ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

外国人労働者

2019-10-02 | 社会・政治のこと

現在の日本では、中国、ネパール、ベトナムなどからの外国人労働者がたくさん働いています。

私は色んな国籍の人達と話したり友達になるのは大好きなのですが、現状の日本での外国人労働者の受け入れには反対の考えです。

 

私は社会の下層の現場におりましたが、底辺労働者と外国人労働者とのせめぎ合いというのが発生していました。

今日本では、非正規が4割で、国民総貧困状態にあります。

そんな中で、外国人労働者を入れるのは状況と逆行しています。底辺同士のせめぎ合いが激化することになります。

そして、外国人労働者が日本における最弱のポジションにいる人達を迫害する、さらに窮状に追いやるという現象が

少なからず起きています。出稼ぎにきた人達は必死で、ともすれば日本にいる日本人以上にしたたか、怜悧狡猾な

場合があります。真正面から闘う人だと仲間になれますが、

正々堂々としない人(これが主流)は、陰でずるくやる能力だけを身につけて行きます。

現場の内実をなにも知らない人達が、高い所から制度を決めています。

それによって、苦しみの皺寄せを一番被るのは、国内における最弱者の立ち位置にいる人達(ずる賢くない人達)です。

 

私は政治とは国民の生活をまず守るものだと思っていますので、国民の生活を守って欲しいと思っています。

この当たり前(違うのでしょうか)をやらないと、生活は殺伐、カオス、破壊の方向に進んでいきます。

  

もし日本が、経済的にも精神的にも成熟した質実共に豊かな国であったなら、また違うと思いますが

今のこの惨憺殺伐たる現状の中で、外国人労働者を受け入れることは、悲劇的にしかならないと思っています。

社会の下層にずっといる私としては、外国人労働者を受け入れないで欲しいと思っています。

 

また、現自民政権がこれを推進している悪質な動機とは全く違いますが、

理想的な考えを語る人達も、そのような現場に身を置いたことはなく、蚊帳の外から言っています。

高いレベルでの考えを、ものすごく低いレベルにある現状に適用すると、更なる惨事が加速します。

障害者雇用がまさにそうであるように。まったく現実が追いついていない。国内の多くの人達が

貧困状態で、幸せとは逆の現状で底辺でせめぎ合っているのに、外国人労働者を受け入れている場合ではないと

私は思うのですが…。必死な人達が苦しんでいる中に新たな必死な人達を投入すべきでないと思います。

そこに派生するのは更なる苦しみと混沌です。投入される人にも悲劇です。受け入れる度量などないのだから。

 

     

 

確認したら、山本太郎氏も「適切な労働条件・環境が整えられない限り、今受け入れるべきではない」

と言っていました。


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