昨日の晩は、バイキングの夕食が最高でした。
何を食べたら良いのか迷いました。
(食べたいものがありすぎて、…………量をそんなに食べることが出来ない年齢になっているので。)
豪華なものがいっぱいあったのですが、結局一番良かったのが「芋煮」でした。
温泉も素敵でした。
山形はどこの町に行っても温泉があるようなところだそうです。
今日は二日目で、朝早くから「立石寺」に行きました。
宿から約1時間で立石寺に到着します。
まず、「根本中堂」に向かいました。
この立石寺では、一番上まで行くには、1000段以上の石段を登らなければいけません。
決められた90分の時間で、一番行きたかった「五大堂」まで行けるか不安でした。
(五大堂は、よくテレビなどでも出てくる岩に突き出したお堂です。)
目の前に見えてきたのが根本中堂です。
根本中堂の正面まで来ました。
山寺(立石寺)は、860年に比叡山延暦寺の別院として「慈覚大師円仁」により創建されます。
東北を代表する古刹として現在も人々の信仰を集めています。
この根本中堂は1356年に、山形城主の斯波兼頼が創建しました。
入母屋造りで銅板葺きの内陣には鎌倉時代の一本彫秘仏本尊である薬師如来坐像が安置されています。
国指定の重要文化財でブナの建造物では日本最古を誇ります。
1200年前に比叡山延暦寺から移された「不滅の法灯」が堂内で今も灯されていました。
(1521年の兵乱により、法灯は消失しますが、1543年に延暦寺から再び分灯されます。)
自分の身体の悪い箇所を触ると治ると言われています。
私も像の心臓をよく触りました。
堂内の風景
これから、上の方にある堂に向かって歩きます。
芭蕉の句碑と清和天皇御宝塔
(奥の方にあります。)
出羽国山寺総鎮守 山寺日枝神社
亀の甲石
亀の形をしたこの石は古来より延命長寿の………………。
道の反対側に松尾芭蕉と曽良の像がありました。
1689年、奥の細道で訪れた芭蕉は、当初は山寺に立ち寄る予定はなかったようですが、人々の勧めにより足を運びます。
念仏堂
「ころり往生阿弥陀如来」とあります。
(それぞれの人の寿命が来ると、ながわずらいすることなく苦しむことなく極楽浄土にお迎えくださる阿弥陀如来として昔から信仰されている仏様です。)
鐘楼があります。
ここから一番上の五大堂まで、本格的な登りの石段にさしかかります。
ここで、少し休憩します。
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