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100の事実を1で覆そうとする

2021-01-22 | ブリヂストン事件の再配信

2019-06-27 

DV、パワハラ、いじめ加害者の常套手口に、「100の事実を1で覆そうとする」というのがあります。

姑息な飴と鞭の支配です。

(関連: モラハラ加害者の「見せる」行為     記憶の改ざん   上に訴えられると今度は逆アピールをし出す )

 


ブリヂストン甘木工場の品質保証課材料試験室でも、パワハラ加害者熊谷さん(狐さん)、竹下さん(竹目さん)

がこの手口をよくこれ見よがしに行っていて、その茶番に晒される度に、私は震撼する思いでいました。

彼らが毎日我が物顔で繰り広げていた暴言・時には暴力は、強烈なパワハラと同調圧力にも書いています。

パワハラをされていたのは、当時勤続15年の藤田さん、当時勤続13年程(本人いわく)の脳性まひの身体障がい者手嶋さんです。

 

ハラスメント加害者が、上位者や外部の人の前では、急に真逆にふるまい、日頃のあり様を完璧に隠蔽するという

甚だしい二面性についても、随所で書いてきました。

(参照:やったという事実を残すための実績作り    偽物は饒舌  

           加害者に共通するこれみよがしという特徴   とめどない醜さ   etc... )

 

全部透けて見えて、すごく怖かったです。でも彼らはその芝居を、恥ずかしげもなく、これ見よがしに打ち続けます。

100の事実を、1つの芝居で、チャラにしようとしてきます。急に、事実を違ったものに無理やり塗り変えようとしてきます。

そうすることで、日頃の行いを否定して、正当化しています。非常に姑息、悪質な事実のすり替えです。

             

 

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日頃、脳性まひの手嶋さんに、パワハラの限りを尽くしている熊谷さんが、勤続年数が話題になった時

「彼は勤続13年。すごいでしょ?可愛がってやってください、よろしくお願いします」

みたいなことを私に手嶋さんの前で言われたんです。

 

まるで、彼が、手嶋さんを大事にしているかのように。私は内心ぞっとしました。

こういう、「どの口が…」という驚嘆するような台詞を、ハラスメント加害者は急に発してきます。これみよがしに…

 

「あなたに言われなくても、私は、あなたにパワハラをされ続けている手嶋さんを自分の行動で庇っていますし、

有益な情報をそっと渡したりしています。それはあなたや竹下さんのハラスメントから守るためです。」と思いました。

 

手嶋さんを見ると、まんざらでもない様子で、その言葉を温かいものとして嬉しく受け取っている様子でした。

 

これが、支配です。

本当だったら、「は?いい加減にしろよ」「また始まった…」という顔をしていいんです。

彼は、熊谷さんの背後にいましたし。でも完全に、その言葉にじーんとしている様子でした。

手嶋さんは、ハラスメント加害者に芯から支配されていました。非常に根が深い状態です。

 

(関連記事:人としての感受性をどこまでも塞ぐ     コンプライアンスに訴えることをギャグにする加害者たち   

  コンプライアンスに訴えることをギャグにする加害者② ) 

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この、飴と鞭の支配は、DV、パワハラ、いじめ加害者の常套手口です。

しかも、セコ過ぎる飴です。そんなセコイ飴で、じーんと来てる場合じゃないのに。そんなもので、支配されないで。

DV加害者と離れられない被害者がよく言うことなのですが「やさしい時がある」「時々、すごくやさしい」

「日頃隠れてるけど、それが本当の姿」 と。

 

日頃の態度との対比で、例外的な飴が、ものすごく心に沁みるのだ と、DV被害者支援の方が言っていました。

これは、おいしい人の支配方法です。日頃冷たく酷いからこそ、例外的な飴がとても甘く官能的に感じられて、それが本当の姿だと

被害者に錯覚させる…。そう思いたい被害者の利害と、見事にはまってしまっている。

この不条理なカラクリが、人の心理をこんなにも効果的に支配する。

 

DV被害者支援において、これは言ってはいけない言葉になっている(安易に語られると加害の正当化として機能してしまう)感がありますが、

Masohismを私は感じることがありました。手嶋さんにも、藤田さんにも。

自分に酷いこと、ハラスメントの限りを尽くしている加害者が、たまに見せる(意図的です)やさしさに、じーんとなっちゃってる。

そして、自分をまったく差別せずに、庇ったり、権利を尊重したり、そういう姿勢をみせる人に対して、

逆に横柄で失礼な対応をする というさかしまな現象を材料試験室で、たくさん見ました。

だから私は、かれら被害者のことが、だんだん好きになれなくなりました。自分が深く傷つくだけでしたから。私は神様じゃないです。

仲間と思って接しても、仲間にはなれない。(参照カテゴリ:救いがない世界)この問題は非常に根が深いと感じました。

 

そうするしかない のかも知れません。

 

以下、性暴力被害者のほしおか十色さんによる手記「当たり前は当たり前なんかじゃない」より抜粋

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感情を感情として感じてしまえば、私が壊れてしまう。

そうして、自分をコントロールするスイッチの入れ方を身につけました。

それは、私の為のスイッチではなく、その時々に順応するために感情をマヒさせる為のものでした。

 

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(以下、「心を持ってはいけない」と学習した より抜粋)


労務・CSR推進課長澤田氏は、「冗談だと言っている」「ばかとかあほとか言うのはよくない」と言われました。私はありのままの具体例を出した時、「ばかとかあほ」とは言ってません。彼はことさら軽微な表現に言い換えて言われました。私以外の男性社員へのパワハラ、セクハラについて「された本人が気にしていないと言っているのだから。”精神的苦痛を与えた”には該当しないから、懲戒には当たらない」と言われました。

 

   の自己宣伝:

多様性の尊重 | 人権・労働慣行 | CSR | 株式会社ブリヂストン   [PDF] 人権・労働慣行 - ブリヂストン  

CSR・コンプライアンス | ブリヂストン行動規範

 

ことを軽くして、ハラスメントを否認する澤田労務・CSR推進課長に、私は「15年間、ハラスメントを浴び続けた人が、気にしていないと言うのは、かえって根が深いのではないか」と言いました。澤田氏はそれをスル―し、この件の収束を示しました。

このことを支援者や弁護士に話すと、みんな呆れていました。

私が、ハラスメントをなくす責任者という立場の澤田労務・CSR推進課長は、「あろうことか被害者に甘えている」と言うと、

「甘えているどころか、加害者側に立っている」と言われました。

 

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