旧タル★タル ソース♪♪

お引っ越しいたしました。

DOOR TO DOOR

2009-03-31 16:09:06 | 嵐 ドラマ

DVDの調子が今ひとつで、ちゃんとみれるのか心配でしたが、何とか観れました。

いいドラマでした。
ニノが番宣か何かで、「障害者の役は難しかったのでは?」というような質問に対して、
「脳性まひの人とか、障害者っていうように、ひとくくりにできるものではなく、そういう個性持った英雄という人を演じた」的なこと(すみません、いくつか場面での答えを私が合体している傾向はあるかも、でもそんな趣旨のことを言っていたように思います)と言っていましたが、ドラマを見終わってその意味がよくわかったように思います。

ごくごく初めの方こそ、「ニノなんてうまいんだろう」とちらっと思ったけれど、あとはそこにはニノはいなくって、「倉沢英雄」という、半身は不自由で、片手がうまく使えなかったり話し言葉は若干不明瞭だったりするけれど、明るくてすごくまっすぐで、礼儀正しく、他人に対してまっすぐに応対できる、卑屈にならず自分の現状を受け入れた上で、自分ができることを精一杯頑張っているそんな20代の青年がいただけでした。

そして前半こそは障害を持つことの大変さを感じたりしましたが、後半はそこに英ちゃんがいるだけで、単なる障害者の人の頑張った話ではなく、誰もが自分のこととして共感できるストーリーになっていたと思い、そこが良かったなと感じました。

前半は、息をのんで見つめているという感じで、涙があふれてという感じでは私はありませんでした。
ちょっと、うるうるしたところはあったけれど、一気に涙があふれてとまらなくなったのは、英ちゃんが今まで「父さんの言葉」として聴かされてきたものは、実は「母の言葉」だったと気づいて、入院中のお母さんにそのことを言うシーンですね。「うそだったんだね、でも父さんの言葉だよってうそをついてくれていたおかげで、父さんを身近に感じることができた。ありがとう」って話すところです。
英ちゃんのお母さんに対する気持ちにぐっときました。


あと、父の言葉ということで、いろいろな言葉がでてきましたが、いろいろ考えさせられる良い言葉が多かったですよね。
その中で「やりたいことと、できることは別」というのがあって、最後に「やりたいことと、できることは必ずしも別じゃない」っていうふうに変わるんだけど、これも、考えさせられる言葉ですよね。
ニノはHPの中で、この言葉について「僕が所属している事務所の人間は・・・・・・(中略)、入った当初から「出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか」という教えを言われてきているので、 「出来る事とやる事が別」とは思わないですね。クオリティを求めるのは、自分が本当に大人になってからでいいと思うので、出来ないからやりたくないという選択肢はなかったですね。いい教えだなと思います」というようにコメントをしていました。
このニノの発言を見て、彼ら(嵐くん達)がやっていることにすごく納得がいく気がしました。


あとね、「最初の一歩は誰かの手を借りることは、悪いことではない」的な(すみません、いい加減なレポで)言葉があって、これもね障害云々ではなく一人で生きているわけではないのだから、そうだよねと感じたことでした。

また、「どんな仕事でも最後に残る人は最後まで続けた人だ」(すみません、これも大体で)という言葉もあって、これもねやっぱり肝に命じる言葉だなって感じました。



ニノの演技については、ただただすごいの一言ですし、樋口さん、加藤ローサさんともすごくいい感じの親子、同僚だったなって感じました。

ニノについては、HPで、プロデューサーの方や樋口可南子さん、監修された神奈川県障害者自立支援生活センターの事務局長・鈴木治郎さんも、演技を絶賛されていました。(こちら→)

ながながととりとめなく書いてしまいましたが、読んでくださった方ありがとうございました。

 



6 コメント

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Unknown (ららな)
2009-03-31 17:52:57
タルタルちゃん、こんにちは!

タルタルちゃんのレポ、頷きながら読みました。
私ね、なんだか考えがまとまらなくて、感想も未だ書けずにいたんです。。
私も涙ながらに。。って感じでは観てなかったの。
息をのんで(まさにそうでした)観てはいたけど。
ニノちゃんも言ってたけど、これは障害者のドラマではなくて「親子・人との絆」のお話なんだよね。
お母さんが亡くなってしまったけど、最後は前向きに希望が持てるお話だったのが、すごく良かったと思いました。

あぁ、やっぱりまとまらないわ(汗)ごめんね。
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Unknown (ゆきぼん)
2009-03-31 20:45:57
こんばんは

いいドラマでしたね。
前作、前々作とは少し趣の違うドラマだったので、私も涙を流したシーンはタルタルちゃんと同じところでした。
それより、希望とか明日に向かっていく力とかそういうものが大きかったですね。

すごく満たされたのだけど
もうにのの次のお芝居が待ち遠しいです。
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ららなちゃんへ (タルタル)
2009-04-01 00:05:22
いろんな思いが湧いてきて、うまく表現するのが難し感じがするよね。
何か単にただかわいそうとかいうのとは違うし、障害は障害として受け入れている上で、お酒も飲むしカラオケもいくし、周囲の人々との本当に対等なつきあい、交流があって、その上で親子の結びつき、そして普通ならなかなか困難な障害者としての自立の話もあり、一筋縄ではいかないよね。
でも、だから人間としてすごく魅力的に英ちゃんが描かれていたのかなって気がします。
描きようによっては、すごく湿った感じになってもおかしくないと思うけれど、すごく前向きな気持ちになれたし、お母さんもある意味安心して逝けたのではないかと思うので・・そこが良かったよね。

しかし、改めて、ニノの演技力ってすごい!!って思ったわ。
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ゆきぼんちゃんへ (タルタル)
2009-04-01 00:11:30
私、前々作はみていないんだけど、少なくともマラソンとはちょっと違うよね。
自閉症と脳性まひという、病気の違いもあるし(脳性まひの方は、身体的な障害なので)
母親像の違いも大きいよね。
また、描きたいテーマ自体がそもそも違うからということなのかもしれない。
でも、今回の方がより自分にひきつけて共感しやすい気がします。

>すごく満たされたのだけど
 もうにのの次のお芝居が待ち遠しいです。

うん、また別のニノが観たいよね。
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遅くなりました(><)☆ (なおみ)
2009-04-02 09:09:42
タルタルさん、こんにちは。
TBも飛ばさせていただきました。
もしTBとかお嫌いでしたらサクッと削除しちゃってください。

>そういう個性持った英雄という人を演じた

そうそう、どこの雑誌でもそんな風に答えてましたね。
「障害というよりひとつの個性として」また
「働くことは誰にとっても大変なことですから」とも。
それよりも「親子の絆」がメインだと語ってましたね。
何れにせよ只者じゃないですよね(あの若さで)

そうそう「プレミアム」のリクエスト特集も面白かったですね。
記事書きたいものが沢山あるんですが
時間も無いし、なかなか追いつかないです(泣)
Wバンビの連ドラはリアルタイムで(意地でも)
アップして行くつもりです!
またよろしくお願いいたします。
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なおみさんへ (タルタル)
2009-04-02 13:06:09
コメントありがとうございます。
TBも大歓迎です。(自分ではなかなか習慣になっていないので、あまりやっていないだけなので。トライしてみようかな)

ニノはいずれにせよ、ただものではない!
プレミアムをみていても、努力とか悩みとかを見せないからサラッとやってのけているように思うけれど、あれをサラッとやれる人間はそうはいないと思うし、みえないところで、いろいろ考え努力しているんだろうなって思います。
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