人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

余命一年

2019年11月27日 | 日記

久しぶりの投稿です

余命一年と宣告されました。

大腸ガンです。

手術もだめとのことです。

高齢なので抗がん剤もお勧めはできないと。

それに私も希望しません。

余命一年と宣告されたことで

とてもいいことがあります。

高齢 86歳の私、女性

一人暮らし。

息子二人は遠くに住んでいる。

今までは

ずっと「孤独死」の結末を想像してて

「遺体発見二週間後」とかになったら

異臭が近所に漂ったりしていやだなあ

と思ったりしていました。

がーー

この宣告を受けた途端に

息子たちが毎日電話をくれたり

なにやかやと世話をやきに帰ってきたり

まるで私は彼らの手のひらの上に

ほっかりと浮かんでいるような心地に。

これで遺体発見二週間後の腐臭の恐れは

なくなったかもと

すっと気持ちが軽くなりました。

これからの一年を綴ってみようと思います。

癌のみなさまの参考になれば幸いです。

この記事がなくなったとき

私は透明な秋の空のひとひらの雲となって

漂っていると思ってください。


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