梅雨の中休みという事で真夏日が続きますが皆様如何お過ごしでしょうか。
僕は先週は週末パスで山形、長野、新潟に行って来ました。7月半ばという夏休み前で新幹線も割と空いていて快適でした。
【1日目】
1日目は山形県で第二土日に開かれる山形紅花まつりへ。最寄り駅は仙山線の高瀬駅。
山形新幹線で行くと山形駅で40分以上の待ち時間が発生する為、東北新幹線で仙台駅経由で。
仙山線快速は通常は高瀬駅は停まらないのですが、紅花まつり開催時は臨時停車します。


高瀬駅に着くと会場の係員、高瀬小学校の皆さんが出迎えてくれました。



この高瀬地区は実はあの「おもひでぽろぽろ」の舞台となったところです。
この高瀬駅もラストでタエ子さんが東京に帰ろうとするシーンに出てきますね。

小学生の皆さんからは、手作りのパンフレットをいただきました。

会場まではシャトルバスで。小学生の皆さんも同乗し、周辺の案内ガイドを行ってくれます。
会場に到着。今年で30回を迎える紅花まつりは大人気のようで10時から開会式ですが9時台でも人が多かったです。


紅花畑へ。おおおおおおおおお!!!これが紅花ですか!!!

お恥ずかしながら…今まで紅花って、おもひでぽろぽろ(アニメ)でしか見たことありませんでした。(^^;)
アニメでしか見たことないものを、産地に出向いて実物を見る。これも旅の醍醐味です。

花の部分は触るとチクチクします。よく見ると葉の部分にもトゲがあります。

紅花まつりに来たいという動機はこの紅花染め体験をしてみたいという事もありました。
午前の部/午後の部共に先着各15名が1080円で三回できます。早速申し込んだところ、午前の部はもう定員一杯だと…
この炎天下の中、午後まで待とうか考えましたが、この機会を逃したら次はいつできるかわからないので午後の部に参加する事を決意。

先着300名で紅花無料プレゼントがあるという事で整理券をいただきました。

10時に開会式。右側にいるのは山形市消防団員のゆるキャラ「花ちゃん」です。

こちらは左にいるのは「じゅっきーくん」右にいるのは山形市のお宝広報大使「ベニちゃん」です。
先ほどの花ちゃんはベニちゃんの妹だそうです。

紅花娘の皆さんです。

先ほどの紅花のプレゼントは紅花娘の方々からの手渡しです。(o^-^o)

余興として老酒盛、花笠踊が行われました。


この後は、もう一つの紅花畑がある高沢地区に向かう事に。高沢地区へはシャトルバスで行くのですが、あまりにも人が多くて車を増発したり運行のダイヤがバラバラとの事で…このシャトルバスでも小学生のガイドさん達も同乗します。

高沢地区の前に、まずは開山杉へ。

山形県の天然記念物「開山杉」は高沢の清雲寺境内にある根本の周囲8.5m、高さ25mの巨木で1278年に一向上人がこの杉がある青雲寺を開いたとき、携えていた杖を立てたのが着根したものと伝えられています。

続いて高沢地区の紅花畑へ。

畑は大きくなく一部分だけですが、こちらも見頃でした。

シャトルバスで会場に戻る。それにしても梅雨とは思えないほどの日差しテカテカで暑いです…
それでも屋台を楽しんだりして、なんだかんだで14時の紅花染め体験まで凌いで…14時から紅染め体験実施。

まずは白いハンカチを三角、または四角に折り、輪ゴム、割り箸を使って適当?に縛ります。
この縛った部分が染まらない部分になります。キツく締らないと染色液に浸けた時に染み込んでしまいますので輪ゴムで何重も縛ります。


縛ったらハンカチに付いている糊を落とすため水洗いします。染色液をより浸透させる為です。
染色液を35℃に温め、35℃になったら鍋から下ろしてクエン酸を加えます。

ここで皆さんが縛ったハンカチを一斉に入れます。(ハンカチには自分の番号札が付いています)
そして液の色が黄色になるまでハンカチを揉みこみます。順番に一人一人揉ませていただき…
紅花の成分で手がスベスベになります。

先ほどより染色液が黄色の感じになりました。紅の色素がハンカチに吸い込まれたからです。
そして色が着くのは綿、絹、麻など天然繊維のみで、番号札(ナイロン)は着きません。

そのあとは氷酢酸を容いた水に浸けて色止めをします。(最低でも15分)

15分たったら再び水洗いして、割り箸、輪ゴムを外します。


さて…どんな模様になるか…ハンカチを広げると…
デデーーーーーーーン(シンプル過ぎ)

だってさ…ノウハウ全然分かんなかったしさ…ちなみに何回も体験しているお客さんはもっとクオリティ高い模様を作っていて素晴しいと思いました。機会があればもう一回やってみたいと思いました。自分が作ったハンカチはお持ち帰りできます。
こんな感じで今回、紅花まつりを楽しみました。長引いてしまいましたが、いい体験をした一日でした。
シャトルバスで高瀬駅に戻り、列車の時間まで待合室を見ていると、おもひでぽろぽろのポスターがありました。
ぜひ皆さんも高瀬の紅花を見に来てみてください。

帰りは山形新幹線経由で東京へ。この日まだ明日の予定が決まっていなかったので、ひとまず一旦自宅へ戻りました。山形駅に着くと銀色のつばさが!やっぱりつばさの色はこっちでしょう!


[2/2に続く]
僕は先週は週末パスで山形、長野、新潟に行って来ました。7月半ばという夏休み前で新幹線も割と空いていて快適でした。
【1日目】
1日目は山形県で第二土日に開かれる山形紅花まつりへ。最寄り駅は仙山線の高瀬駅。
山形新幹線で行くと山形駅で40分以上の待ち時間が発生する為、東北新幹線で仙台駅経由で。
仙山線快速は通常は高瀬駅は停まらないのですが、紅花まつり開催時は臨時停車します。


高瀬駅に着くと会場の係員、高瀬小学校の皆さんが出迎えてくれました。



この高瀬地区は実はあの「おもひでぽろぽろ」の舞台となったところです。
この高瀬駅もラストでタエ子さんが東京に帰ろうとするシーンに出てきますね。

小学生の皆さんからは、手作りのパンフレットをいただきました。

会場まではシャトルバスで。小学生の皆さんも同乗し、周辺の案内ガイドを行ってくれます。
会場に到着。今年で30回を迎える紅花まつりは大人気のようで10時から開会式ですが9時台でも人が多かったです。


紅花畑へ。おおおおおおおおお!!!これが紅花ですか!!!


お恥ずかしながら…今まで紅花って、おもひでぽろぽろ(アニメ)でしか見たことありませんでした。(^^;)
アニメでしか見たことないものを、産地に出向いて実物を見る。これも旅の醍醐味です。

花の部分は触るとチクチクします。よく見ると葉の部分にもトゲがあります。

紅花まつりに来たいという動機はこの紅花染め体験をしてみたいという事もありました。
午前の部/午後の部共に先着各15名が1080円で三回できます。早速申し込んだところ、午前の部はもう定員一杯だと…
この炎天下の中、午後まで待とうか考えましたが、この機会を逃したら次はいつできるかわからないので午後の部に参加する事を決意。

先着300名で紅花無料プレゼントがあるという事で整理券をいただきました。

10時に開会式。右側にいるのは山形市消防団員のゆるキャラ「花ちゃん」です。

こちらは左にいるのは「じゅっきーくん」右にいるのは山形市のお宝広報大使「ベニちゃん」です。
先ほどの花ちゃんはベニちゃんの妹だそうです。

紅花娘の皆さんです。

先ほどの紅花のプレゼントは紅花娘の方々からの手渡しです。(o^-^o)

余興として老酒盛、花笠踊が行われました。


この後は、もう一つの紅花畑がある高沢地区に向かう事に。高沢地区へはシャトルバスで行くのですが、あまりにも人が多くて車を増発したり運行のダイヤがバラバラとの事で…このシャトルバスでも小学生のガイドさん達も同乗します。

高沢地区の前に、まずは開山杉へ。

山形県の天然記念物「開山杉」は高沢の清雲寺境内にある根本の周囲8.5m、高さ25mの巨木で1278年に一向上人がこの杉がある青雲寺を開いたとき、携えていた杖を立てたのが着根したものと伝えられています。

続いて高沢地区の紅花畑へ。

畑は大きくなく一部分だけですが、こちらも見頃でした。

シャトルバスで会場に戻る。それにしても梅雨とは思えないほどの日差しテカテカで暑いです…
それでも屋台を楽しんだりして、なんだかんだで14時の紅花染め体験まで凌いで…14時から紅染め体験実施。

まずは白いハンカチを三角、または四角に折り、輪ゴム、割り箸を使って適当?に縛ります。
この縛った部分が染まらない部分になります。キツく締らないと染色液に浸けた時に染み込んでしまいますので輪ゴムで何重も縛ります。


縛ったらハンカチに付いている糊を落とすため水洗いします。染色液をより浸透させる為です。
染色液を35℃に温め、35℃になったら鍋から下ろしてクエン酸を加えます。

ここで皆さんが縛ったハンカチを一斉に入れます。(ハンカチには自分の番号札が付いています)
そして液の色が黄色になるまでハンカチを揉みこみます。順番に一人一人揉ませていただき…
紅花の成分で手がスベスベになります。

先ほどより染色液が黄色の感じになりました。紅の色素がハンカチに吸い込まれたからです。
そして色が着くのは綿、絹、麻など天然繊維のみで、番号札(ナイロン)は着きません。

そのあとは氷酢酸を容いた水に浸けて色止めをします。(最低でも15分)

15分たったら再び水洗いして、割り箸、輪ゴムを外します。


さて…どんな模様になるか…ハンカチを広げると…
デデーーーーーーーン(シンプル過ぎ)

だってさ…ノウハウ全然分かんなかったしさ…ちなみに何回も体験しているお客さんはもっとクオリティ高い模様を作っていて素晴しいと思いました。機会があればもう一回やってみたいと思いました。自分が作ったハンカチはお持ち帰りできます。
こんな感じで今回、紅花まつりを楽しみました。長引いてしまいましたが、いい体験をした一日でした。
シャトルバスで高瀬駅に戻り、列車の時間まで待合室を見ていると、おもひでぽろぽろのポスターがありました。
ぜひ皆さんも高瀬の紅花を見に来てみてください。

帰りは山形新幹線経由で東京へ。この日まだ明日の予定が決まっていなかったので、ひとまず一旦自宅へ戻りました。山形駅に着くと銀色のつばさが!やっぱりつばさの色はこっちでしょう!


[2/2に続く]