DIAMOND12

平凡だから面白い!!

最近は写真ばかりの投稿になりつつあります…。

価値。

2005-11-23 | ひとりごと
引越しを期に 愛読していた雑誌はかなり捨ててきた・・はず・・

はず・・だった

でも 愛読進行形の雑誌は 毎月必ず出版される訳で~・・
・・・今月も・・来月も・・
タイトルを微妙に変えて・・・・。

なかなか本って愛着もあって 捨てられない。
かと言って 大事な所だけ フォルダーにまとめて コンパクトに収納
な~んて そんな面倒な事したくないし・・

特に インテリア関係の雑誌は 硬いし厚いし値段もお高い

でも・・好きだから ついゲット

ココ最近は カントリー雑誌に趣向も変わり
インテリア雑誌は収納スペースの端の端っこに居場所を移した

もう どれ位 手に取って見てないんだろう~

・・・家の近くに『本を売るなら ブックオフ』が出来た。

うん
そうだ・・・・ この本を売りに行こう
みねは充分 この本で知識も教養もセンスも磨かれた・・
・・・・もう 充分だ・・

この本だって きっと読んでくれる人の元へ行きたいはず
・・・そうだ
・・・そうに決まってる・・

この本はまだまだ活かされるべきだ

10冊の重たくて厚い雑誌を下の娘に手伝ってもらいながら
いざ 出陣

開店前のお店には まだまだ雑に色んな種類の雑誌やゲームソフトが
テーブルに置かれている・・

みねの前にも高校生の女の子が ダンボールに入れた単行本を査定して貰ってる。
・・・・『お小遣いでも欲しいのかな~
下の娘と和やかな会話をしていると・・

『・・・・査定終了しました』って店員さんが微笑む

『・・・・えっと 10冊なんで 100円になります』再び 微笑む


『・・・・・えっ??・・・100円ですか・・』・・・固まる娘と母

頭の中でスイッチが入った

・・えっと この雑誌は単価1,500円なんだよね~
・・って事は何割引きかな~
・・いやいや・・もっと低い計算の仕方を出さなきゃ・・
・・『100円』って

・・・・・・・・どんなお金の単位だった

『どうされますか? 売りますか??』と店員さん。

『・・・・いえ ・・・・・・・いいです

・・・この本は読まれる人の元へ行けばいい・・
この本はその方が幸せなんだ・・

そんな 綺麗事では済まない現実を知ってしまった

100円なんて安すぎるんだよ
折り目もつけず綺麗に取り扱ってきたんだよ!!
この雑誌買うのに 何度店内を往復したか・・
1500円してるんだよ・
1冊だよ・・・1冊がだよ・・

・・・・せめて 500円でもいいからさ~・・
現実は厳しい・・・

帰りの車の中で 下の娘が言った

『・・・・・ママ かわいそう・・・・・』

そして 強気に明るい声で母は言った

『・・ママが可哀想じゃなくて 本が可哀想でしょ

・・・・ったく 悔しい

こうなったら 嫌でも この雑誌とことん読み返してやる。
再び センスを磨いてさっ

みね・・・何ムキになってるんだろう・・・

100円ってどうよ~