<日経225先物月足>
月足では、前月サポートの-1σを割り込み、前月安値を更新して-2σ手前まで下げたあと、反発して-1σ付近まで戻しています。今後、終値で-1σを割り込むようだと、一旦戻りを試して二番天井を形成しただけに、ダウントレンドへの転換の可能性が非常に高くなります。ただ、仮にそうなるにしても、21ヶ月MAが依然上向きなので、一旦保合い相場が続き、その後保合いからの放れとなりそうです。
<日経225先物週足>
週足では、高安値を切り上げる陽線で、ダウントレンド発生後の戻りを試す動きが継続しています。依然、ボリンジャーバンドは拡大中なので、-1σを上抜けるまでは、ダウントレンド継続と見ます。
<ナスダック月足>
月足では、昨年8月に付けた安値をや-2σを割り込んだ後、買い戻されて保合いレンジ下限での攻防となっています。短期移動平均線は下向きとなり、20ヶ月MAも横ばいとなっており、このまま同MAを回復できなければ、デッドクロスすることになります。そうなれば、ダウントレンドへの転換の可能性が非常に高まります。
<ナスダック週足>
週足では、高安値を切り上げて、ダウントレンドの中の調整の戻り局面入りです。今後、-1σと5週MAの抵抗帯を上抜ければ、保合いに戻ることになります。そうならずに、直近安値を割り込むと、ダウントレンド継続となります。後者の場合は保合いからの放れとなり、中長期的にもダウントレンドへ転換となります。
<ダウ月足>
月足では、-2σを割り込んだあと、50ヶ月MA付近から買い戻されて、たくり足の格好になっています。5ヶ月MAに続いて、10ヵ月MAも20ヶ月MAとのデッドクロスとなり、売り優勢のチャートに変わりつつあります。今後、昨年8月に付けた安値を割り込むようだと、保合いレンジを下抜けとなり、ダウントレンドへ転換する可能性がきわめて高くなります。
<ダウ週足>
週足では、高安値を記し上げて、戻りを試す動きとなっています。-1σや5週MAの抵抗帯を上抜けたので、Wボトムを形成し、ダウントレンドは一旦終了した形です。