過去記事「2012年の人類滅亡は回避された・・・らしい。 2010-02-26 22:05:44 | 独り言」では、「通常の太陽周期を超えて太陽磁場反転が滞っているので、通常の太陽周期を超え磁場反転のエネルギーが過剰に蓄積された太陽が磁場反転する時にはメガフレアが発生するのでは無いか?と恐れられていたが、長い沈黙を破って少々大き目のMクラスフレアが発生し始めたのでメガフレアの可能性は大幅に減ったので2012年にメガフレアが地球を襲うカモ知れないと云う危機は去った」・・・と云う内容の記事を書いた。
激しい便秘に苦しんで、相当期間排便が無ければ・・・場合に依っては大腸内に糞石が形成され、更に便秘に拍車を駆ける事がある。何かのキッカケで糞石が柔らかくなり長期間の便秘生活から立ち直った時には溜まりに溜まった糞便が大量に出てくる・・・と云う下世話な話を、太陽周期と同列で論じるのには流石に罰当たりカモ知れない。
太陽周期とは、太陽活動の周期的変化を指す。11年周期、22年周期、87年周期、210年周期等々が知られているが、87年周期や210年周期は、元となる11年周期の振幅変調では無いかと云われている。元々の11年周期の原因が何か、そして、11年周期で北極・南極の磁場が反転する理由は何か、等々は現代の科学では未だ判っていない。
判ってはいないが、恰も蝋燭の炎が風もないのに定期的に揺らぐのと同じく、自然界に存在する全ての物理現象が周波数fに反比例する1/fに従っている様に・・・或る程度の規則性をもった揺らぎが存在していて、我々の太陽の場合は観測史から判明した11年周期なのだろう。
「1/fゆらぎ」は、似而非科学で多用されるキーワードなので、これを手放しで使う事は再び誤解を招いて似而非科学を嫌う正義を気取る方々に攻撃を受ける恐れがあるので、余談だが「1/fゆらぎ」の原因を解説しておこう。「1/fゆらぎ」は「ヒーリング」や「リラクゼーション」とかで登場するキーワードだが、自然のリズムだとされる「1/fゆらぎ」は、人工的な振幅と似而非科学で嫌われる正弦波の様々な周波数の重ね合わせで得られる事をフランスの数学者ジョゼフ・フーリエが発見し、これをフーリエ級数と呼ぶ。この事より、自然界に於ける「1/fゆらぎ」も正弦波や直線で表せる単純な形の数学的な物理現象である原因現象が複雑に絡み合った結果を示すだけの事で、「1/fゆらぎ」としての固有振動を持ち合わせている訳では無い。
その太陽活動に於ける最小周期である「1/fゆらぎ」が11年だと御了解頂こう。この11年周期で、古代から記録されていて誰の目にも明らかな観測現象として太陽黒点の増加と減少の周期が知られている。太陽には、その莫大な重力で莫大な量の水素分子を、半分液体半分固体である液晶の状態で塊になっていて、その塊が自転する事で数十億・数百億アンペアの莫大な電力が発生して莫大な磁力線が出現している。太陽は固体ではなく液晶状態なので、高緯度帯は32日で1周し、低緯度帯(赤道周辺)は27日で1周するので、回転が遅い低緯度帯の動きに引き釣られて南北方向の磁力線も東西赤道に巻き付くようにズレていき、こうして赤道部では半年で1周して11年周期では20数周ほど赤道には磁力線が巻き付いてしまう。こうした複雑な磁力線が重なり合い、磁力線の濃淡が出来て、その磁力線の濃い部分は(強い磁力線は熱を通さないので)周囲より温度が低くなり黒く見えるので黒点として地上からも観測されるのだ。紀元前から、太陽表面にカラスが住んでいると云われていた事より古代から太陽黒点は観測されていたのだろう。
この自転速度の差で巻き付き、コリオリの力で捻られ引き延ばされた複雑な磁力線が限界に達して、太陽表面の磁力線が一転して再生される周期が太陽周期であり、その際には南北極の磁性も反転する事が知られている。だが・・・今回は11年周期が大きくズレたのだが、観測によると北半球は太陽周期に基づく磁場反転の徴候が進んでいるのにも拘わらず、南半球では磁場反転の徴候が見られないのだそうだ。
磁力線は赤道付近に複雑に絡み合い巻き付いているとは云っても、太陽も地球と同じように北極・南極周辺に磁北極・磁南極があり、それが11年周期でN極とS極・・・誤解を生じるから正磁極と負磁極か?が入れ替わっていた。前回の太陽周期では北極がS極(負磁極)で南極がN極(正磁極)だった。2012年に新たな太陽周期が始まったとされていて北極側がN極の分布が増え始めていて磁極反転が進んでいるのだが、磁南極側は以前通りN極優勢が続いている。このままでは北極もN極、南極もN極と云う状態になってしまい、S極は赤道周辺に散在する事になるだろう。
磁極は、磁力線が束ねられて最も強い磁力線の総合ベクトルなので、赤道を挟んでS極同士が向かい合わせになる事は、小学生時代の磁石の勉強を思い出しても不自然な状況であると判る筈だ。今後も太陽の磁極が4極状態と云う不自然な状況で推移するので、今後も太陽活動は活発に成らないだろうと予想されているのと同時に、南極側の磁極反転が緩やかではなく急激に行われる可能性を考えればメガフレアが地球近傍を襲う可能性も捨てきれない。
更に余談だが・・・、今回の国立天文台の発表に際して、多くの科学系のWebサイトでは、この太陽磁極4極化は「マウンダー極小期」(1645-1715年頃)や「ダルトン極小期」(1790-1820年頃)の地球が寒冷期となった時期に似ているので、プチ氷河期やミニ氷河期の到来の危機を仄めかしている。
「マウンダー極小期」(1645-1715年頃)や「ダルトン極小期」(1790-1820年頃)の頃の太陽磁極の状況が当時の地球から観測されていたとは思えないし、その当時が太陽磁極4極化していた事を証拠が地上から発見されたとも思えない。「マウンダー極小期」(1645-1715年頃)や「ダルトン極小期」(1790-1820年頃)が地球の気候が寒冷であった事は記録により明らかだろうが、その時も、今と同じだったとする根拠が判らない。
#2008年頃に観測された約100年ぶりに太陽黒点がゼロと云う現象は、1670年代の黒点ゼロの状況に重なる事は否定しない。だが、今日では黒点数は増えていて40個程が観測されている。
黒点情報
尚、研究者が予測しているのは「マウンダー極小などの極端な太陽活動の低下が今後発生する場合、その兆候が1サイクル近く前(~11年前)に極域磁場に現れる筈」であり、その研究者の予測が正しければ、この太陽磁極4極化が重大な徴候だとして、次の太陽周期には極端な太陽活動の低下が予測されるのだろう。
因みに・・・我々の地球に届いている太陽の熱と光は・・・太陽中心部で活発に行われている核融合反応から約10万年掛かって到着しているのだ。小学校の時には、太陽と地球の距離は、光の速度で8分少々と習った方も居られるだろう。それは太陽の光球を脱した熱と光の話で、太陽内部は強い重力と液晶状態に集まった物質密度の為に中心部で出来た熱と光が脱出するのには想像を絶する時間が掛かるのだ。
つまり、今後の太陽活動・・・太陽からの熱と光を知る為には10万年過去に戻ってニュートリノを計測するしかないと云う事になる。尚、太陽ニュートリノ問題はニュートリノ震動(レプトンの世界でも・・・複数の質量に基づく震動が長い距離を走行する内に震動毎のズレを生じる為に、別のフレーバーに変身してしまう事で)太陽核融合で生成された電子ニュートリノがμニュートリノやτニュートリノに変身してしまう・・・事の発見で解決した事になっているが、今日観測される熱と光を産み出すには、やはり発生しているニュートリノの量は足りないので・・・今後10万年後の太陽活動は沈静化していると思って間違い無いだろう。(ま、この観測値にしたトコロで、ここ数十年だけの太陽活動の沈静化なのか、長期的傾向での沈静化なのかは、今の科学レベルの我々には知る由も無いのだが・・・)
さて・・・太陽南半球の便秘は、今後どうなるのだろう?
激しい便秘に苦しんで、相当期間排便が無ければ・・・場合に依っては大腸内に糞石が形成され、更に便秘に拍車を駆ける事がある。何かのキッカケで糞石が柔らかくなり長期間の便秘生活から立ち直った時には溜まりに溜まった糞便が大量に出てくる・・・と云う下世話な話を、太陽周期と同列で論じるのには流石に罰当たりカモ知れない。
太陽周期とは、太陽活動の周期的変化を指す。11年周期、22年周期、87年周期、210年周期等々が知られているが、87年周期や210年周期は、元となる11年周期の振幅変調では無いかと云われている。元々の11年周期の原因が何か、そして、11年周期で北極・南極の磁場が反転する理由は何か、等々は現代の科学では未だ判っていない。
判ってはいないが、恰も蝋燭の炎が風もないのに定期的に揺らぐのと同じく、自然界に存在する全ての物理現象が周波数fに反比例する1/fに従っている様に・・・或る程度の規則性をもった揺らぎが存在していて、我々の太陽の場合は観測史から判明した11年周期なのだろう。
「1/fゆらぎ」は、似而非科学で多用されるキーワードなので、これを手放しで使う事は再び誤解を招いて似而非科学を嫌う正義を気取る方々に攻撃を受ける恐れがあるので、余談だが「1/fゆらぎ」の原因を解説しておこう。「1/fゆらぎ」は「ヒーリング」や「リラクゼーション」とかで登場するキーワードだが、自然のリズムだとされる「1/fゆらぎ」は、人工的な振幅と似而非科学で嫌われる正弦波の様々な周波数の重ね合わせで得られる事をフランスの数学者ジョゼフ・フーリエが発見し、これをフーリエ級数と呼ぶ。この事より、自然界に於ける「1/fゆらぎ」も正弦波や直線で表せる単純な形の数学的な物理現象である原因現象が複雑に絡み合った結果を示すだけの事で、「1/fゆらぎ」としての固有振動を持ち合わせている訳では無い。
その太陽活動に於ける最小周期である「1/fゆらぎ」が11年だと御了解頂こう。この11年周期で、古代から記録されていて誰の目にも明らかな観測現象として太陽黒点の増加と減少の周期が知られている。太陽には、その莫大な重力で莫大な量の水素分子を、半分液体半分固体である液晶の状態で塊になっていて、その塊が自転する事で数十億・数百億アンペアの莫大な電力が発生して莫大な磁力線が出現している。太陽は固体ではなく液晶状態なので、高緯度帯は32日で1周し、低緯度帯(赤道周辺)は27日で1周するので、回転が遅い低緯度帯の動きに引き釣られて南北方向の磁力線も東西赤道に巻き付くようにズレていき、こうして赤道部では半年で1周して11年周期では20数周ほど赤道には磁力線が巻き付いてしまう。こうした複雑な磁力線が重なり合い、磁力線の濃淡が出来て、その磁力線の濃い部分は(強い磁力線は熱を通さないので)周囲より温度が低くなり黒く見えるので黒点として地上からも観測されるのだ。紀元前から、太陽表面にカラスが住んでいると云われていた事より古代から太陽黒点は観測されていたのだろう。
この自転速度の差で巻き付き、コリオリの力で捻られ引き延ばされた複雑な磁力線が限界に達して、太陽表面の磁力線が一転して再生される周期が太陽周期であり、その際には南北極の磁性も反転する事が知られている。だが・・・今回は11年周期が大きくズレたのだが、観測によると北半球は太陽周期に基づく磁場反転の徴候が進んでいるのにも拘わらず、南半球では磁場反転の徴候が見られないのだそうだ。
磁力線は赤道付近に複雑に絡み合い巻き付いているとは云っても、太陽も地球と同じように北極・南極周辺に磁北極・磁南極があり、それが11年周期でN極とS極・・・誤解を生じるから正磁極と負磁極か?が入れ替わっていた。前回の太陽周期では北極がS極(負磁極)で南極がN極(正磁極)だった。2012年に新たな太陽周期が始まったとされていて北極側がN極の分布が増え始めていて磁極反転が進んでいるのだが、磁南極側は以前通りN極優勢が続いている。このままでは北極もN極、南極もN極と云う状態になってしまい、S極は赤道周辺に散在する事になるだろう。
磁極は、磁力線が束ねられて最も強い磁力線の総合ベクトルなので、赤道を挟んでS極同士が向かい合わせになる事は、小学生時代の磁石の勉強を思い出しても不自然な状況であると判る筈だ。今後も太陽の磁極が4極状態と云う不自然な状況で推移するので、今後も太陽活動は活発に成らないだろうと予想されているのと同時に、南極側の磁極反転が緩やかではなく急激に行われる可能性を考えればメガフレアが地球近傍を襲う可能性も捨てきれない。
更に余談だが・・・、今回の国立天文台の発表に際して、多くの科学系のWebサイトでは、この太陽磁極4極化は「マウンダー極小期」(1645-1715年頃)や「ダルトン極小期」(1790-1820年頃)の地球が寒冷期となった時期に似ているので、プチ氷河期やミニ氷河期の到来の危機を仄めかしている。
「マウンダー極小期」(1645-1715年頃)や「ダルトン極小期」(1790-1820年頃)の頃の太陽磁極の状況が当時の地球から観測されていたとは思えないし、その当時が太陽磁極4極化していた事を証拠が地上から発見されたとも思えない。「マウンダー極小期」(1645-1715年頃)や「ダルトン極小期」(1790-1820年頃)が地球の気候が寒冷であった事は記録により明らかだろうが、その時も、今と同じだったとする根拠が判らない。
#2008年頃に観測された約100年ぶりに太陽黒点がゼロと云う現象は、1670年代の黒点ゼロの状況に重なる事は否定しない。だが、今日では黒点数は増えていて40個程が観測されている。
黒点情報
尚、研究者が予測しているのは「マウンダー極小などの極端な太陽活動の低下が今後発生する場合、その兆候が1サイクル近く前(~11年前)に極域磁場に現れる筈」であり、その研究者の予測が正しければ、この太陽磁極4極化が重大な徴候だとして、次の太陽周期には極端な太陽活動の低下が予測されるのだろう。
因みに・・・我々の地球に届いている太陽の熱と光は・・・太陽中心部で活発に行われている核融合反応から約10万年掛かって到着しているのだ。小学校の時には、太陽と地球の距離は、光の速度で8分少々と習った方も居られるだろう。それは太陽の光球を脱した熱と光の話で、太陽内部は強い重力と液晶状態に集まった物質密度の為に中心部で出来た熱と光が脱出するのには想像を絶する時間が掛かるのだ。
つまり、今後の太陽活動・・・太陽からの熱と光を知る為には10万年過去に戻ってニュートリノを計測するしかないと云う事になる。尚、太陽ニュートリノ問題はニュートリノ震動(レプトンの世界でも・・・複数の質量に基づく震動が長い距離を走行する内に震動毎のズレを生じる為に、別のフレーバーに変身してしまう事で)太陽核融合で生成された電子ニュートリノがμニュートリノやτニュートリノに変身してしまう・・・事の発見で解決した事になっているが、今日観測される熱と光を産み出すには、やはり発生しているニュートリノの量は足りないので・・・今後10万年後の太陽活動は沈静化していると思って間違い無いだろう。(ま、この観測値にしたトコロで、ここ数十年だけの太陽活動の沈静化なのか、長期的傾向での沈静化なのかは、今の科学レベルの我々には知る由も無いのだが・・・)
さて・・・太陽南半球の便秘は、今後どうなるのだろう?
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