YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

雨に唄えば

2005年07月06日 | その他
今朝は雨音で目覚めた。せっかく早起きして久々にジョギングしようと思っていたのに・・・。

実は7月2日の夕刻皇居を2周した後から、かかとの痛みが取れない。6月30日の日帰りドックで、強く体重オーバーを言われたことが効き過ぎて、十分なストレッチもせず走り出した罰だ。毎日の起きがけのストレッチと外用消炎鎮痛剤で、やっと回復したところだ。

雨は舗道を洗い、そこかしこが濡れて光っている。昔なら自然のままに、道のあちこちに水たまりを生じ、時には大暴れした雨水も、今や人工の流れに制御されて海に帰る。

産業構造審議会環境部会 廃棄物・リサイクル小委員会 容器包装リサイクルWG事務局では、中間とりまとめに対する意見募集を行っており、同時に環境省廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室では、中央環境審議会で策定した「容器包装リサイクル制度見直しに係る中間取りまとめ」に関する意見募集を行っている。

皆さんもニュースで見たでしょう? 「レジ袋を有料に」

たとえばお豆腐。昔は豆腐売りが自転車で売りに来て、自宅の鍋で受けていたので、包装容器なんて存在しなかった。現在は店で1丁ずつプラスチック容器に密閉された豆腐を購入する。レジではそれをレジ袋に入れる。ここで二つのプラスチック製容器が関与している。

不潔ではなくなったし、大量消費を支える仕組みとして、現在のシステムができあがっている。だが、これらの廃棄物を処理するシステムはまだ未完成である。私たち国民の一人一人が、何が必要で何が不要なのかを考えなければならなくなった。ゴミは勝手に雨水とともに流れて行かなくなったのだから。

「モッタイナイ」では遅すぎる。それが本当に必要なものなのか、作る前に考えていきたい。それが「発生抑制」である。無駄なものを拒む一般国民の意識が、お店や生産者などの事業者を変えて、京都議定書の目標を支えるのではないだろうか。

雨は、そんな思いとは関係なく、午前中には上がって蒸し暑い日々の復活を予感させている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
   | トップ | 肝心要 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事