昨年は被災後、桂島に2000個ほどのチューリップを植えました。
「海と花の物語 第四章 第一項 わすれな草」
今年は、このチューリップを植えた場所に、ブルーのわすれな草も植えようと思います。
ガーデナーのターシャの庭のように、わすれな草とチューリップの優しい風景。
皆さんは「わせねでや」という曲をご存じですか?わせねでやはこの辺でよく使う言葉で
忘れないでという意味です。ちょっと地元では独特のイントネーションで発音するのですが。
震災後、桂島で被災された内海さんが島を想う詩を作ったことがテレビで紹介され、
それを見ていたザ・キャプテンズのヒザシさんが内海さんの詩に感銘を受け、曲を付け
たいということで始まった企画。歌は歌手の 加藤登紀子さんが歌うことになりました。
それにちなんで今年は「わすれな草」を桂島に植えたいと思います。
ガレキもなくなり、まるで知らない人がみればはじめから雑草だらけの荒れ地だったかのように
見える場所にも、島のそれはそれは愛おしい暮らしがありました。
それを忘れたくはないから。
そして何よりも、この浦戸の島々を忘れないで・・・。
被災前は、この高台からは家がたくさんあって海は見えなかったのですが
今はこんなにも海が間近に見えるようになりました。怖いほどに・・。
この景色の見える高台に廃材で休憩用の椅子もつくりました。
「海と花の物語 第四章 第二項 クロッカス 」
そして、このわすれな草を植える予定の場所から、仮設住宅のある元の小学校まで
の間に、以前は50mほど、黄色のクロッカスが植えてありました。
義父と義母が2人で仲良くウォーキングをしていた時、「とてもクロッカスがきれいだった!」という
話を聞き、何年か前に桂島の家の前に植えてずいぶん増えてきていました。
近所の方も見て喜んでくださっていました。
出来れば、この道のに今までのように・・・
いえもっと長く美しくクロッカスを植えたいと思います。
浦戸諸島は昔から、菜の花が咲き乱れ
昨年は香川県の男木島から15000個の水仙をいただきました。
いずれも黄色の花で、ビタミンカラーは島の人々に
まるで「ふぁいと!」と声をかけてくれているかのようです。
浦戸諸島の人の住んでいる4つの島のうち、朴島(ほうじま)は
昔伊達家の財宝が眠っていたといわれた「宝の島」
から来ているといわれているとか・・・。
島全体が金色(きいろ)に輝く浦戸諸島。
「海と花の物語 第四章 第二項 クロッカス 」にご支援いただけませんか?
松島湾浦戸諸島 でボランティアしませんか?
島好きの皆様、できる時にできることを手伝ってください。
仕事の日時 10/7,10/21,11/4;11/18(雨天中止)
第1、第3日曜(24年10月~11月)
仕事の内容 午前1時間、午後1時間程作業及び島の散策
苗、球根の植え付けなど
今年は、加藤登紀子さんの「わせねでや」という島の歌にちなんで
わすれな草を植える計画です。
仮設住宅への道にはクロッカスを植える予定です。黄色いクロッカスの球根、わすれな草の苗も募集中!
交通費 乗船券(1,000円程度)は自己負担。
集合場所 マリンゲート塩釜 9時20分 (9時40分の船に乗ります。船の便が少ないのでご注意ください。)
帰りはマリンゲートに3時09分に船が着きます。(乗船時間約30分)
持ち物 弁当、飲み物、あれば移植ベラなど道具、帽子、あれば軍手、歩きやすい服装で。
お問合わせ 内海 totokoza@yahoo.co.jp 参加者は事前にご連絡ください。
前田 優光さんの書いてくださった石浜港の優しい絵 震災前の桂島
震災後のチューリップを植えた場所(わすれな草を植える場所) クロッカスを植える道路