Trips with my RV.

RVでの小旅行。

新ひだか町周辺

2012-08-10 15:27:17 | アウトドア?
一泊の恩に報いる為にスナックコーナーの営業開始時刻を30分程待って有珠山SA下りで朝食。エビフライとメンチカツ定食・・・。

(特に大盛を頼んだツモリは無いが、他の茶碗と比べれば明らかに大盛仕様だった)
このまま暴食を続けると・・・今月末の健康診断ではマズイ事に成る筈だ。

今日の予定は、室蘭観光。室蘭観光と云えば、地球岬、白鳥大橋、トッカリショ位だろうか?白鳥大橋架橋記念の道の駅はパスって早足で回る。白鳥大橋は走行中の為に画像は無し。


室蘭から海沿いを走っていくと新冠町に入る。昼食を食べようと道の駅「サラブレッドロード新冠」に入るが・・・タッチの差でレストランのオーダーストップ14時を超えてしまいレストランでは昼食が食べられない。で、道の駅に隣接するスーパーマーケットでトウキビアイス(トウキビを模したアイス最中だが、中のアイスは普通のバニラアイスではなくトウキビ味・・・甘いコーンスープ味のアイスだった)を購入し空腹を和らげ、道の駅「サラブレッドロード新冠」の関連施設であるホテル・ヒルズ(新冠温泉レ・コードの湯)へ昼食に。ここも残念ながら14時でレストランのオーダーストップだったが、温泉施設に併設の軽食コーナーで昼食を食べる事が出来た。


食事を終えて再出発したが、買い食いが重なるとゴミ処理が限界になってしまう。圧縮して燃料タンク横に作ったゴミ収納庫に積めていくが・・・これ以上ゴミが運べない。ここら辺で有料でゴミ処理の出来る道の駅でも在れば助かるのだが・・・。で、浦河国道を走っていくと道の駅「みついし」に到着する。検索しても周辺エリアでは有料でもゴミ回収してくれる施設は無いので聞いてみるが、外来者のゴミ回収はしていないとの事。だが、オートキャンプサイトがキャンセルで空きがあるのだそうだ。キャンプ場宿泊者ならゴミ捨てOKなのだそうだ。ゴミ捨ての為に・・・急遽道の駅に併設されているオートキャンプ場「みついし海浜公園」へチェックインする事にした。北海道のキャンプ場は安い・・・と聞いていたが、ここ「みついし海浜公園」オートキャンプ場は(ハイ・シーズン価格かも知れないが)1泊5100円だった。1泊5100円とは私ども中国地方のキャンパーにとっても少し高い感じだ。1泊5100円を無駄にしない為にも今夜はオートキャンプ場泊ならではのバーベQも愉しむ事にした。それと・・・今後の道東の旅での常備菜と米を炊飯して冷凍保存しておく事にした。今日の昼もレストランの営業時間に間に合わなければ旅行者は食事を食べられないと云う不幸な体験をしたばかりなので、折角のキャンプ場泊の序でに自家製冷凍食品を作って冷凍庫を満たしておく事にした。

で、宿題をしながら留守番をすると娘の為にスクリーンテントを張ってから、早速買い物に・・・。センターハウスで美人のおねえさんに聞くと最も最寄りのスーパーマーケットは車で20分離れているのだそうだ。だが、そのAコープよりもパセオの方が品揃えは豊富だと聞いたのでお隣の浦河町の「コープさっぽろパセオ堺町」へ。
新ひだか町は、日高振興局の中では中心的な存在で旧浦河町は明らかに都会の様だ。ここで生鮮食料品を買い込み、地元産の鮭や、バーベQで焼くホタテや肉類を仕入れてキャンプ場に戻った。生鮮食料品以外にも我が家用の土産物は、ここコープさっぽろパセオ堺町で購入した。昆布醤油や地元岡山では見掛けない浦河では普通の食料品を買って帰宅後に愉しむ為だ。(因みに、昆布醤油は土産物屋で買えば1.5倍の価格で売られている。常温保存可能な馬肉の燻製や、見慣れない常温保存可能な食品を買い込んでZIL520のトランクに押し込んだ)



今夜食べる白御飯と、冷凍しておく五目御飯をガス炊飯器で炊き、塩鮭を焼き、冷凍に耐える常備菜を作り冷凍庫に保存してからバーベQを愉しんだ。ZIL520に代えてからキャンプ場泊がメッキリ減っていたのでアウトドアで作って食べるのも楽しかった。何よりも・・・夜の屋外調理で蚊と闘わなくても良いのは北海道ならではだし、夕方から夜に掛けて屋外では防寒着は必要な位で暑くないのも北海道ならではで有り難い次第。スクリーンテントは張らなくても良かったカモ?

食後の片付けを終えてから隣接する「みついし昆布温泉 蔵三」へ。

どうやら冷鉱泉の沸かし湯だが・・・オートキャンプ場に隣接して入浴施設が在るのは本当に有り難い。露天風呂からは打ち寄せる波の音が旅情をかき立てる。熱湯が無いのは残念だが、水風呂は13.1℃は歴代2位の冷たさだ。朝は6時から朝湯もやっているので、折角、温泉施設併設のオートキャンプ場泊をしたのだから朝湯も愉しむ事にした。尚、5100円の電源付きオートキャンプ場だが・・・冷房も必要も全くなくサブバッテリーが満充電出来たのが幸いだろう。朝食の炊き込み御飯の炊飯を開始してから「みついし昆布温泉 蔵三」へ朝風呂に行く。朝湯は宿泊者だけの様でガラガラに空いていた。水風呂は私史上最低の12.4℃だった。やはり、熱湯が無いのが残念だ。

朝風呂に入ってスッキリしてから寝ている娘さんを起こして朝食だ。こうして自宅で食べる様な普通のご飯をキャラバン中に食べられるのはオートキャンプ場泊ならではの幸せかも知れない。昨夜に買い込んだ食材を全て常備菜に調理して冷凍庫と冷蔵庫を満杯にしてキャンプ場泊の特権としての念願のゴミ出しをしてダンプステーションで排水タンクとブラックタンクをダンプ洗浄し清水タンクを新鮮な水に入れ替えて、チェックアウトの11時を待たずに10時前に出発した。尚、新ひだか町のゴミ分別は・・・、地元の癖で8種に分別して積んできたが、地元での10年以上前のほぼ無分別の状態だった。


これから道東に向かう。道東と一言で言い習わすのは「十勝総合振興局」管内、「釧路総合振興局」管内、「根室振興局」管内と「オホーツク総合振興局」管内としての紋別から知床までだろう。だが、前回2009年の旅で「オホーツク総合振興局」管内は一応済ませているので、今回は「十勝総合振興局」管内、「釧路総合振興局」管内、「根室振興局」管内を足早に通り過ぎる事にしている。

襟裳岬までは道央なのだろうが、その前に、今回の旅を計画した時から必ず見てやろうと思っていた地質学上の要地がある。これから走る浦河国道沿いには、ユーラシア大陸プレートと北米プレートのプレート境界が直接目視出来る場所があるのだ。この「日高主衝上断層」が日高山脈を生んだ日高山脈の西側120Kmに続く大断層なのだが、それが地殻を構成するマントル毎地上に露出している。(この2つのプレートと太平洋プレートの3つが複雑に絡まり合う地震の巣は浦河沖の海底になる)

だが、現地に行って驚いた。フォッサマグナにも劣らない地質上の重大ポイントなのに道の駅や観光案内所の人は知らない様だ。アポイ岳は、北海道様似郡様似町かつ日高山脈支稜線西南端に位置し、 一等三角点「冬島」がある。日高山脈襟裳国定公園の外れとして地質学上重大な地域として、アポイ岳ジオパークが2008年に認定されていて前回の北海道旅行の際にも立ち寄りたい場所だった。だが、それらしい案内看板を見つける事は出来ず、周辺検索でアポイ岳ビジターセンターに行ってみた。そのビジターセンターに居られた学芸員(?)の方は・・・アポイ岳ジオパークに選ばれてはいるが今年の年末にビジターセンターの改修工事に併せて「日高主衝上断層」等の観光整備が行われるのだろうが、今は行ってみても見つけられないカモ?(その方自体も「日高主衝上断層」の露呈部を御存知ないとの事だった。その方の専門は、山登りの方にアポイ岳周辺の動植物の情報を伝えるネイチャーガイドなのだそうだ。他に職員の方も見当たらないビジターセンターで広報資料等を探して下さった)

1. 日高山脈は衝突によって生まれた

2. アポイのかんらん岩はとても新鮮

3. ふるさとははるか南の海

4. 地元で育った親子岩

等のWebページ上の情報を軽冊子に纏めたパンフレットを頂戴した。その中に書かれていた「日高主衝上断層」から、その場所を「東冬島トンネル東口付近の国道脇」と特定して現地に行ってみた。



一回目はサッと通り過ぎてしまったが、ビジターセンターで頂戴した軽冊子に書かれていた「D-2」と云うポイント名が書かれた看板を横目で発見したのでUターンして戻ってきてトンネル出口付近と云う危険な場所は承知で路上駐車して「日高主衝上断層」現物を確認した。ジオパークに認定された癖に扱いの軽さには少し驚いたが、私自身は感動した次第。

その他の地質学上の重要なポイントは・・・そのビジターセンターの学芸員さんの弁では私有地も含まれるのでコッソリ行って観てきたら良いとお薦め頂いたので崖崩れで閉鎖された旧道の通行止めゲート前に駐車して何カ所かは見て回る事が出来た。



(観光客に不親切すぎるので)アポイ岳ジオパークで思いの外に時間が掛かってしまい予定から大きく遅れてしまったが襟裳岬に立ち寄る。こここそが日高山脈の南端になる。ここは日本全国の山岳部を除くアメダス施設の中で年間を通じて最も年平均風速が強い場所なのだそうだ。だから併設される有料施設には風速25mの体験施設がある。(暑い本州なら有り難い施設だが、涼しい北海道では・・・寒いダケ)又、銭形アザラシのコロニーがあり館内から双眼鏡で見学が出来る様になっている。



午後2時過ぎの遅めの昼食だが駐車場脇のレストハウスで満腹セット(ツブ貝入りの塩ラーメンとイクラ丼のセット)を頼んで食べたが、観光客相手の適当な食堂だと思ったが・・・このツブ貝入りの塩ラーメンは実に旨かった。余りに美味かったので画像は無い。一口味見をしたら撮影を忘れてガツガツと食べてしまったからだ。尚、イクラ丼は・・・それなりの代物だった。

いよいよ道東である。普通なら、ここで内陸に入り十勝川方面を経由して釧路を目指すのだろうが・・・海岸線沿いを制覇すると云う目的から海っ端の道路を進み釧路を目指す。途中で北海道一長い自動車用トンネルを通り過ぎるが運転中の為に画像は無い。


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