3匹の子豚との日々 =DIAS CON MIS TRES CERDITOS=

スペインSpainのサラマンカSalamancaのラ・アルベルカLa Albercaから不定期につづります。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の臨床像について

2020-02-16 16:40:06 | Cancer/Salud

facebookで沖縄の感染症医の方が、書かれた投稿に対策などが

分かりやすく、丁寧に書かれているので、シェアします。

高山先生、ありがとうございます!

<転載開始>

高山義浩

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の臨床像について、おおむね分かってきました。敵を知ることで、戦い方も見えてきます。そのための封じ込め(時間稼ぎ)でしたから、まずは発生初期における目的は達成したと言えます。次は流行の立ち上がりに向けて、個人、家庭、学校、施設、病院、事業者・・・ それぞれに必要な備えをとりましょう。

新型コロナに感染したときの臨床像は、2つのパターンに分けられます。

まず、風邪症状が1週間ぐらい続いて、そのまま軽快するというもの。この経過をとる人が大半です。新型コロナといっても、重めに発症するわけではありません。ほんとに風邪です。ただ、普通の風邪は2,3日で治りますが、新型コロナだと長引くのが特徴です。

次に、風邪症状が1週間ぐらい続いて、倦怠感と息苦しさが出てくるもの体がむくんだり、下痢が重なる人もいるようです。高齢者や基礎疾患のある方において、この経過をとる人が多いのですが、まれに健康な壮年層にも見られます。ただ、今のところ、この経過を子どもがとることは極めて稀です。

感染してから発症するまでの潜伏期間は5日(1-11日)ぐらいで、入院を要するほどに重症化するのは、さらに10日(9.1-12.5日)経ったころだと見積もられています。感染力が強いのは、発症から3~4日目ぐらいだと考えられていますが、重症化すると感染力も維持されて院内感染を引き起こしやすくなっています。

若者と高齢者で臨床経過が異なるので、重症化率と致命率についても世代別に考えた方がよいと思います。いまだ、世代別の疫学報告はありませんが、私個人のざっくりとした印象で言うと・・・、若者の重症化率と致命率は、ほぼゼロ%でしょう。一方、感染した高齢者の1割ぐらいが重症化して、1%ぐらいが死亡するのではないかと感じています。要介護高齢者や入院患者では、さらにリスクが高まるものと思われます。

というわけで、これから私たちは何をすべきか。もはや、流行を抑止することは主たる目的ではなくなってきました(やれることはやるべきですが)。むしろ、重症化する人を減らし、とくに新型コロナに感染して死亡する人をできる限り減らすことに力を注ぐべきです。

つまり、高齢者や基礎疾患のある人に感染させないようにしましょう。これに尽きます。なお、基礎疾患のある人とは、糖尿病や高血圧、腎臓病など慢性疾患があって、定期の内服薬を要する人だと考えてください。以下、これらの方々をハイリスク者と呼びます。

ハイリスク者がいる家庭では、ウイルスを外から持ち込まないように、玄関先にアルコールを置いて帰宅時の手指衛生を徹底してください。アルコールが手に入らないなら、おしぼりでもいいです(やらないよりはマシ)。とにかく、ドアノブなどあちこちを触ってから、洗面台に行っても手遅れだってこと。

同居する家族が風邪をひいたら、ハイリスク者と接触しないよう症状が治まるまで家庭内で隔離してください。そして、風邪をひいている人が部屋を出るときは、マスク着用して、アルコールで手指衛生をしてください。部屋の外では、できるだけ余計なものは触らないこと。トイレに行った後は、触った場所をアルコールを染みこませたタオルで拭うこと。お風呂は最後に入ること。タオルは絶対に共用しないこと。

こうした対応を発症してから7日間は頑張ってください。それが困難であるなら、一時的にハイリスク者を親族の家などに疎開させることも考えてください。

なお、風邪症状に過ぎないのに新型コロナかどうかを確認するためだけに、救急外来を受診することは避けてください。そこには、体調を悪化させたハイリスク者がたくさん受診しているのです。彼らへ感染させないように協力してください。また、救急外来には新型コロナの重症患者もいるかもしれません。あなたが「ただの風邪」だったとしても、救急外来を受診することで新型コロナに感染して帰ってくることになるかもしれません。

高齢者施設の感染管理は極めて重要です。100人の入所者がいる施設で新型コロナがアウトブレイクした場合、30人以上が発症し、10人以上が救急搬送を要して、数人がお亡くなりになるというイメージが必要です。このような事態を避けるためにも、全力で感染管理に取り組みましょう。

まず、外から持ち込ませないこと。流行期にあっては、原則として面会はすべて中止。物品の搬入なども玄関先で行います。どうしても入らなければならないのなら、玄関先でアルコールによる手指衛生を行って、トイレも含め共用の場所には立ち入らないように求めます。

職員についても、当然ながら玄関先で手指衛生。そして、毎朝の検温と症状確認を自己申告ではなく、管理者による指差し確認を行います。もし、軽微であっても症状があれば、絶対に休ませてください。絶対にです。勤務中であっても症状を認めたら、絶対に休ませてください。もう一度言います。絶対にです。

なお、流行期においては、出勤できる職員数が半減することも想定しなければなりません。このとき、すべての業務を継続させようとしたり、現場の判断で場当たり的に仕事をさせるのではなく、優先的に継続させるべき中核業務を決定しておくことが必要です。入居者の協力のもと、どこまで業務をスリム化できるかが勝負です。

一方、悩ましいのは通所サービスですね。ここでの感染管理を徹底することは不可能でしょう。デイケアやデイサービスをどのように運用するのか・・・。最善の方法は、流行期にはすべて休止させることです。

もちろん、その分、訪問系サービスを充実させる必要があります。通所サービスの職員に、利用者宅を巡回させるなど工夫してください。これは事業者だけで解決できる問題ではないので、市町村が主導するなどして、どうすべきかを急ぎ話し合っていただければと思います。いま、話し合ってください。

 

<転載終了>

 

これぞ、まさに、正しく恐れる、ということではないかと思います。

 

日本は、2011年3月12日以降、放射線量が高い地域があり、

きちんと対策を講じていなかった場合、免疫力が落ちている人が

多いと予想されるので、重症化する割合が高くなるかも知れません。

特に、持病を持っている方、ストレスにさらされる仕事をしている方、

気をつけましょう。


満員電車通勤、通学も、感染を拡げてしまっていると思います。

仕事、勉強も大切ですが、症状が出る前の、なんかだるい感じが

したら、思い切って休んでしまったほうがいいです。

 

体の声をしっかりと聞きましょう!

体と心を観察しましょう

ウィルスによる浄化

内も外も、表も裏も・・

愛を拡げよう

 

エアゾル感染(空気感染)とも言われているので、波動療法的に

この音源をBGMのように流し続けているのもいいかも。。。



3 ライフ周波数 幸せをあなたに Rife Frequency
風邪、各種インフルエンザ Colds, Various influenza


 

医療ジャーナリストの方が、昨日、再生産数上昇の可能性を示唆する記事を

書かれていました。

『新型コロナウイルスの基本再生産数2.2から3.28へと上昇か?』 

感染力が高くなっても、基本的な対策をきちんと講じていれば大丈夫!

 


最後に。。。

ガンディー 魂の言葉@gandhi_tamashii

自分の身は自分で守るしかない。

政府がいかに努力したところで、

あなたたちを救うことはできまい。

そのとき、あなた自身が政府となるのだ。

(『ガンディー 魂の言葉』)

 

 

16/02/2020

1.23

 

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「能力のない指導者は辞めてくれ」

地球意識と新型コロナウイルス

 

新型コロナウイルスへの対応が、世界と日本ではあまりにも違いすぎることに驚いた。

NHKスペシャルの予言 〜まるで新型コロナウイルスと武漢パンデミックを予言していた番組があった

 

2月17日(1.24)追記

 
あと、本物のお味噌やお醤油、納豆などの
発酵食品も積極的に食するのがよいと思います!
 
 
ココナッツオイル入オレンジジュースで、
3日でインフルが治った

「ココナッツオイルの最も驚異的な点のひとつが、感染症に効く、ということなのだ。ココナッツオイルを食べると、体はその独特な脂肪酸を変容させて、病原菌として最も名高い微生物すらやっつけることができる、強力な抗微生物作用を持つ物質にする。ココナッツから派生するこの救命物質には、超細菌さえ敵わない。つまりココナッツオイルは、その独特の特徴のおかげで、天然の抗菌・抗ウィルス・抗真菌・抗原虫効果をもつ食べ物・・・」
 
 
 
 
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2 コメント

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Unknown (ひとしずく)
2020-02-17 14:09:57
有益な情報有難うございます。

ただ、一度治ったかにみえて
2度目の感染で、心不全など
重くなる。
という記事もありまして
どうなってるんだ⁉︎

まだまだ錯綜したりもあると思います。
思いきった休養も一人一人の判断で必要かな
と思います。
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ひとしずくさんへ (ひろみ)
2020-02-17 21:55:08
ご訪問、コメントありがとうございます。

そうなんです。
その情報、先日目にして、ううう・・・って思っています。
一度感染しても、抗体ができないから、再感染すると、そして、重症化となる可能性が高い・・・。

そういう意味で、9年前の3月12日以降の放射線被爆対策と似たところがあると感じています。
目に見えないから、ないのではなく、あると考えて、きちんと対策を講じている人と講じていない人の差が、大きくなるのではないかと。。。

ウィルスの存在が、人間として生きるにおいて何が大切か、をわたしたちに突きつけている様な気がしてなりません。

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