人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

芥川賞・・・

2015年08月22日 | 日記
「自分は今まで、祖父の魂の叫びを、形骸化した対応で聞き流していた」

例えばこんな文章・・・

友人が読んだと

書き送ってきた一節

なんという生硬さ

友人は言います

「魂の叫び」なんて文学者の

表現じゃないよと。

他にもこの作品のあちこちに

似たような表現の

オンパレードで

しかも村上龍が

表現の技術を絶賛しているらしい

つまりこれは

今回の芥川賞を受賞した人の

作品の一部分。

又吉氏のではありません、

彼の作品を友人は

高く評価していましたが

老婆はもはや

読むにはエネルギーはありません

店頭に山積みされた

そしてあそこまで喧伝された

作品に触れるだけの

エネルギーが・・・

あまりにももてはやされると

近づくのがいやになるという

老婆のひねくれ根性です。

でもねえ

「芥川賞」ってなんなんでしょうか・・・