3匹の子豚との日々 =DIAS CON MIS TRES CERDITOS=

スペインSpainのサラマンカSalamancaのラ・アルベルカLa Albercaから不定期につづります。

「ダム」の語源を考える・・・

2011-02-07 02:48:29 | Hymne a l'amour
昨年の夏、サムライさんから、宿題をいただいて、ネットでいろいろと
検索したことを、いつかまとめて記事にしようと思っていたのですが、
考えがきちんとまとまらず、そうこうしているうちに、仕事が忙しかったり、
昨年末の突然の引越しや私の病気のことが重なってしまって、
記事にコメントとして検索内容を入れただけで放置してました。

宿題というのは、次のようなものです
「最近例の皇室のインナーサークルの栗原茂氏に会い、何と「ダム」は日本語だと聞きました。
あの栗原さんがいうのだから、間違いないと思います。このあたり、何故「ダム」が日本語なのか、
知っている方がいたら教えてください。」

古代ヘブライ語や他の言語の「ダム」が「母・血」などと関連があると書いて
あったので、なかなか興味深く、私もこれでいいかな~とか思っていたので・・・。
興味のある方は、こちらの記事のコメント欄をお読みください。


アルベルカに引っ越してきてから、水の巡環(循環)をはじめ、
大自然の営みを目の当たりにして、いろいろ感じたり考えてたことを
ブログの記事に書いてきました。

他の方のブログを読んだことが、きっかけとなって考えが
まとまったり、さらに新たな気づきがあったり・・・。

今日、twitterでこの件に関して検索したことをメモ的につぶやいて
いたら、いろんな事が一つにつながったような気がしました。
昨年検索したときにも、同じものがヒットしていたのですが、
その時はスルーしていたことがとても気になり、とうとう、もしかしたら・・・
という、ところにたどり着きました。



以下、そのつぶやきです。

21:32 from web
<メモ>た・む【▽回む/×廻む/×迂む】 [動マ上二] 1 まわる。めぐる。 2 道などが折れ曲がる。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/138970/m0u/%E3%81%9F%E3%82%80/
21:34 from web
<メモ>た・む【×溜む】 [動マ下二]「た(溜)める」の文語形。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/138971/m0u/%E3%81%9F%E3%82%80/ 
21:34 from web
<メモ> 「溜める」とは http://bit.ly/elZ7PM #goojisho
21:35 from web
<メモ>た・む【矯む】 [動マ下二]「た(矯)める」の文語形。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/138972/m0u/%E3%81%9F%E3%82%80/
21:36 from web
<メモ>「矯める」とは http://bit.ly/cNgWJJ #goojisho
21:40 from web
<メモ>だ・む【▽彩む】[動マ四]《「たむ」とも》 1 彩色する。いろどる。 2 金箔や銀箔をはる。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/138975/m0u/
21:42 from web
<メモ>だ・む【×訛む】 [動マ五(四)]《古くは「たむ」とも》言葉がなまる。声がにごる。 [補説]「た(回)む」からの派生で、文や言葉が折れまがるの意とし、活用も上二段とする説がある。 http://bit.ly/gNjA4p
21:52 from web
<メモ>た・める【矯める/×揉める/×撓める】 矯めつ眇めつ  http://bit.ly/cNgWJJ
22:00 from web
<メモ>【撓む】・・いた・む/たお・む/たわ・む/とお・む http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E6%92%93%E3%82%80/m0u/ 
22:31 from web
去年サムライさんから頂いた宿題「ダム」の語源、「溜む」から来たのかと思っていたけれど、「回む/廻む/迂む」のような気がする。最初は水を迂回・巡回させながら治水していたのに、「溜める」ようになってしまって、「溜む」から「ダム」となったのかも。同音異義語の誤用の定着から意味の変化へ。
22:37 from web
水が巡る、気が巡る、土が巡る、時が巡る、季が巡る、愛が巡る、光が巡る、音が巡る、火が巡る、日が巡る、情が巡る、報が巡る、物が巡る、金が巡る、命が巡る・・・止めたり、溜めたり、独占するのは不自然。流れに任せて循環(巡環)させましょう。それが自然の営みの姿。全てが満ち足り幸せな状態。
22:47 from web
光と影(闇)は表裏一体、善と悪も表裏一体、別々にあるんじゃなく、いつも一緒に、一人の人の中にも、一つの物の中にも、一つの事の中にも、いつも同時に存在しているのでしょう。分けたり消したり、否定したりできないのだから、優しく抱きしめて調和・融和し、共存していくしかないんですよね。。。
22:55 from web

これは、私の妄想ですので、本当かどうかは分かりません。
でも何となく、こういう感じないかな~と思いました。

アルベルカは水が豊かな土地です。
村のあちこちに湧き水の水飲み場があり、水がただ流れています。
前に写真を載せた、街道沿いの動物用の水飲み場のアップ。





春のような日差しを浴びて、水がきらきら、揺らめきながら、
ゆっくり流れています。
毎日のように、自然の水の流れを見ているだけで、心が満ち足り、
豊かになったような気がしています。

「真琴の豊穣の女神」という言葉を知って以来、とても気になっていて、
記事も書いたりして考えていましたが、「真琴の豊穣」って、
「自然の流れや実りをそのまま皆で分かち合う」ってことなんじゃないかと
思うのです。

その「真琴の豊穣」を堰き止め、独占しようとする動きが出てきてから、
「偽の豊穣」になってしまったんじゃないかと・・・。
競争したり、他を排除しなければいけない「豊かさ」はおかしい・・・
若い頃からずっとそんなことを考えていて、答えをずっと探していたような
気がします。

アルベルカの人々は本当に皆幸せそうにしています。
それは、きっと自分自身の生き方に満足しているからなのでしょう。
もちろん、山の中の村の生活ですから、いろいろ不便もありますし、
厳しい毎日です。
でも、他者との比較ではなく、自分自身の満足度が高い人が多く、
「足るを知る」を地で生きているような気がします。

だからこそ、人にも優しくできるし、穏やかなのでしょう。
それこそ、「真琴の豊穣」なような気がします。


以前に書いた水に関する記事をピックアップ。
(他にもまだあると思いますが・・・)
【水の流れ】
【太陽と水と大気と大地の恵み】
【今日のお散歩】
【水と共に。。。】
【またもや雨です。】
【2度めの雪!】
【霧の朝。。。】
【雨上がりの・・・。】
【霜の朝】
【水が凍ってる!】


気になるブログ記事をいくつか、リンクで・・・。

◆武山祐三さんの、【日本でも民衆の目覚めによる革命的動きが始まった!】

◆志村建世さんの、【小沢一郎を東京都知事にする話】

◆Hamさんの、【資本主義の限界~お金がなくても出来ることは沢山ある】

◆吉野の宮司さんの、【拝啓 まよい道(迷路)に立った・あなたへ】

◆伊勢白山道さんの、【何事も水の流れのように】

◆ルナ☆さんの、【丸く収まった (2/6)】

◆水玉さんの、【「良い」という大義名分 (2/6)】



今日の午前中、見つけた、小さな春の兆しをいくつか。



雑木林の枯れ葉の間に咲く、クロッカス系の小さなお花。



毛虫!!
たくさん食べて大きくなって、蝶になるのでしょうか・・・。



トカゲ!!
小さくて、すばしっこい。。。
一番上が何匹が獲ったらしいのですが、尻尾を残して
逃げてしまったのだそうです。
(トカゲの尻尾切り・・・)


季節が巡ってもうすぐ春なんですよ~!
沖縄では、桜が満開だそうですし。。。


06/02/2011
晴れ。日差しが暖かい。

夕焼けがきれいだった~。
西の空はオレンジ色、東と南と北はピンク色。
天頂までピンク色の雲がかかってました。
まるで、ピンク色のまだら模様のドームのようでした。

昨日の夜、お隣のサンティさんのお母さんが亡くなったそうです。
87歳。今日の午後には埋葬でした。。。
引っ越してくる前から、ずっと寝込んでいらっしゃって、一度も
ご挨拶できなかったのが、残念。。。


1.4
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原日本人とダム (サムライ)
2011-02-07 07:12:24
ひろみさん

ダムの件、すっかり失念しておりました。

皇室インナーサークルの栗原氏から大分前に聞いた、「ダムは日本語である」という話、栗原には月に数回顔を合わせているのですから、本人に直接聞けば直ぐに回答は得られますが、もう暫く謎解きを楽しみましょう。

小生はダムの語源とは別の角度から探ってみたところ、ダムが元来は日本語であったと思うようになりました。

結論だけを先に云うと、皇紀暦元年(紀元前660年)以前に既に天皇家の原型が出来ていたのであり、ツランという多神教の中枢こそが日本の天皇家でした(天皇家がツラン圏の中枢にあったことは、飯山一郎さんの最近の古代関連の記事があり、それを読んでいる読者には説明不要でしょう)。そして、ユーラシア大陸西端のフィンランド、トルコ、ハンガリーの民から、途中のキリギリスなどの草原の民らも含め、ツランに属する人々が東の果て日本を訪れていました。そして、その時に「ダム」という日本語を覚え、祖国に持ち帰って広まったというのが愚見です。

仮に栗原に正解を求めたとしたら、「上記の件は古事記をじっくりと紐解けば書いてある」と言われるのに違いありません。

この古事記についてですが、一神教の聖典である旧約(ユダヤ教)、新約(キリスト教)、コーラン(イスラム教)が完成した後に、多神教を代表して登場したのが古事記であり、何故に一神教の三大宗教であるユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教の聖典が世に出た後、後発の形で古事記が出たのか、この意味する所は非常に大きいものがありますが、今回は割愛させていただき、いずれ拙ブログで詳論を述べます。

ともあれ、栗原によれば天皇家は“原日本人”の頭領であり、アイヌよりも先に日本に住んでいた民族とのことです。その後、日本に移り住んできたアイヌ人は天皇家の為に奉公してきたのであり、その後のサンカも同様でした。(ちなみに、戦後の首相は全員が渡来系であり、原日本人の首相は一人も出現していません)

原日本人を含め、上記の話については、いずれ拙ブログで詳細を書かねばならないと思っています。

サムライ拝


※アイヌ
具体的にいつ頃日本に移住してきたのかは不明だが、続縄文時代(北海道を中心に紀元前3世紀頃から紀元後7世紀)あたりからアイヌ文化が形成されたことを考えるに、少なくとも紀元前3世紀前には日本に根付いていたものと思う。

※サンカ
サンカの出自はスキタイであり、家職は石屋だった。故に、天皇家の諸古墳はサンカが造営したものということになる。
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サムライさんへ (ひろみ)
2011-02-08 08:59:42
今回たどり着いたのは、私が山の中の村に引っ越して、自然を身近に感じながら過ごしたこの2ヶ月ほどの日々があったからです。また別の視点からアプローチしたら別の結論に達するかもしれません。(それでいいんだと思っています)
私は、学生時代、言語学を専攻していたので、どうしても語源とか言語比較とかに興味がありますが、歴史も好きだし、心理学も好きで、ついそういう部分も含めた考え方になってしまいます。

細分化・専門化された学問・科学・技術の最先端のいろいろなものを、統合し、俯瞰し、複合的な視点から見ることにより、全体の把握が必要なのではないかと思っています。
「人」が介する以上、そこには、プラスアルファのエネルギーがあり、統合されると、単なる足し算ではなく、掛け算とか累乗の結果となる可能性があると思うのです。

原日本人、というのは、太平洋に沈んだ大陸からやって来た人で、基本的に争いを好まない分かち合いの心(大和の心)
を持った人々で、一旦西に移動し、また東の端の日本へ戻ってきた人々・・・、だとしたら、私が昔から考えていた妄想と合致するのですが・・・。

サムライさんの原日本人論、楽しみにしています。
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