Trips with my RV.

RVでの小旅行。

原付2種が欲しい

2010-12-11 11:12:42 | バイク?
ここに来て、電動バイクがトレンドなのだそうだ。各社からフル電気自動車が発売されつつ在る昨今、4輪車よりも航続距離に神経質に成らずに済む電動バイクは身近な電気コミューターなのだろう。

我が家は、かつてヤマハの電動パッソルを所有していた事が在る。関東でモデル販売が始まった頃から注視していて、岡山県でも販売が開始されると即座に入手した。自転車代わりに近所への買い物の足として使っていて、キャンプ場では場内移動にも使っていた。当時キャンプ場ではプレート無しの電動バイクが流行っていたが、プレート付きの原付ならキャンプ場から公道にも乗り出せるので便利カモ・・・と思っていた。

だが、歩いて行ける距離に郊外型スーパーが出来てから・・・メッキリと電動パッソルの出動回数が減った。又、長期キャンプも減ってワザワザ電動パッソルをトラベルトレーラーの後部に括り付けて行くのも面倒になった。そして、夫婦2人でハーレーに乗る様になり車庫が手狭になったのを機に赤男爵へ買取に出してしまった。なにより原付(1種)は2段階右折が必要で・・・、これが面倒だった。面倒と云うより・・・不器用なので2段階右折が上手く出来ない。

原付2種の電動バイクが在れば良いのに・・・と、その当時から思っていた。当時の法律では、定格出力0.6Kw未満の電動バイクは原付1種だったが、それを超えると・・・普通自動二輪車だとされた。原付2種に対応した規格・・・と云うモノは無く、当然に、そんな電動バイクは存在しなかった。

今回の電動バイクブームでは、主に中国製の原付2種登録可能な電動バイクが破格の安さで売られている事にフト気が付いた次第。去年の年末の時点では・・・それらの中国製原付2種電動バイクを販売しているサイトに書かれていた定格出力0.6Kw未満は原付1種、1.0Kw未満は原付2種、それ以上は中型自動2輪と云う記述は、法的根拠を見出せずにいたのだが、去年のネットニュースで、こんな記事を読んでいたので・・・1年待ってみようとは思っていた。

そして、先々月末頃に小さな記事が新聞に載っていた。

電動バイクに小型二輪枠  警察庁規則改正

警察庁は29日までに、これまで普通自動二輪車(バイク)の運転免許が必要だった出力が0.6キロワットを超える電動バイクの規制を緩和し、出力が1.0キロワット以下なら現行の小型二輪車(排気量125cc)と同じとみなし、小型二輪免許で運転が可能となるよう道交法施行規則を改正する方針を決めた。0.6キロワット以下のバイクは現行通り原付き免許で運転できる。***中略*** いずれも11月27日までパブリックコメントを受け付け12月中旬の公布・施行を予定している。


と書いてある。じゃぁ、今までは、どうだったのだろうか?

免許上の問題は、我が家には特に無い。夫婦2人共に大型自動二輪免許を所持している。漠然と・・・原付2種バイクが欲しいと思っていた最大の理由は、自動車の任意保険に付保してあるファミリーバイク特約を利用出来るカラ・・・と云うミミッチイ事情だ。

日本の法律って縦割り行政の弊害か・・・複数の官庁を跨いでいて訳が分からない部分がある。この新聞記事を読み返すと・・・(新聞記者は報道のプロでは在っても、自動二輪や電動バイクのプロでは無いので、細かい内容はツッコミ所満載だが)・・・大意としては、「出力(ま、定格出力の事だろうけど)1.0Kw以下の電動バイクは小型二輪免許で運転が可能となるように道交法施行規則を改正する方針を決めた」だ。

つまり、法改正されなければ、定格出力0.6Kwを超える電動バイクは小型二輪免許では運転が出来ない・・・のだろう。だが、中国製原付2種電動バイクは、別の法律根拠で現実に原付2種での登録は為されていた・・・のだろう。(車両の登録は原付2種で在っても、運転するには自動二輪免許が必要だった・・・となるのか?実に変な話である。)

原付2種での登録がされていれば、それは有事の際には、ファミリーバイク特約の対象には成るのだろうから、我が家的にはOKなのか?但し、免許面での法整備が進んだ事で、日本国内メーカーからも原付2種電動バイクが登場する素地が整ったと評価すべきなのだろう。

過去のバッテリーリコール問題を解消して本年10月に発売されたヤマハの電動原付1種スクーター「EC−03」は25万2000円だ。過去のニュース記事で見た様に、ヤマハから電動原付2種スクーターが発売に成るとしたら金額は幾らになるのだろうか?

リンクは張らないが中国製の電動原付2種スクーターは、バッテリーの種類に依って9万円~30万円位だった。安い中国製電動スクーターは鉛蓄電池だ。所有者の方のブログを見る限りに於いてはディープサイクルでもないバッテリーを使っている粗悪品もある様だ。高額なモノは中国製でもリチウムイオンバッテリーを積んでいるのだが、我が家が購入していた電動パッソルもリチウムイオンバッテリーのリコール問題で苦しみ発売開始から5年で発売を中止した代物だった。

リチウムイオンバッテリーは、他の二次電池と比べてもエネルギー密度が高いために、本来的に危険性が高い。ノートパソコンや携帯電話の例では、製造過程の不純物混入や、使用中の衝撃力に因って、短絡が発生し発熱し最悪は発火や爆発等の事故が発生している。ホンダやトヨタのハイブリッド車ではエネルギー密度では効率が悪いモノの安全性の理由でニッケル水素バッテリーを使っている位だ。・・・と考えると、電動原付2種の選択肢は・・・中国製ディープサイクル鉛蓄電池搭載モデルか、国産(ヤマハ)しか無いだろう。

しかし、リチウムイオンバッテリー搭載モデルは中国製でも30万円位するので、ヤマハ製なら・・・最低でも35万円位はするのだろうか?根拠は乏しいが・・・チョット高い気がする。

こうして考えると、エコな人に成った気分にはならないけどホンダPCXの方が良いのカモ?

こうして足掛け2年間悩み続けても結論も出ず・・・衝動買いも出来ないので・・・実は我が家には原付2種は不要なのかも?とも思えてしまう。(2ヶ月に1回位でしか動かさないハーレーの方が無駄なのカモとも思える?)もう少し悩んでみる事にする。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 少子化と云う国家的危機 | トップ | 構造改革? »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (原付2種購入策略魔王)
2010-12-13 14:02:29
ヤッパリ原付2種良いですよね。
スピード違反の可能性も格段に減りますし。

みどちゃんの通勤用に捜索中です。
最近の原付2種は大変です大きいので、
選択肢が少なくて大変。

走行距離も長いので、我が家では電動は無理っぽいです。
4スト限定で。(^_^;)

中国製もありますが、
販売店も壊れて当然。
直して乗るものと割り切ってるようです。

早く街中に充電ステーションができると良いですね。
返信する
Re: Unknown (軽薄な店主)
2010-12-14 21:13:56
原付2種購入策略魔王さん、コメント有り難う御座います。

# 業務システムがダウンして・・・今日は13日の金曜日の仏滅の三隣亡でした。

> ヤッパリ原付2種良いですよね。

はい、欲しいです。いつ乗るのか?と聞かれると困りますが・・・

> スピード違反の可能性も格段に減りますし。

はははははは・・・タイムリーな話題ですねぇ~。

郊外の住宅地ならイザ知らず、幹線道路では30Km/hの制限速度は逆に危険です。

> みどちゃんの通勤用に捜索中です。
> 最近の原付2種は大変です大きいので、
> 選択肢が少なくて大変。

おぉ~、格好良いですねぇ~。小さくて・・・ならアドレスV125でしょうが、カワサキの D-TRACKERなんか女性にピッタリだと思いますけど・・・。

> 中国製もありますが、
> 販売店も壊れて当然。
> 直して乗るものと割り切ってるようです。

やっぱり。そうなんですか~

私は奥様の説得が上手く運んだらPCXかなぁ~。ドコに乗っていくの?と奥様に聞かれて・・・撃沈しております。

> 早く街中に充電ステーションができると良いですね。

4輪用は規格が統一されている(国産勢は、先行の三菱も日産も、発売もしていないトヨタ自動車の規格を採用した)ので外出先でも急速充電が可能ですが、2輪用は急速充電が出来ません。近距離用コミューターが電動バイクで、中距離は4輪EV・・・なんでしょうね。

4輪EVは、ミニEVのモニターは申し込みましたケド。
返信する

コメントを投稿

バイク?」カテゴリの最新記事