名物オフ「チョキチョキオフ」に参加した！

数日前から準備（蟹酢、蟹スプーン、着替え、キッチンバサミ等々）を終え当日を迎えた。仕事が済み次第、帰宅して入浴後、出発と成っていた。早々に仕事を切り上げて帰宅したが今日に限って娘のスイミングスクールと重なり娘の帰宅を待つ事に・・・出発が遅れイライラモードで妻子の準備を急がせ金曜日の午後９時半に自宅を出発した。

毎度のパターンでブルーライン経由山陽自動車道の備前ＩＣから高速に乗ろうと走っていたが、道中の話題に・・・と、娘に宿題の量を聞いた「３連休だから宿題は沢山あるの？」娘はゲームに夢中になっているからか返事が無い。ゲーム・カセットを交換中に再び聞くが返事が無い。

何かがオカシイと思い路側帯に緊急停車し、娘に宿題の件を再確認すると蚊の鳴く様な小さな声で「忘れた」との事。どの位の量の宿題が出たのかを忘れたのか、それとも、宿題を持って来忘れたのか、何度も確認するが要領を得ない。

トレーラーに探しに行こうとする妻を見て「家に宿題を忘れました。今度からは気をつけます。」と娘は白状した。持って来たか、持って来なかったか自信が無いでは無く・・・これは確信犯的に宿題を持って来なかったと判断し教育上の配慮から、その場でＵターンを敢行し自宅に取りに帰る事に・・・。

本日中の到着を考えていたのだが、宿題セットを回収し再出発を果たしたのは午後１１時半であった。遅れを取り戻そうと、いつもよりスピードを上げて走行し会場には午前３時前に到着した。

お馴染みさんが夜食にドウゾとお持ち頂いた豚まんを御馳走になりながら、セッセと設営をしていたら、西のかわせみ・東条湖で見知った方が集会テントで皆が呑んで待っていますと呼びに来て下さったので、設営作業を止めて妻を誘ってイスをぶら下げて集会テントに行く事に・・・。７～８人でひっそり飲んでいる仲間に参加したが・・・、呼びに来て下さった方は早々に眠いので、と辞去されてしまう。（誘っておきながらサッサと寝てしまわれるとは流石で在る）それから・・・我ら夫婦には太刀打ち出来ない濃～いメンバーのみが残る集会テントで朝５時まで大笑いを強制されてしまう。設営の残りをササッと終え就寝したのは５時半だった。（これでは、初体験の市場買い出しに引率して頂く夢は潰えた様だ。目覚ましを掛けず９時半過ぎまで爆睡する）

（土曜日昼）

どうも寝不足が祟りスッキリしないまま市場買い出しチームを待つ間、昼食を外食に行く事にしてお馴染みさんの奥様方と共に近所の道の駅「しんあさひ風車村」に行く。道中、トレーラーを牽いて会場を目指す仲間とすれ違うが当方はヘッドのみなので気が付かないカモ？


少々割高な月並みな和定食（平均的道の駅での食事レベルで特にお奨めでは無い）でお茶を濁してから会場に戻る。

隣のサイトに関東の友人家族が到着しており、チョキチョキオフ初体験の同家を御案内する事にするが・・・些か不安。市場買い出しチームも戻り、チョキチョキ購入と受付を済ませ夕食前に入浴をすべく昨年も行ったマキノ高原温泉「さらさ」に行く。昨年はスキー客でごった返していたが今年は若干空いている様だ。入浴を終え会場に戻る。

今日はチョキチョキオフのメインイベントで在るズワイガニを食べる日である。前回は（ピックアップキャビンだった性か）活けチョキチョキの調理に手間取った不幸な思い出から、即座に食べられる茹でチョキチョキのみの購入としていた。
スクリーンテントを出すのも面倒だしスペースも無いと云う事で、トレーラー内で茹でチョキチョキを家族３人で食べ始めた。１匹を分け合った頃には娘は遊びに気を取られて出て行ったので、残り１匹はカニ鍋にする事に。カニすきは活けガニでするモンだとは思うが、カニ鍋なら良いだろうと妻が解体した茹でガニに野菜を入れカニ鍋を貪り喰った。途中で次のステップカニ雑炊に不可欠な鶏卵を忘れた事に気付いた妻が毎度御世話になっている内々の御宅から２個頂いて戻る。前腕の身も解し、次は雑炊へ突入！と思っていたら隣の御嫡男が昨日誕生日で豪華バースディケーキを持って来ているそうで、居合わせた子供達と共に簡易誕生日会を開催すると云う事になり、雑炊は翌朝御飯に順延となる。




滑り込みセーフの高知のお馴染みさんの御子息らもケーキに間に合い照明を消してロウソクの灯りでバースデーソングを歌い誕生日をお祝いした次第。持って来た米焼酎「猫又」古酒で乾杯をしていた。

その後、トレーラー内を片付けてから昨夜に引き続き集会テントに乗り込む事にする。

集会テントに行こうと準備をしていたらお馴染みの奥様方が三々五々拙宅トレーラーに集結して来られ、これはママトレーラーである。即刻退去されたしと云う事で集会テントに行く事に・・・。

集会テントには昨夜？昨朝？同様の濃いメンバーと共に西のかわせみ・東条湖で見知った皆さんが居られ、殆ど西のかわせみ・東条湖と同じノリの宴会が始まった。料理長にはイカ焼き、餃子せんべい、亀雫等々と御馳走になり有り難う御座いました。（しかし、朝は４時間程しか寝て居らず、不幸にして昼寝もしていない為、如何せん眠い。）午前１時過ぎには睡魔に勝てず自分のトレーラーに戻る。ほぼ会場中央の集会テントから北のハズレの自トレーラーまでヨタヨタしながら戻ると（薄着の性もあり）歯の根も合わない位であった。パジャマに着替え布団に潜り込んだ。

（日曜朝）
夜半には激しい雨にルーフを叩かれ眠りを妨げられたモノの昨夜の早寝が功を奏し比較的スッキリと目覚める。今日は東京からの友人宅の観光の為に、琵琶湖初心者向けに「琵琶湖博物館」を訪ねる事にしていた。会場で済ます御用が在ると聞いていたのでノンビリと昨夜のカニ鍋を雑炊にしてガツガツと頂戴した。カニのだしがタップリの雑炊は本当に美味かった。カニ鍋の延長で満腹のお腹に無理矢理詰め込むより、こうして翌朝の朝食に回した方が幸せと云うモノ。大満足の朝食であった。

さて、友人宅の御用は済まない・・・と云うか来客予定者に連絡が取れないと云う事で、前倒しして琵琶湖観光に出掛ける事にする。当初の（私の中の）腹づもりでは、琵琶湖博物館と遊覧船、その後、湖北の温泉から琵琶湖を眺め琵琶湖三昧の筈だったが・・・、スタートが遅かった為、琵琶湖大橋と道の駅「草津」で昼食後、琵琶湖博物館に滑り込むのが精一杯だった。

道の駅「草津」は裏側に第２店舗が出来ていて小ザッパリした建物の洒落たファミリーレストランが併設されていてメニュー数は少ないモノの農業会社経営らしい地産地消の地元らしさと優良な農産物を前面に押し出した料理の素晴らしさに正直驚いた。（ここの所の数回の体験で、道の駅での食事にネガティブなイメージを抱きつつ在ったが、ここで汚名返上である。来場者数が多そうな大都市圏最寄りの道の駅で企業体力が在るからか・・・結構お奨めだった。）レストランの予約待ち時間内に隣接する農業系？ファンシーショップで買い物も出来（スタンプカードも満タンになりプレゼントを貰えたのも高得点に寄与？）満足だった。

そして、午後２時から琵琶湖博物館に突入した。道の駅「草津」からも全容が見える大きな外観から期待感も増すが、ナカナカどうして素晴らしい展示内容と企画で閉館までの３時間では駆け足で回っただけで、もう少し時間を掛けてユックリ愉しむべき素晴らしい博物館だったと思う。

特に閉館間際に滑り込んだ地球自転の影響によるコリオリの力を３０００倍に増幅した体験施設では天文学的規模の自然現象を人体サイズでリアルタイムに把握できる様に作られていて、子供達よりも大人の私の方が感心してしまった。コリオリの力に抗して飛んだり走ったり・・・童心に返って愉しんでしまった。又、琵琶湖に住む魚類を全網羅した水族園も見事であり広大な琵琶湖に生息する生物の豊富さにも感心した次第。３時間で全館を見尽くす事は不可能なので、最低６時間は暇が潰れる事請け合いで、もし未体験の方には強くお奨めしたい次第。

役所仕事らしく５時の閉館に追い出されてしまうが、今更湖北の温泉を目指す元気も時間もないので湖西の「比良とぴあ」でお茶を濁す事にしチョキチョキオフの最終夜を会場で過ごすべく戻る事にする。（ここで我が家だけなら、チョキチョキも食べ尽くしたし夕食は外食して宴会だけ参加と相成るだろうが、東京の友人宅は未だ活けチョキ１匹と茹でチョキ１匹を温存していて、これを今夜食べたいと云われるので、外食は断念して、材料の残りを総動員して現地調理に切り換える事にする）「比良とぴあ」は超満員で到着当時２０分待ちの入場制限が出ていた。実際の泉質は不明だが、大入り満員体制で塩素がタップリ入れてあり、このままでは塩素で被れてしまいそうな状態だったので、タップリ茹で上げた後に源泉の小さな浴槽（２７℃）で塩素を洗い流して出た。これで塩素被れは無かったが、マキノ高原温泉「さらさ」の泉質の方が良いようだ。又、待合室で温泉通と見える人に伺ったが、マキノ高原温泉「さらさ」と朽木村の天空の湯が、この周辺でのお奨めの温泉だとの事。朽木云々とはお馴染みメンバーからも度々聞く名前なので、次回チョキチョキオフでは是非「天空の湯」にも足を運んでみたいモノである。

「比良とぴあ」の帰路にコンビニで宴会用にロックアイスを買い会場に戻る。東京の友人宅が炊いた御飯と余っているカニを、妻が用意した豚鶏鍋にぶち込んでカニ豚鶏鍋と、いつも御世話になっている内々の宅から見るに見かねて救援物資として頂いた美味しいレトルトカレー、昨夜に引き続き米焼酎「猫又・古酒」で夕食を終えた。やはり、途中で満腹に阻まれてカニ豚鶏鍋雑炊は翌朝御飯にする事に・・・。明日の出立の準備も兼ねて片付けを終えてから宴会を求めてトレーラーから外に出た。

大阪の内々の方のサファリルーム内で宴会が開かれてはいたが、トレーラー下は通気が良く設えてあるので寒さが募り、会話が途絶えたのを機にもう少し暖かい宴会場所を求めて移動を開始した。昨夜の集会テントは既にお開きになっているそうで途中で笑い声が賑やかな通称「兵庫テント」に御厄介になる事に・・・。

ここで奨められるまま吟醸酒を頂いたのが運の尽き、Ｌシステインを飲みに戻った序でにトレーラーで寝てしまう。兵庫テントでは妻も御世話になっていた筈だが何時に戻って来たかも判らない。（ここで初めて妻は、西のかわせみ・東条湖でのオフ会時に屋台トレーラでちょくちょく来ている屋台のオジサンことカリスマ理容師の方が口は悪いが気の良い御馳走魔で有る事と、じじさんの面白さを知ったそうだ。そんな事は当たり前だと思っていた事も妻と私では共通の認識には成っていなかった様だ。又、関西の方は概ねボケ役とツッコミ役に自らの役所を決めていて、我々のような非関西人でも対応する役柄を任じるのが礼儀だと・・・熱く語っていた。カリスマ理容師さん妻が色々御馳走になった様で・・・有り難う御座いました。帰宅後は嬉しそうにインスタント釜玉を振る舞ってくれたので・・・気に入ったミタイですねぇ～）

（月曜日）
隣家の東京の友人宅と朝９時かに雑炊の朝食と約束をしていた妻が８時半にセットした目覚ましで起床する。昨夜までの降ったり止んだりの微妙な天気とは打って変わって快晴である。９時までの暇潰しを散歩と出会した皆さんに手伝って頂き約束の９時にお腹を空かせてトレーラーに戻る。

隣家の様子を掴めず１５分遅れの朝食になった。少し煮詰まって塩辛目だった。朝食を終え、トレーラー内の片付けを妻に任せて外回りの撤収作業を行いつつ訪ねて来られた方と話をしていた。が、西のかわせみ・東条湖のお馴染みさんの復活トレーラーを拝見しに自トレーラーから離れた為、妻は撤収作業を途中止めで井戸端会議に興じていた。刹那的に過ごす妻に苦言を呈しても仕方がないとトレーラー内の撤収作業も終え、スライドアウトを半分格納する処まで辿り着く。（過去のフレーム変形事件以降、少々神経質になっているのカモ知れないが、サポートジャッキが出ている間しかスライドアウトを広げない事に決めていて、車内が片付いてスライドアウトを仕舞わないとサポートジャッキを仕舞わない。サポートジャッキを仕舞わないとアウトリガーの高さ調整はしない。アウトリガーの高さ調整が出来ないとヘッドとの連結が出来ないと・・・車内の片付けが全部の撤収作業に影響が及ぶ訳。妻の飽きっぽさが我が家の撤収の遅さを助長している訳。と・・・、云う訳で妻に頼らないと朝食が済んで１時間以内に撤収が完了し帰宅に向け出発準備完了となる。

典型的なＡ型男性として、準備が全部出来て初めて心の余裕も産まれる。で、他の皆さんが撤収作業に勤しんでいる脇で世間話に興じて愉しんでいたが、そろそろ昼食をどうするかを悩む時間になってきたので、１２時に会場を離脱し高速道路のＳＡ等のレストランで昼食を食べ一気に帰宅する事にする。

１１時５０分に会場を出立。居合わせた７０家族以上に挨拶をして帰る事は不可能なので、御近所と通路から見える人達だけに手を振り離脱した。会場を出た処で東京の友人宅とは分かれ湖西道路上り線に合流する。その後、順調に進み、桂川ＰＡ等でトイレ休憩昼食を終え、午後３時過ぎに無事に自宅に帰宅した。

先代トレーラーでの参加経験は在るが５ｔｈで参加するのは初めてのチョキチョキオフで在り、重量のある５ｔｈでは（昨年続出した様に）砂浜でスタックすると心配をしていたのだが湖に近づき過ぎない限り大丈夫だと再確認をした。
（尚、ヘッドのＲＡＭ君だけでも、湖側に寄り過ぎると４Ｌにしないと脱出出来なかったので・・・ＲＡＭ君も湖側注意なのだろう）

帰宅し入庫後は、何を血迷ったのかトレーラーの片付けに参加した事がない妻が率先してトレーラー車内を清掃するのを見て些かビックリする。車内清掃と平行して各タンクのダンプをして清水タンクを清水で満水にし消毒薬を入れて完了とする。本来は、トレーラーの車体も掃除し車体カバーを掛ける筈だったがついついトレーラー内で寛いでしまい今日は外部清掃も車体カバー掛けも断念する。家にも入らず夕方過ぎまでトレーラーで過ごし・・・家に入ると爆睡してしまう。

今年も我が家の、ＴＭＬの誇る名物オフの最右翼「チョキチョキオフ」は終了した。幹事の方、幹事のサポートをされる方々の御家族絡みの御苦労に支えられたオフ会であり、今年は更にお楽しみ企画も追加され至れり尽くせりになっている。
実質、僅か数家族の方の御尽力で巨大な規模のオフ会が運営されており、私共参加者の１家族１家族の自助努力無くしては成立しないレベルに至っている。

又、幹事の方のお人柄からか年々参加者は増え続け、来年は更に多くの皆さんが集うオフ会に成ると聞く。本来は、今年こそは車内の汚れを気にせずに荷物が積載出来るピックアップを活用して買い出しのお手伝いを名乗り出ようと思っていたのだが・・・前夜の夜更かしで撃沈してしまう。

少なくとも我々一般参加者に出来る事は、今回の受付時に頂いたステッカーの標語の様に「持ちカエル、無事カエル」のキャンプマナーの向上で幹事の皆さんに御迷惑を掛けない事、少ない人数での運営でも支障が出ないように時間内での時間差で混雑を避ける工夫を我々側でも気を配る事、幹事は主催者で在っても雑用係では無いので問題が起きたら自分達で解決するか周囲の仲間と解決する様に心掛け幹事の皆さんの負担を減らす努力が不可欠だろう。

末永く、この名物オフが継続開催されていく様に・・・、私達参加者１人１人も幹事さんに負担を掛けない様に強く心掛けるべきだろう・・・と改めて思う次第。何れにしろ、幹事の皆さん本当に御世話になり有り難う御座いました。