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主権国家体制②

2020-08-20 | 社会・政治のこと

主権国家体制より抜粋)

 

国民国家:Nation-state: 国家内部の全住民をひとつのまとまった構成員として統合することによって成り立つ国家。

主権国家: Sovereign-state:一定の領域に対して排他的に権力を行使し、他の政治単位(国家)にも同じ権利を承認する国家が主権国家という概念である。これらの国家間に形成される国際秩序が主権国家体制と呼ばれる。

 

主権国家体制(Sovereign state system)とは、国家より上位の権力を認めず、国家間が対等な立場に置かれることを前提とした国際社会におけるシステムのこと。ウェストファリア条約(1648年)によってはじめて成立し、それ以降アジア・アフリカの植民地の独立を経て世界中に広がった。「国家の上位権力が存在しない」というのが、主権国家体制の最大の特徴である。

 

でも実際、日本は全然主権国家体制にはなっていません。国民が望まないことを、国家より上位の権力によって強引に推し進められ続けていますから。


::::::::::抜粋終わり:::::::::::::::::::::::::

 

国民主権Sovereignty of the people主権(国を統治する権力)が国民にあるということ。

天皇や王様や将軍ではなく国民に、国を統治する権力があるということ。国民は治められる客体ではなく、治める主体である。国民が政治権力の源(拠り所)・責任主体であり、政府は国民の意思により設立され運営される機関であるとする思想のこと。主権在民ともいう。

民主主義Democracy:人民が主権をもち行使する政治。民主主義国においては、立法者や政府ではなく、国民に主権がある。対義語は君主制、貴族制、神政政治、寡頭制、独裁制、先制、全体主義など。

国家主権Sovereignty:国家が領域内においてもつ排他的支配権のことであって、単に主権とも言われる。具体的には以下の3つが基本的意義となる。

 

  1. 国家の統治権(国民および領土を統治する国家の権力)
  2. 他国の支配に服さない最高独立性対外主権
  3. 国家の政治のあり方を最終的に決める権利のこと

 


〈備考〉
権力とは、一般にある主体が相手にとって望まない行動を強制する能力である。他人を強制し服従させる力。特に国家や政府などがもつ、国民に対する強制力。国家権力:Power of the state,  Government authority

 

 


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    風は涼し この夕べ いざや 楽しき 円居(まどい)せん 

  

 

グローバリゼーションは、国家主権を超えた動きである。

 

「国家主権と言うと右翼的な感じがしますけど、民主国家における国家主権とは国民主権のことですから。国民主権っていうのは民主主義のことなんで」  グローバリズム その先の悲劇に備えよ 野剛志より

 

 

日本は、国民主権(=主権在民)を掲げた民主主義国である。

自分の国のことは国民が決める。そういう国のはずである。

グローバリゼーションはそれをできなくさせて行っている。

 

 

    

 

 

「遠き山に 日は落ちて」 

堀内敬三 作詞


遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
きょうの業(わざ)を なし終えて
心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき 円居(まどい)せん
まどいせん

やみに燃えし かがり火は
炎(ほのお)今は 鎮(しず)まりて
眠れ安く いこえよと
さそうごとく 消えゆけば
安き御手(みて)に 守られて
いざや 楽しき 夢を見ん
夢を見ん


ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番「新世界より」第2楽章。

 

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