3匹の子豚との日々 =DIAS CON MIS TRES CERDITOS=

スペインSpainのサラマンカSalamancaのラ・アルベルカLa Albercaから不定期につづります。

生きるとは・・・。

2011-04-24 03:26:19 | Hymne a l'amour
月・火・水、三日連続の雨の後、木曜日は、午前中は
何とか止んで、午後また、雨・・・。

そして、昨日金曜日は、午前中ちょっとぽつりぽつりしては
いたけれど、午後からは晴れ間が見えました。

1泊でアルベルカに遊びにいらしていた、テラさんご一家と
一緒に午後は、この間の赤松林と溜め池の方へ上りました。
せっかくのアルベルカが雨ばかりじゃなくて、よかった・・・♪

一番上の写真は、松林を勢いよく流れ落ちる雨水の流れ。
この間は、左側に途中で折れて、小さな溜め池ができていた
のですが流れが変わって、まっすぐ流れ落ちて、道にも
流れができていました。



足元を気にしながら、さらに奥へ歩いて行ったところ・・・、
この間は、バッテリーがなくなって撮り損ねてしまった、石の堰。



やっぱり、私が「ダムの起源を考える」で考えたことは、当たらずとも
遠からじ・・・って感じだな、ってまた思いました。

水は、循環させないと澱んでしまう。
自分だけのものにするなんてしてはいけない、たとえ堰き止めても
ちゃんと巡環させないと・・・。

雨上がりは、水が少し増水していて、緑が生き生きとしていて、
石垣や岩や木の幹に生している苔までも元気いっぱい!

今日本では、雨が降ると、土砂崩れとかの心配がありますが、
山肌に木がきちんと根を張って、下草が生えていたら、普通
雨くらいでは土砂崩れしないんですよね・・・。

反対に、根が更に張って、地面がしっかりするんじゃないでしょうか。
そして更にその上を人や動物が歩いて、踏み固めていくから、
丈夫になって・・・。

これが、まさに、雨降って、地固まる、ってことなんでしょうね。
仕事にも人間関係にも同じことが言えると思います。
つまりは、人生そのもの。。。


(上の堰を、反対の溜め池側からみたところ・・・)

何事もなく、問題も起こらず、波風が立たない方がいいかもしれませんが、
そして問題が起こる前に、事前対策をきちんとできていれば理想的ですが、
なかなかそういう完璧な状態なんてありません。

私は、問題が起こるのは、しかたない、万全の準備をしていても
万が一の事故や災害があるものだと思っていますから、大切なのは、
問題や事故や災害が発生したときに、どうやって解決するか、乗り越えるか、
が問われているのだと思っています。

最初から、だめだ、とあきらめてしまっては、何も始まりません。
何かをやるにしても、最初から、うまくいかない、と思ってやるより
結果はどう出るかわからないけれど、とにかく可能性にかけてやって
みよう~!失敗したら、やり直したらいいんだから~!
という気持ちで前に進んでいくしかないだろうな、と思っています。

事前に、ある程度の準備やシュミレーションは必要ですが、いくら考えても
行動を起こさなければ、絵に描いた餅。。。
何かを得たいと思えば、耕して、種まきをして、水をやって・・・と
ちゃんと段階を踏まなければいけないですよね。
一足飛びに、結果は出てこない・・・。

失敗したら、もうだめだ、とあきらめてしまうか、いや、やり方を
変えたら、うまくいくかもしれない、とまたチャレンジするか・・・。

嫌なことは毎日たくさんあります。
見たくないものもたくさんあります。
でも、嫌なこと、見たくないこと、やりたくないことから逃げていては
いつまでも成長はないような気がします。

逃げることは、簡単。途中で投げ出すことも、簡単。
楽な道ばかり選ぶことも、簡単。
でも、それでいいの?って私は思うのです。

大変かもしれないけれど、自分で選んだ道を自分の足で
歩いていったら、最後には祝福のシャワーを受けられるんじゃ
ないか、って思っています。


(うっすら、光のシャワーが映っているのみえますか・・・?)

生きるって、挑戦することだと思います。
日々、新しい自分と向き合うこと。
一つの課題が終わっても、また新しい課題がやってきて、
果てしないんだと思います。
これで、終わり、って思ったら、それで終わるかもしれませんが、
それって生きているってことなのでしょうか?

私は、目の前に2つの道があって、一方が楽な道で、一方が厳しい道
だったら、結構厳しい道を選んでしまうとタイプなんです。
しんどいだろうけれど、きっとこっちの道の方が楽しいだろうな・・・って。

まぁ、人それぞれですから、私の考えを押し付けるわけには
いきませんから、それぞれの判断に任せるしかありません。
私は私であって、他の誰でもないんですから・・・。
自分のことは、自分で決めないとね・・・。
誰かに決めてもらったって、うまくいくはずがない。

よくよく考えて、決心して、自分が、こうやろう、と思って、一歩
踏み出したら、あとは前を見て歩くだけ。。。
そうしていたら、きっとそれは周りからもバックアップがあって、
うまくいく、って信じています。

だから、一歩を踏み出す勇気を持って・・・。
あなたの人生はあなたが歩むものだから・・・。


(アカマツ林の「フィトンチッド」や「マイナス イオン」感じる・・・?)


気になるブログ記事のリンク紹介・・・。
◆まさこさんの詩、【見方をかえて】

◆テラさんの、【“逝きし世の面影” 渡辺京二著】
*この本は、前にも別の方が紹介されていて、そしてあるブログの
タイトルがこの本のタイトルにちなんでいるので、とても気になる本です。。。
私自身はまだ読んでいませんが・・・。


◆飄平さんの、【福島原発ではいま?】
*リンクされている船井氏のサイトで、“逝きし世の面影”が紹介されてて、
びっくり!だって、↑でも出ているし・・・。すごいシンクロ。


◆ナンジャモンジャさんの、【放射能からのサバイバル】

◆池田香代子さんの、【続々 福島原発で作業にあたっている人の状況は】

◆人力さんの、【「反原発という宗教」・・・現代の地動説】

◆リーマンさんの、【今の自分の良心で大丈夫です】

◆ミントティーさんの、【「欠け」を埋める】

◆ルナ☆さんの、【天晴れ (4/22)】

◆しずくさんの、【2011年4月20日の夢】



23/04/2011
朝は曇り。午後から晴れ。暖かい。

昨日のプロセシオンもパス。
今日も村へ行ったけれど、あまりの人ごみで、すぐ帰ってきました。
(マドリッドに比べたら少ないけれど、いつもの人口密度に比べたら・・・)

池田香代子さんのブログにあったけれど、15年前に、ペルー大使館の
事件が解決した日(日本時間で)だって。。。

3.21(裏の逆123だ・・・)

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
テラさんへ (ひろみ)
2011-04-25 01:09:15
“赤松林と溜め池”はいつでも待っていますので・・・(笑)

恋しくなったら、またいつでもどうぞ!
返信する
Unknown (テラ)
2011-04-24 03:42:29
“赤松林と溜め池”、素晴らしい場所でした。

「フィトンチッド」、「マイナス イオン」、たくさん吸って、体も心もきれいになったような気がします。(笑)

ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿