とうぜむさんの時事放談

思いつくままに書き記しています。
気楽に読んでもらえれば幸いです。

26年前

2008年10月27日 | 政治・社会
日経平均株価が26年前の水準になった。
今の平均株価を決める企業と当時の企業とは違っているので一概には比較できないものの、経済に与える影響は大きいし、引いては、我々の生活に与える影響も大きい。
26年前といえば1982年(昭和57年)で、当時の僕は今の年齢のちょうど半分。
その年に生まれた人は立派な大人となっている。
そんな昔の水準に戻ったのだから、ほんとに大変なことだと思う。
思い起こせば1990年ごろにソ連が崩壊し、冷戦状態が終わって世界が平和になると思う間もなく、ある評論家が「共産主義と資本主義の対立から、これからは宗教の対立が起こる」と予測し、その通りになっている。
また、その後何年もしない頃から、ある経済評論家が「アメリカを中心とした資本主義が立ち行かなくなる。新資本主義とでも言うべき新たな枠組みが模索されるだろう」と予測していたこともその通りになっている。
どちらも「いつ、そうなるか」とまでは断言していないものの、根拠を踏まえて持論を展開していたことを覚えている。
それらを聞いたときの僕も、なんとなく彼らの言う通りになるような気がしていた。
地球が呼吸をしているように、経済活動も、我々の生活も、長い年月をかけて吸っては吐く(伸びたり縮んだり)ことをして、その振り幅が大きかったり小さくなったりするのだということを、身を持って体験しているような気がする。
思い返せば、この26年間、色々なことがあったなぁ。
今26歳の人は、これから多くのことを経験するんだろうなぁ。
頑張ってほしいと心から思う。
俺も頑張らなくっちゃ(笑)

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