■アナマンダラのスタッフオススメ“Truk Linh 3”へGo
さて、アナマンダラの朝ごはんの次は、ニャチャンの夜ご飯です って、食べてばっかり。
われながら、どれだけ食いしん坊なんでしょう(笑)
ちょっと言い訳をすると、私たちが旅行に行った5月は、日本ではまだそれなりに涼しい季節です。
しかし、南ベトナムでは、連日35℃を超える猛暑
お天気なのは嬉しいのですが、紫外線に身体がなじんでいないためか、ホーチミンの3日間ですっかり疲れ切ってしまっていました
そこで、ニャチャンでは、基本的に“何もしない”ことを最大の目的にしていたわけです。
アナマンダラでは毎日、日中はお昼寝 に明け暮れていたのですが、やっぱり、お腹は減るんですね~、残念ながら(笑)
で、ニャチャンは港町ということもあり、夜はアナマンダラのスタッフオススメの“Truk Linh 3”(トゥックリン3と聞こえましたが、違うかな?)にシーフード を食べに出かけました。
〈街中で配られていたお店のカード〉
Truk Linh 3は、「3」からもわかるとおり、すぐ近くに3店舗が展開されています。
そのうち「3」だけが、シーフードバーベキューが楽しめるようで、お店の正面入り口の前の台には新鮮な魚介類が豊富に並び、元気な若いお兄ちゃんたちが炭を焼きながら客引きをしていました
■シーフードバーベキューについてくるアレって?
その一人に声を掛けると、お店の入り口に案内してくれ、テーブル係の女の子にバトンタッチ。
みんな、日本だったら「高校生か?」と思うような、小柄な若い女の子ばかりです。
そこで、シーフードが食べたいと伝えると、お店の外で選んでこいと言われます。
で、もう一度お兄ちゃん達のところに戻り、食べたいエビや魚、ハマグリのような貝などを指さすと、それをザルに取り、焼いて持って行くから席で待っててね、と言われました。
席に戻ると、飲み物 やほかの料理 を改めてオーダーし、あとは出てくるのを待つだけです。
飲み物が来て、サラダやスープが出てきて、ハテ?
そこで、頼んでもいない、山盛りご飯 と野菜炒めと茹でたジャガイモの盛り合わせ(かなり大皿)が出てきました。
店員の女の子に「頼んでいない」というと、「これはバーベキューの付け合わせです」とのこと。
うっそ~、こんなに食べきれないよ~
・・・Truk Linh 3でバーベキューを頼む方は、注意してくださいね。
さて、ほどなくして、バーベキュー登場。
新鮮な魚介類をシンプルに炭で焼いただけですが、赤く色づいたエビや、口を開けた貝から立ちのぼる磯の香りが、何とも食欲をそそります。
まずはエビを大胆に手づかみ。
殻をむいて塩やニョクマムをチョイとつけ、大胆にガブリとかぶりつきます。
身が引き締まったプリップリの食感と、塩がいい感じにエビの甘みを引き立て、旨みがホワ~っと口に広がり、素材そのもののおいしさを堪能できました。
しかも、値段の安いこと
バーベキューは魚介の重さで値段が変わるため、いったいいくらなのかお会計までわからなかったのですが、飲み物、スープ、バインセオ、サラダ、シーフードバーベキュー(付け合わせも)を食べきれないくらい食べて、2人でなんと合計1500円くらいだったのです
このお店にすっかり満足した私と相棒は、結局、ニャチャン滞在中の3日間、毎日ここに通い詰めていました。
観光客が続けて訪れるのは珍しいのか、2日目には、私たちの姿を見て喜んでくれたお店の子たちが、前日と同じ席に案内してくれ、入れ替わり立ち替わり顔を出しに来てくれました
いつも割と早めの時間に行っていたので、その時間はほかのお客さんも少なく、私たちのテーブルの周りには、常に5~6人のスタッフの輪が。
女の子たちにせがまれて日本語を教えたり(みんな勉強熱心で、本当に頭が下がります)、とっても楽しい時間を過ごせました。
3日目には、明日帰国するから今日が最後と伝えると、本当にみんな残念がってくれ、胸が熱くなりました。
記念に、みんなが興味津々だった「食べる指さし会話帳」のベトナム編をプレゼントすると、日本語の勉強に一番熱心な女の子が、顔を真っ赤に上気させ、目に涙を浮かべて、「本当になんと言ったらいいかわからない、こんなに嬉しいことはない」というようなことを英語で一生懸命伝えてくれました
実は、途中で一度、その女の子に値段を聞かれたことがあったのですが、日本円で約1500円前後、という話をすると、「とても高くて買えないわ」と言っていたのです。
こんな出会いがあるなんて、だから旅って最高です。
・・・なのに
彼女たちも料理も、ほとんど写真に撮ってないなんて~
自分が信じられません
が、一応、彼女たちのリーダー的存在だったの女の子の写真だけ、ご紹介しておきます。
ちなみに、このレストランのオススメは、バーベキュー以外だったら「バインセオ」。
日本では、「日本風お好み焼き」などと紹介されますが、私はまったく、お好み焼きには似てもにつかないと思います。
実際には、生春巻きの皮のような米の粉で作った薄い生地をパリパリに焼いて、その間に、もやしやにんじん、ニラ、タマネギなどの野菜と挽肉、エビなどの魚介の炒め物がたっぷり挟まれています。味は、塩、コショウ、ニョクマムといったところでしょうか?
ザクザクとした皮の食感と、シャキシャキとした野菜の歯ごたえ、そして、挽肉やエビなどの旨みが絶妙にマッチし、見た目の印象よりもはるかにおいしかったです
それにしても、その後、このお店の子たちはどうしているんでしょう?
当時はなかった日本語のメニューを作りたいと言っていましたが、いまはできているんでしょうか?
誰か教えて~
・・・つづく。
〈追記〉
*日本のガイドブックには、ニャチャンシーフードほか、何店舗かシーフードのお店が紹介されていますが、インターネットで検索すると、「高い」「ボラれる」といったあまり良くない噂が散見されます。なので、もしどこかに食べに行かれる場合は、ホテルのスタッフにお勧めのお店を紹介してもらった方が、無難かもしれません。
*ニャチャンは、マリンスポーツのほか、周囲に点在する島巡りや、チャンパ王国時代の遺跡であるポーナガール、泥温泉などが主な行楽スポットです。町にはおみやげ屋さんもありますが、私が行った2006年時点では本当にわずかしかなく、1時間もあれば、すべて見て回れるような程度でした。お土産は、ホーチミンなどの大きな都市で買っておいた方が無難だと思います。
さて、アナマンダラの朝ごはんの次は、ニャチャンの夜ご飯です って、食べてばっかり。
われながら、どれだけ食いしん坊なんでしょう(笑)
ちょっと言い訳をすると、私たちが旅行に行った5月は、日本ではまだそれなりに涼しい季節です。
しかし、南ベトナムでは、連日35℃を超える猛暑
お天気なのは嬉しいのですが、紫外線に身体がなじんでいないためか、ホーチミンの3日間ですっかり疲れ切ってしまっていました
そこで、ニャチャンでは、基本的に“何もしない”ことを最大の目的にしていたわけです。
アナマンダラでは毎日、日中はお昼寝 に明け暮れていたのですが、やっぱり、お腹は減るんですね~、残念ながら(笑)
で、ニャチャンは港町ということもあり、夜はアナマンダラのスタッフオススメの“Truk Linh 3”(トゥックリン3と聞こえましたが、違うかな?)にシーフード を食べに出かけました。
〈街中で配られていたお店のカード〉
Truk Linh 3は、「3」からもわかるとおり、すぐ近くに3店舗が展開されています。
そのうち「3」だけが、シーフードバーベキューが楽しめるようで、お店の正面入り口の前の台には新鮮な魚介類が豊富に並び、元気な若いお兄ちゃんたちが炭を焼きながら客引きをしていました
■シーフードバーベキューについてくるアレって?
その一人に声を掛けると、お店の入り口に案内してくれ、テーブル係の女の子にバトンタッチ。
みんな、日本だったら「高校生か?」と思うような、小柄な若い女の子ばかりです。
そこで、シーフードが食べたいと伝えると、お店の外で選んでこいと言われます。
で、もう一度お兄ちゃん達のところに戻り、食べたいエビや魚、ハマグリのような貝などを指さすと、それをザルに取り、焼いて持って行くから席で待っててね、と言われました。
席に戻ると、飲み物 やほかの料理 を改めてオーダーし、あとは出てくるのを待つだけです。
飲み物が来て、サラダやスープが出てきて、ハテ?
そこで、頼んでもいない、山盛りご飯 と野菜炒めと茹でたジャガイモの盛り合わせ(かなり大皿)が出てきました。
店員の女の子に「頼んでいない」というと、「これはバーベキューの付け合わせです」とのこと。
うっそ~、こんなに食べきれないよ~
・・・Truk Linh 3でバーベキューを頼む方は、注意してくださいね。
さて、ほどなくして、バーベキュー登場。
新鮮な魚介類をシンプルに炭で焼いただけですが、赤く色づいたエビや、口を開けた貝から立ちのぼる磯の香りが、何とも食欲をそそります。
まずはエビを大胆に手づかみ。
殻をむいて塩やニョクマムをチョイとつけ、大胆にガブリとかぶりつきます。
身が引き締まったプリップリの食感と、塩がいい感じにエビの甘みを引き立て、旨みがホワ~っと口に広がり、素材そのもののおいしさを堪能できました。
しかも、値段の安いこと
バーベキューは魚介の重さで値段が変わるため、いったいいくらなのかお会計までわからなかったのですが、飲み物、スープ、バインセオ、サラダ、シーフードバーベキュー(付け合わせも)を食べきれないくらい食べて、2人でなんと合計1500円くらいだったのです
このお店にすっかり満足した私と相棒は、結局、ニャチャン滞在中の3日間、毎日ここに通い詰めていました。
観光客が続けて訪れるのは珍しいのか、2日目には、私たちの姿を見て喜んでくれたお店の子たちが、前日と同じ席に案内してくれ、入れ替わり立ち替わり顔を出しに来てくれました
いつも割と早めの時間に行っていたので、その時間はほかのお客さんも少なく、私たちのテーブルの周りには、常に5~6人のスタッフの輪が。
女の子たちにせがまれて日本語を教えたり(みんな勉強熱心で、本当に頭が下がります)、とっても楽しい時間を過ごせました。
3日目には、明日帰国するから今日が最後と伝えると、本当にみんな残念がってくれ、胸が熱くなりました。
記念に、みんなが興味津々だった「食べる指さし会話帳」のベトナム編をプレゼントすると、日本語の勉強に一番熱心な女の子が、顔を真っ赤に上気させ、目に涙を浮かべて、「本当になんと言ったらいいかわからない、こんなに嬉しいことはない」というようなことを英語で一生懸命伝えてくれました
実は、途中で一度、その女の子に値段を聞かれたことがあったのですが、日本円で約1500円前後、という話をすると、「とても高くて買えないわ」と言っていたのです。
こんな出会いがあるなんて、だから旅って最高です。
・・・なのに
彼女たちも料理も、ほとんど写真に撮ってないなんて~
自分が信じられません
が、一応、彼女たちのリーダー的存在だったの女の子の写真だけ、ご紹介しておきます。
ちなみに、このレストランのオススメは、バーベキュー以外だったら「バインセオ」。
日本では、「日本風お好み焼き」などと紹介されますが、私はまったく、お好み焼きには似てもにつかないと思います。
実際には、生春巻きの皮のような米の粉で作った薄い生地をパリパリに焼いて、その間に、もやしやにんじん、ニラ、タマネギなどの野菜と挽肉、エビなどの魚介の炒め物がたっぷり挟まれています。味は、塩、コショウ、ニョクマムといったところでしょうか?
ザクザクとした皮の食感と、シャキシャキとした野菜の歯ごたえ、そして、挽肉やエビなどの旨みが絶妙にマッチし、見た目の印象よりもはるかにおいしかったです
それにしても、その後、このお店の子たちはどうしているんでしょう?
当時はなかった日本語のメニューを作りたいと言っていましたが、いまはできているんでしょうか?
誰か教えて~
・・・つづく。
〈追記〉
*日本のガイドブックには、ニャチャンシーフードほか、何店舗かシーフードのお店が紹介されていますが、インターネットで検索すると、「高い」「ボラれる」といったあまり良くない噂が散見されます。なので、もしどこかに食べに行かれる場合は、ホテルのスタッフにお勧めのお店を紹介してもらった方が、無難かもしれません。
*ニャチャンは、マリンスポーツのほか、周囲に点在する島巡りや、チャンパ王国時代の遺跡であるポーナガール、泥温泉などが主な行楽スポットです。町にはおみやげ屋さんもありますが、私が行った2006年時点では本当にわずかしかなく、1時間もあれば、すべて見て回れるような程度でした。お土産は、ホーチミンなどの大きな都市で買っておいた方が無難だと思います。