世界☆遊悠トラベラー

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モロッコ編37:エッサウィラ3・ムーレイ・エル・ハッサン広場

2010-12-28 14:37:17 | おかぴのモロッコ

ムハンマド・ザルクトゥーニ通りからイスティクラル通り、オクバ・ベン・ナフィ通りへとまっすぐ進んで行くと、徐々にお店や地元の人の姿が減ってきました。

と思った頃に見えてきたのは、オクバ・ベン・ナフィ通り沿いにある時計台。

そこを通り過ぎたところを右に折れ、道なりに進んで狭い壁の隙間のようなところを抜けると、

急に目の前が明るく開け、ムーレイ・エル・ハッサン広場に出ました。

左側の白い壁の建物と、右側のベージュの建物の隙間から出ていきます。

 

下の写真がムーレイ・エル・ハッサン広場

本当にがら~んと広くて、日本ではこれだけ広いスペースというのがなかなかないので、ちょっとビックリ。

地図だと、やや幅の広い道路、くらいにしか思えないのですが、これはまさしく広場です。

そして、向こうの人の多いところは、夢にまで見た大・西・洋

思わず、海へと向かう私たちの足も速まります。

 

 

たどり着いた先にあったのは、吹きつける強い海風、荒々しい波音、砕け散る波しぶき、哀愁を帯びたカモメの鳴き声、そしてこの景色。

右手の方に、まるでお城のような城壁と建物があり、左には16世紀初めにポルトガル領だった頃の見張り台があります。

なんてドラマチック

これがもし日本の景色だったら、まさに『津軽海峡・冬景色』ですが、私のイメージはシェイクスピアの悲劇。

テレビで初めてこの景色を見たときに、私の脳裏に強烈に焼き付いた印象そのものでした。

本当は、エッサウィラに着いたばかりの頃は、お天気がイマイチなことを少し残念に思っていましたが、ここに来た瞬間「これで良かったんだ」と思いました。だって、シェイクスピアの悲劇には、やっぱり青空よりも、不吉さを感じさせる曇り空、強風、荒波の方がピッタリだもん

ちなみに、右手の方にあるお城のような建物は、ホテルだそうです。地図で見た感じだと、たぶん「オテル・スマラ」ではないかと思います。ここのホテルからの景色がまたまた絶景だそうですが、実は、私には、「ぜったいにここからの景色が見たい 」という場所がありました。事前に地図を見て、その場所のだいたいのアタリはつけてあったので、そちらの方向に向かいがてら、まずは先に食事をする場所を探すことにしました。

 

 

・・・つづく。


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