旧タル★タル ソース♪♪

お引っ越しいたしました。

2009冬クールのドラマ

2009-03-25 21:11:25 | ドラマ

冬クールのドラマも、終了。

今回、脱落せずに最後までみたのは、
「ヴォイス」(フジ 月9) 
「メイちゃんの執事」(フジ 火9)
「トライアングル」(フジ 火10)
「キイナ」(日テレ 水10)
「歌のおにいさん」(テレ朝 金11:15)

「ありふれた奇跡」(フジ 木10)は脱落しました。
もうやめようと思いながら、加瀬くんに期待をしていましたが、話しがまどろっこしくて(いろいろ、痛みや悩みを抱えているのはわかるんだけど、共感がうまれない・・)何かいい加減面倒臭くなってしまいました。

それでは、以下観終わっての私のおすすめ順に、感想を。


ちなみに、今クールの最もお勧めは、私情バリバリですけど「歌のおにいさん」

まあ、大野智さん主演ですので。
ただ、声を大にしていいたい。
嵐ファンであることをかなり差し引いても、定番的テーマを役者さん達の面白さでとても楽しめるものに仕上げていたと思います。

テーマ的には、追い込まれた、大人になりきれていない主人公(矢野健太こと大野くんです)が、いかに成長していくか(なんて、ざっくり!!)という、まあ古典的というか、古今東西繰り返されてきたテーマではあると思うのですが、大ちゃんをはじめ木村佳乃さん、片瀬奈々さん、戸次重幸さん等等、「みなうた」の番組出演者の面々はかなり皆様ふっきれた演技で、コメディとしての楽しさ満載でした。
そして、須藤理沙さん、小野武彦さんといった矢野家のお父さん、お姉ちゃんとのやりとりは、ウエットになりすぎず、すごくいい感じでほのぼのしみじみするんですよね。
そして、仲間に裏切られたと思い、なげやりになっていた健太がいろいろ経験しながら成長していく姿に「うんうん、そうだよね」って素直に共感できる。
奇をてらわず、笑って泣けて、幸せな気持ちで観終われるところがよかったなって思います。

ちなみに大ちゃんについては、演技のふり幅の広さに脱帽です。「魔王」の成瀬は何しろ表情の一つ一つに口にはだせないいろいろな感情がこめられていてすごかったけれど、「歌おに」も笑顔の変化に注目です。はじめはね、ありえないくらいの作り笑顔なんだけど、それが自然な笑い顔や、温かな笑顔にかわっていく。そのバリエーションもいろいろ感じられます。
あとね、体でみせる演技ってスゴイなって思いました。立ち方、歩き方に本当に感情が感じられるんですよね。
(ファン的には、大ちゃんのLOVEな場面もちょっぴりあって、手をつないだり微笑みあったりする時のその微妙なテレがかわいかったりしますが・・まあそれはおいておいて)



次は、「メイちゃんの執事」と「キイナ」がほぼ同列でしょうか。

それでは、「メイちゃんの執事」から

いい年してと言われそうですが、こういう路線結構大好きなんですよ。
かなりありえない設定なんだけど、もうありえなさに徹していたじゃないですか。
だから、逆に中途半端感もなく楽しめたかなっていう気がしています。
榮倉奈々ちゃんはかわいかったし、ルチア様の山田優さんは、思いっきりいやな女の役で・・彼女中途半端にいい人役より、思いっきり虚構っぽい中での嫌な女役、いさぎよくやっていて好きです。
水嶋ヒロくん、執事が板についていましたよね(っていうか、ホントはあんなしゃべり方する執事っていないと思うけれど・・あんなふうにつき従ってくれたらステキというふうに思わせるところがいいかも)
水嶋ヒロくんって、「私たちの教科書」のオタク教師役で出ていた時から気になっていて、「花ざかりの君たちへ」の寮長役がチャランポランなんだけどとってもかっこよくて、「絶対彼氏」も私は速水もこみちくんよりも、ヒロくんの方がツボでした。
まあ「Roomん of King」は初主演だったけど、深夜帯だったこともあって、ゆるーい感じでのびのびやっていたけれどね。今後が楽しみです。



「キイナ」

正直観はじる前はどうなのかな?と思っていましたが、みたら面白くって。
菅野美穂さん、好きな女優さんですけど、今回のキイナ可愛くって、きっと彼女の当たり役になりそうですよね。
超常現象を扱うっていうテーマも、ただの刑事ものと一味違って、新鮮で面白かったと思います。
スペシャルとか、パート2とかがあってもよさそうなそんな感じだと思いました。
平岡祐太さんも頑張っていましたよね。かっこいいし、連ドラもすごくでているし、あと一歩波がこないという感じですよね。(ちょい地味なのかな・・)
頑張ってほしいなって思います。

次は「ヴォイス」

法医学研究室という、医者ものと刑事ものを合体させてテーマも新鮮だったし、生田斗真くんも石原さとみちゃんも好き。瑛太くんは、ものによるんだけど、これは良かったと思います。
面白かったけれど、見ずにはいられないはまり方というのともちょっと違う感じ?かな。
基本1話完結型であったこともあるけれど、1話見逃しても、すぐにキャッチアップできる気軽さがある反面、ちゃんとしっかりみなきゃという気にならなくて、けっこう観流しちゃったかも。(もっと真剣に観ていたら、感想も違うのかな)
かなり、重いテーマを扱っていて、いいドラマ、良心的なドラマだなとは感じていました。


そして最後に「トライアングル」

正直、前半の方で、見るのやめようかなとくじけそうになったこともありましたが、後半特にラスト2回くらいは本当に面白かったです。
一番感じたのは、これ原作を本で読んだらすごく面白いミステリーなんじゃないかなっていうこと。
最初の方、話がどんどん広がる中で何がテーマなのか見失いそうな気も。、悪くはないけれど、うーんって思ったこともありました。
後半話がどんどん収斂していって何かテンポも出てきた気がするんです。
逆に、話をある程度整理して映画とかにしても、おもしろいのかなっていう気がしました。

キャストが何しろ豪華で、それが話題だったと思うのですが、主演の江口洋介さんは良かったですね。あと広末さんも良かった。
吾郎ちゃんは、私は今回2番手で良かったなって感じました。
吾郎ちゃんのドラマはあまりシリアスなものより、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」のようなコメディタッチのものの方が好きだし、あっていると思うんですよね。そういう意味でも今回2番手くらいの方が自由にやれて良かったのかなっていう気がしています。
(もともと、吾郎ちゃんはSMAPの中でごひいきなので)
北大路さん、木村くんの次は吾郎ちゃんと親子役でしたね。


尚、今回平均視聴率のトップは「キイナ」で14.57%、2位が「ヴォイス」の14.56%、3位が「メイちゃんの執事」で14.05%です。
このへんはほぼ横並びですね。(特に、1、2位は)
ちなみに、「トライアングル」は4位で12.36%、
「歌のおにいさん」は6位で10.76%でした。「歌おに」は23時台っていう深い時間帯であることを考えると、大健闘だったのではないかなって思います。

もし、興味のある方は「Audience Lating TV」のページから、数字はとらせていただいていますので、みてみてください。