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むりせず、あきらめず

やぼな男のひとり言

ボランティア総会資料まえがき紹介 H6

2012年11月30日 23時51分05秒 | 日記
以下、紹介します。

平成6年度活動方針

     
 まえがきの紹介です。

 今の国の政治は,混沌としていると言われていますが
残念なのは、政策の是非・選択・方法のための議論以外
のところで混沌としているように見えることです。

 人の考えには、三通りあって、元があれば、その端があり
その中間があるとは、昔の人の言葉でありますが、それぞれ
の考えには長所・短所があり、表裏一体のような所があります。

 それでは、どのような考えを選択するのが良いのかと言うと
その時代の状況や背景が、どの方向を望んでいるのかを分析し
どの考えが一番に長所を発揮しそうかを判断し、選択する智恵
が必要だと思います。

 まさしく政治とか、議会制民主主義とか呼ばれるものは
多くの人達の生活の関わりのある問題について
選ばれた人達が智恵を発揮し、議論をする所なり方法だと思います。

 多くの人が望んでいることが、単純で比較的はっきりしている時は
政治もやり易いわけですが、現状は問題が複雑なものが多く方向性も
はっきりしないために、より多くの準備と分析、そして議論が必要と
なって来たとも言えます。

 昨年度は,平成12年度に向けて市の保健福祉計画が策定されました。
その策定の進め方、 具体的な目標、 今後の取り組みなど、多くの意見
に分かれる所があると思われますが、 高齢化社会に向けてのひとつの
方向性が示されたことは、大切なことに思います。

 計画が具体化する為には、策定時をはるかに越える議論と情熱が
必要になりますが、多くの市民のの協力が、不可欠だと思います。

 今年は高砂市の市政40周年となる記念の年であり、7月には
特別養護老人ホームが、市内で初めて開設されることになりました。

 また、市社会福祉協議会では国の『ふれあいのまちづくり事業』の指定
を受け、一層の地域福祉の向上を目指しての取り組みを始められています。

 この機会に今一度、ボランティアひとり一人が、何をすべきか
何ができるかをよく考え、力を合わせて行きたいと想います。


ボランティア総会資料まえがき紹介 H5

2012年11月28日 04時31分24秒 | 日記
 以下紹介します。
 
 今日はこの辺で終えます。
続きは後日にします。

 平和に関しては平成5年当時も、平成24年の現在も変革
されていないのが残念です。


平成5年度活動方針
     
 まえがきの紹介です。

 世界のあちらこちらで隣の国同士であったり
同じ国の中で地域紛争が起きています。

 憎しみが憎しみを生む、理想とか平和とかは
無縁の世界のようにも見えます。

 互いの信頼を分かちあえることのむずかしさを思うわけですが
その要因には歴史的な背景があり,単に当事国のみの勝手ではなく
現在の先進国との関わりもあるようです。

 しかし指導者のひとりよがりな判断の積み重ね
単純な利害の対立,また解決・結論を急ぎ過ぎたり
指導者に対する期待や相手に対する恐怖が必要以上に大きく
相手の立場を理解できなかったりすることも要因のようです。

 国際ボランティアとして、カンボジアにて尊い命を犠牲
にした中田さんの記憶が新しい所です。
この報道をきっかけに、他の国を含めて多くの日本人が
海外でも苦労をしていることを知りました。

 無秩序な国になぜ、血を流してまで。日本が協力
しなければならないのかという議論もありました。

 中田さんが血を流す前に、流す可能性を充分に
しりながらもやり遂げようとしたことの目的は
選挙を通じて秩序を回復することと指導者に
冷静な判断を求めることであったと思います。

 無秩序な国と批判している日本はと言うと。

 国内的には、多くの人から批判をされながらも進まない
政治改革、対外的にも重要なことが決まらない
充分な議論がされないなど必ずしも褒められた政治状況にはないようです。

 経済大国・平和な国と言われながら、多くの人が
心から豊かさを感じないのは、互いの協力が足りないからかも知れません。

 協力関係ができない最悪の状態が戦争という形ですが
協力すれば良いことが必ずしもそうならない状況は世の中に多くあります。

 感情的な議論や批判が先行せず、それぞれが与えられた責任を自覚し、
役割分担し互いの力を結集することができれば、真に協力したことになります。

 そして、協力することよって生まれる余裕が
新しい発想につながり良い方向に循環するように思います。

 協力できる環境を造る上でも、世代や職業の枠を越えて協力して
行こうとするボランティア活動が重要であり、いろんな問題に対して
協力して対処できる社会こそ福祉社会であり、この福祉社会づくりが
ボランティア活動の大きな課題と言えます。


ボランティア総会資料まえがき紹介 H4

2012年11月28日 04時19分14秒 | 日記
以下紹介します。

平成4年度活動方針
     
 まえがきの紹介です。

 今、世界を見渡すと、東西の冷戦が終結したとはいえ
南北問題といわれる経済的,政治的に大きな壁がまだ残っています。

 恵まれない環境の中、多くの人々が餓死し
また奴隷的な生活をしている人もいれば
住む家を失って国をも捨てさまよう人も多くいます。

 このように基本的人権すら認められない生活を送っている
人達がいる中で一方では恵まれた環境の中で日々の生活に
不満を持っている人もいます。

 福祉国家といわれる、スウェーデン・デンマークで自殺率が
高いというのを聞いたことがあります。

 最終的には個人のしあわせは、その個人の生き方、考え方が
左右しているということではないでしょうか。

 時には世界の人々と近くの人達と、そして自分とを透かし
重ね合わせて自分の立場からまた相手の立場から見れば
喜びも、悲しみも共有されてきます。

 昨年はPHD運動に協力し、フィリピンからの研修生を高砂に迎え
多くの方に協力を頂きました。

 時には遠くの国の研修生を身近に思い出しながら
ボランティア活動がより多くの人の喜びに
つながるように互いに協力し励ましあっていきたいものです。


ボランティア総会資料まえがき紹介 H3

2012年11月28日 04時09分32秒 | 日記
以下を紹介します。

平成3年度活動方針
     
 まえがきの紹介

 昨年度は、ボランティア連絡会発足10周年を迎え
記念大会も、多くの方の協力により盛会に終えることができました。

 国際的には湾岸戦争があり、その報道は今までにない多くの映像を
通しての情報が時間の遅れなく世界を飛び交いました。

 またその対応も,国連の決議という形をとることになり
東欧の民主化と共に時代の大きな変化を感じるさせることになりました。

 時代の変化と言えば経済社会も、資本主義,共産主義は終わって
これからは社会正義の時代という言葉を新しく聞きました。

 企業も今後は利潤の追求だけでは、発展しないと言うわけです。

 今年度はPHD運動に協力して、東南アジアより研修生の受け入れ
に協力することになりましたが

 南北問題と言われる持てる国と持たざる国の問題についても
財政の援助だけに終わらず、その国の歴史的背景を理解しながら
 国を越えて民間の協力がなされ
その国に多くの新しい人材が育つことが大切です。

 ひとつの社会問題を解決するために必要な方法は
また違う問題を発生させたりします。

 解決には,多くの人の協力が必要になってきます。
 ボランティア活動は,解決に必要と思われることを
先ず始めて見ようとすることです。

 議会は解決に必要なシステムが最適であるか
その時期を含め判断するところです。

 行政は多数の人が必要と認めたシステムを運用するところです。

 問題の解決に必要なことの対処はそれぞれの立場によって
また性格によって違いますが、その基本は社会で生まれる利益が
より多くの人の利益になるように多くの人がシステムを考え
協力していくことです。

 高砂ボランティア連絡会も11年目を迎え
これからの社会の良き変化に期待し
多くの方に理解を広めながら
新たな気持ちで活動に取組でいきたいと考えます。



ボランティア総会資料まえがき紹介 H2

2012年11月28日 04時01分48秒 | 日記
以下紹介します。

平成2年度活動方針
     
 まえがきの紹介

 東欧での民主化は,激しく進められ歴史に残るニュースとなっています。
民主主義を、現代社会において否定することは,タブーとされています。

 共産圏であれ自由圏であれ、民主主義を実現する手段として
どちらかを選択して民主主義社会の実現を図ろうとしています。

 そして、今回の選択は,自由な選挙,自由な競争なくしては
民主化はあり得ないという選択であったようです。

 現代、これほど大事にしている民主主義も、歴史的にはアメリカの独立
に始まり日本が、封建的な社会から脱皮し始めたのは
 第2次世界大戦後と言っても良いでしょう。

 さて、民主主義とはどのようなものでしょうか。

    人間の個性が育てられ,活かされる。
    人間が造ったものが活かされる。
    人間が人間の為に力を合わせる。

 ボランティアは民主主義と切っても切れない、仲かもしれせん。
最近,ボランティアは、パッチワークだとか言われています。

 パッチワークは様々な半端なきれをうまく合わせて
まとまりのある一枚の布にします。

 このように、いろんな人達の個性が組み合わさって
素晴らしい社会が生まれることに ボランティアの力が
活かされると良いのではないでしょうか。