の授業参観が午後からありました。

まぁ～　娘達・・朝からテンション低い低い・・・
・・・『嫌だな～』の連呼・・・

で　『何が嫌なの？　勉強？　』・・・な　訳ないよね～・・

『ストーカーの様に　娘達を監視する母の態度』が嫌なのだ・・。

実は先月も『学校を考える』と言うイベントがあり　市の教育関係者を含めての授業参観があった。

普通の参観会の２倍は大人達が各教室を巡回してる・・

娘達の教室覗いても　一歩出遅れると教室に入れ無い状態・・

が・・・・ラッキーな事に次女は廊下側に座ってる・・
これ幸いと　次女の真横に『ピタリッ』・・・
・・・・・娘　固まる

『仕方ないでしょ～』って言った母を無視した・・

が・・・隣の席の男の子が『お前のお母さん？』なんて騒ぎだす
その言葉も聞く耳モタナイ娘・・・

・・・とにかく前科がある母に対して　娘は今回　ど～しても母に大人しくしてて欲しかったようだ・・気持ちは分らない訳じゃない

だから　今回は大人しく廊下から娘を観察・・
・・・黒板も見えないから何勉強してんだか分んないし・・
娘が何処にいるか分んないし・・・　

普段から発言するタイプじゃないから　声すら聞こえない・・。
幽霊部員かぁ～

ハーフタイムが過ぎて　長女の教室を覗く・・・

・・・娘が居ない・・。　焦った・・・

『・・・・○○ちゃん　隣のクラスですよ・・ほらっ　少人数制に変わったから』・・とお友達ママ。

・・・聞いて無かった　嫌・・教えてくれなかった・・あいつ～

・・・仕返しに　娘の真後ろに立ってやった

無反応だった。　なめられたもんだ・・・・

まっ　そんなこんなで帰宅して　娘の帰りを待った。

そしたら　次女が言うんです～
『・・なんで　ママ　教室に来てくれなかったの？？』

・・・・ほらねっ　そう言うと思ったよ

結局　そうだからさっ

長女は言うだろうな・・
『ママが傍に居て　やりにくかったよ～』ってさっ。

・・・そしたら『えっ・・ママ来たの？？』って

母が来たのも気付かないほど　そんなに君は　授業に集中してたのかい？

・・・それとも　その言葉も母への反抗なのかい？？

最近　なんだかさ～　娘達との『心の温度差』感じるんだよね～

・・・・・・・あ～　寒っ・・・・・　

命。

この１週間で・・娘達と『命』について話す事が増えた・・・。
　

多少のドラマの影響もあるが・・
　　　
やはりきっかけとなったのは広島の女の子が殺害された事件。
そして　その１０日後に起きた栃木の事件。

娘達と『この事件』について話す事が　娘の心にどんな影響を及ぼしてしまうのか・・その先の事は親には分らないが・・

リアルに『命』の大切さを知って欲しかった・・
親の身勝手さに過ぎないかも知れないけど・・・。

　
この事件・・
日々追う事に残虐な手口で殺害された事が浮き彫りになる。
・・・・新聞を読んでも　ニュースを見ても怒りと悲しみで涙が溢れてくる・・。

どうして　こんな幼い命を奪ったのか・・・。


下の娘が道徳の時間に『命』を勉強したのも最近。
『母から娘へ・・』と手紙を書いたのもつい最近。

１番大切な物は『命』　２番目は『家族』
娘はそう答えてた。

そして『産んでくれてありがとう』と書いてある手紙を娘から貰った。
　
・・・・・娘へ渡した手紙を再度読んでみた・・・

『たったひとつの大切な贈り物』『あなたが産まれてきてくれて嬉しかった』『幸せを運んで来てくれてありがとう』　。

娘が此処に居る事が当然のように書き綴った手紙なのに・・
何故か涙が溢れてしかたなかった・・。

愛しさが込み上げてくる。
この子達を守らなきゃ・・・何があっても守ってあげなきゃって・・。

・・・・亡くなられた親御さんの気持ちが重なって・・
また　泣けてくる・・。

声が聞こえる・・
手が温かい・・・
・・・・触れ合える事の幸せ・・・

何も特別な事では無い日常が今は愛しい・・・。



娘達は忘れてなかった・・
何年か前に起きた事件を。

ゆりちゃんという女の子が遠足の帰り道　誘拐又は事故に巻き込まれた事件。
・・・・まだ　犯人は見つかってない。

この時と今回の事件が娘達の中で重なる・・

『・・この子も死んじゃったの・・かわいそう・・』

大人として親として今後の課題は大きい。
安全への意識を高めるのに　学校だけの力では不十分・・
地域の連帯も大切になってくるだろうし・・・

でも　その前に出来る事があるとすれば・・
自分の子どもが誰と仲良くしてるのか　下校は誰と一緒に帰ってくるのか　子どもが今　何に興味持っているのか・・・・
何かあったらすぐ電話できる親同士の繋がりがあるか・・とか。
　
・・・子どもの行動を把握しておくのも大切だと思う。

『知らない人についていっちゃダメだよ』
『何かあったら防犯ベル鳴らすのよ・・』

・・・・毎朝　こんな事を挨拶変わりに言わなきゃいけない世の中になってしまった事が悲しい・・・。


二度とこんな残虐な事件が起きない事を祈るしかない。



・・・・どうか安らかに眠って下さい・・・。
・・・・ご冥福をお祈り致します・・・・・・。