CB1100 で犬飼の滝に行きました。

大河ドラマはあっという間に、最終回になったようで。

龍馬暗殺のシーンで、選挙速報のテロップがカブッたせいで苦情が

あったとも聞いていますが、最終回の視聴率はなかなか良かった

との話ですね。（昔は、巨人戦もこれくらいあったんですが。。）

さて、放送終わってから動き出す、天の邪鬼大王の私であります。

今回は、坂本龍馬とおりょうさんが新婚旅行で訪れたという

犬飼の滝と、和氣神社であります。

では出発！

高速なら、東九州道・隼人東 IC か、九州道・溝辺鹿児島空港 IC だと

思います。（どちらからも、30 分はかからないと思います）

隼人東 ICから来た方が、当時の足取りに近いので、雰囲気出るかも。

国道 223 号から県道 470 号に入ると、例の如く、”本当にここ？”という

細い道になりますが、ズンズン進むといきなり道路が

開けて、駐車場の場所に出ます。

彼らがここを訪れたのが 144 年前。

なんか、凄い。。

駐車場内に、滝見台があります。が、

この滝見台に上っても、滝の全体像は見られません。

画面中央、判ります？

こんな感じでしか、見えません。

柵を越えて、前に行けばもう少し見えますが、かなり危険です。

それでも、迫力は結構なモンです。

谷底にどこからか降りられるんでしょうね。

（龍馬が釣りをした、との話もありますし。）

滝の駐車場から、道路を挟んで反対側に、和氣神社への

階段があります。

（ 道路を 400 m ほど進んで左側から、神社への駐車場入り口も

ありますので、そちらの方がラクであります。）

私は、バイク用ブーツでここを登り、息が上がりました。。

神社駐車場左に、これがあります。

”日本一大きな絵馬”です。

縦 8m 以上、横 12m 以上あります。

これを絵馬と呼ぶかどうかは賛否両論あろうかと。

世界平和でもお願いしますか。。

例の如く、いわれはネットでよろしくです。

簡単に言いますと、神のお告げと称し、皇族のポジションに

のし上がろうとした僧侶の本質を見抜いて、それを阻止

した人が和氣清麻呂という人。

そのため、既にかなりの高位にいた僧侶の怒りを買ってこの地

に流罪となっていたと。

本堂前の鳥居です。

ここが流刑の地だった、という正確な場所は、かの島津斉彬公が

調査させて判明した、との話。

しかし、清麻呂公が来たのが約 1240 年前、斉彬公が調査したのが

約 150 年前くらいですか。凄すぎる。。

（余談ですが、ATOK もっとしっかりして欲しい。歴史上の人物くらい

一発変換出来ないと、お金を払う価値がない。ユーザー登録する手間

を掛けるなら、IME とかわりません。。）

手水所です。

竜が、かわいいですね。

狛犬ならぬ、狛イノシシです。

この地に流刑になる道中も、かの僧侶の刺客に狙われたそうですが

白いイノシシ大群が、清麻呂公を守った、との言い伝えにより

あちこちに、守りとして出てきます。

本堂です。

意外に新しそうですが、それもそのはず、戦後の建物です。

モミジが綺麗だったので一枚。

しかし、エクシリウムのプレミアム・オートはかなりハイキーですね。

アンダー補正が面倒だったので、そのままです（爆）。

本堂手前、向かって右側に、こんなのあります。

結構、長期間滞在していたと。

まあ、傷の温泉湯治でしたからね。

神社の前に展望台があります。

向かって左側が犬飼の滝、駐車場に自分の CB1100 が米粒みたいに

みえますね！

しかし、凄い谷底です。。

立派な藤棚もあります。

時期なら、とても綺麗ではないかと思います。

で、もと来た道を降りる、と。

神社の駐車場に車を置けば、この苦行は必要ありません。

あーしんど。

日頃の運動不足を痛感する、メタボオヤジでありました。