娘が幼稚園入ったと同時に仕事を始めた私に
娘達は覚えたての ひらがな で手紙を良く書いてくれてた
『まま おしごと がんばて』
↑・・『がんばって』が『がんばて』になる
小さい『っ』が書けない
『まま さみしいから はやく かえてきて』
↑・・『かえってきて』も『かえてきて』になる
そんな娘達の手紙は 後ろめたい気持ちを引きずって仕事に向かう
私にとって 時には嬉しくもあり 寂しくもあった。
長女は1歳8ヵ月でお姉ちゃんになってしまった。
周りからも『しっかりしてるね』って言われ・・・
本人も『お姉ちゃん気質』を発揮して 妹の面倒も良く見てくれた。
・・・・そんな頑張りが親として心配でもあった。
『ままと交換日記しようか?』
年中あたりから『字・絵』を書くのが好きな長女に話した。
娘は嬉しそうに『うん』と言った。
娘の書く内容は『幼稚園 頑張ってるよ!』『友達と仲良くしてるよ!』『ままいなくても頑張るよ!!!』・・・・。
・・・・そんなに頑張らなくていいのに
心配かけまいと頑張ってた娘が
『・・・幼稚園行きたくない・・』と言い出した。
『ままと一緒にいたい・・・』と。
私は『チャンス』だと思った。
幼稚園に『体調が悪いので休ませます』と電話をいれて
その日は 1日思いっきり2人の時間を満喫した。
美味しい物食べたし ゲームセンターも行ったし・・・
その帰りの車の中で 娘は
『・・・明日から幼稚園行くよ・・』と言った。
『もっと 休んでいいよ』と言った母に
『・・・もう いっぱい遊んだからいいよ』と言った娘。
・・・・娘は娘なりに小さくて未熟な心ながらも
一生懸命 自分がどうしたらいいか・答えを探している。
親として 子どもに出来る事があるとするなら
いつも寄り添って 見守ってあげる事。
こどもが『もう・・充分だよ』と気持ち満たされるまで
話を聞いてあげる事 導いてあげる事 諭してあげる事
・・・答えは 子どもに自身の心がちゃんと決めていく。
時間かかっても その子のペースで・・・
娘と一緒に過ごす時間というのは限られているだろう・・
まだ 一緒に居たいと思っても・・・・
そして 今日 久しぶりに上の娘から手紙を貰った。
『ママへ・・・・
携帯買って下さい
もう 機種も決めました。』
・・・・・あの~???
私の子育ては間違ってたんでしょうか・・・・