Trips with my RV.

RVでの小旅行。

映画『009 RE:CYBORG』3Dを観に行った(その2)

2012-11-11 23:59:06 | 映画
フランソワーズ・アルヌール CYBORG003



ドバイの核爆発から逃れたジェットはサムエル・キャピタル社の役員室に居た。アメリカ軍兵士が操られた発端の「彼の声」の正体を説明する様にCEOに迫ると、CEOは「世界は、サムウェル社によって人類をやり直す方向にシフトしている。我々は、初めから『彼の声』に従って動いているのだからね」と役員が居並ぶ役員室の天井を指差すと、そこには激しく咆吼する天使の化石のモニュメントが飾られていた。

サムエル・キャピタル社こそ全世界高層ビル爆破テロの黒幕!と確信したジェットはペンタゴンにあるNSA本部に報告にやってくる。ここで上官を見つけて報告する「「合衆国が(世界が)『彼の声』によって動かされているということです。」上官からは、逆にジェットを含めゼロゼロナンバーサイボーグこそが世界にテロを実行している集団なのだと云われて、随員が開いたパソコン画面で002と009がB2爆撃機に細工をしてドバイへの核攻撃をさせたのではないかという動画が表示されている。記録が改竄されていると知る。軍の諜報機関であるNSAはゼロゼロナンバーサイボーグに罪を着せて、今後も「人類をやり直す」テロ活動を行っていくのだと気が付く。
上官:「ギルモア博士はイスタンブールに居られるのだったな」
仲間も危ない!上官や随員らと対峙するが随員はサイボーグだった辛くも随員との闘いには勝利するが上官に組み付く寸前に電磁ショックで麻痺させられてしまう。その後、金髪碧眼の少女が中空より舞い降りた幻影を見て・・・ジェットは意識を失ってしまう。

気が付くと、何故だか判らないが上官も随員も倒れていて、ジェット自身は無傷の様だ。情報収集の為に、ペンタゴンのデータルームに忍び込み映像記録を見るが、それは既に書き換えられていてジェットを犯人とするのに都合の良い監視カメラ画像となっていた。そこへジェットがテロ犯だと知る同僚が入室してくる。悪人ではない同僚に手荒な真似は出来ず飛行に特化して軽量化の為に構造の弱いジェットは同僚に撃たれて重傷(重大な損傷)を負ってしまう。

イスタンブールのギルモア財団の地下にある基地はラザロ・サイボーグの1個大隊の襲撃を受けている。地上階の一般職員は無惨に惨殺されて地下基地への通路にラザロ・サイボーグが殺到してくる。ハインリヒと張々湖は地下通路を迎撃に進み、ジェロニモは上層階へ迎撃に向かう。司令室に残るのはギルモア博士とイワンとフランソワーズだけ。ハインリヒと張々湖は善戦するが数に圧倒されて基地入り口が破られそうだ。ジェロニモも善戦するが数で圧倒されている。そこへジョーとジェットから脳波通信が入る。ジョーからはラザロ・サイボーグで溢れた地下通路にテレポーテーションして欲しいという依頼、(自らの負傷を告げぬまま)ジェットからは「彼の声」に従って「人類をやり直す」為に戦略ミサイル原潜が海軍のコントロールから離脱したのだそうだ。全世界への核攻撃を行うカモ知れない。ゼロゼロナンバーサイボーグを全世界テロの犯人にしようとしている」との警告である。

イワンがジョーを地下通路にテレポする。加速装置で一瞬の内に埋め尽くしたラザロ・サイボーグを全滅させた。基地で合流したジョーは戦略原潜へのテレポーテーションを希望するが戦略ミサイル原潜の現在位置座標は偵察衛星を駆使しても予測不能なので、SLBM(submarine launched ballistic missile)を迎撃する方が良いだろうとフランソワーズとハインリヒとジョーの3人で戦略ミサイル原潜の推定潜行位置に最も近いアメリカ海軍のイージス艦をシージャックして、迎撃ミサイルの管制を奪いSLBMを迎撃する事にした。

楽々とイージス艦の戦闘艦橋を奪う3人、近くの海域に潜んでいた戦略原潜からのトライデントSLBM24基(全弾)発射を探知した。フランソワーズは彼女のサイボーグ能力を駆使して他の衛星からの情報も総合してイージスBMD3.6システムを補完したデータを素早く艦載するRIM-161スタンダード・ミサイル3に入力して全弾発射しイージスBMD3.6システムと連携しながら補正を加え撃墜させようとした。次々にSLBMは撃墜されていくのだがSLBMを1基だけ撃ち漏らしてしまう。

009:「フランソワーズ、核ミサイルの弾道計算を頼めるかな・・・」
003:「それを自分でするつもり?!ジョー、あなたは成層圏から帰還できないわ」
009:「フランソワーズ、僕はこの時のために生かされていたんだよ。」

003:「イワン・・・、この座標にジョーをテレポートさせて欲しいの。」
001:「いいのかい? フランソワーズ・・・これが最後の一回になる。」

フランソワーズとジョーは強く抱き合ったまま別れのキスをする。フランソワーズの目から大粒の涙が頬を伝い2人は抱き合ったままジョーは光の粒子と成って消えていった。

宇宙空間にテレポートしたジョーは銃の反動でミサイルに接近して行く。爆破装置を核弾頭に取り付けたが、核弾頭のカウリングが外れてしまい爆破装置もジョーも弾頭から投げ出されてしまう。もう駄目かと思っていた処へ、脳波通信で座標を聞いていたのか(?)ジェットが飛行してくる。背中のロケットブースターも全開にしてやってくるが、ナンダカ調子が悪そうだ。何とか宇宙空間でジョーをキャッチし全力で核弾頭を追っていく。脚部の飛行ユニットもミスファイアを起こしていて本当に調子が悪そうだ。ジェットは、ジョーの持つ爆破装置を奪おうとするがジョーは拒否する。

009:「駄目だ。君ひとりなら、まだ帰還できる。」
002:「ミサイルを止めても、『神の声』が止む保証はない。」
009:「抗うことで、僕らの意思を継ぐ者が現れるかもしれない。」
「これこそが神の声の真の目的かも知れない。聞く者、その状況によって神の声は変わり得る。」

ジェットに推されてジョーが核弾頭に到達した時、ジェットの右足の飛行ユニットが破損し飛行を継続できなくなったジェットはミサイルから離れて引力に引かれて落下していく。
009:「ジェットォオオオオオオオオオ~!!」
ジェットは流れ星となってしまう。

009:「(神に向かって叫ぶ)確かに、人は愚かな存在だ。だが不完全故に、予期しない発想、無限の可能性を秘めている・・・だからこそ素晴らしい。それに気付き、抗うものの思いを踏みにじるのですか・・・?答えてもらいたい、神よぉ~!!」

ジョーは核弾頭の上に仁王立ちになり、爆破装置を起動する。

ジョーも、もう1つの流れ星となった。

イージス艦の艦橋から夜空を見上げるフランソワーズの涙が溢れた瞳には2筋の流れ星が映っている。
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