他人への批判は、私のブログには、合わない。自分にストレスが、たまるだけである。
福島原発を造ったGE(建設当時は、GE村と呼ばれた、技術者達の家族までいたようだ)
GEには、当時のBWRの設計には問題をあることを指摘して、職を辞して。
その後、原子力の安全監視の職についた人が、インターネット調べていて判りました。
福島原発の事故は、調査会の「失敗学」で有名な畑村さんにお任せします。
今のGEのみでは、原発の建設能力はありません。
BWRにしても、PWRにしても、アメリカの初期の問題を改善・改良したのは、アメリカの
メーカーも当然関与していますが、最近の原発は、日本のメーカーが主体的に改良したものです。
ストレステスト?で、良い意味で差別化され、良いものが残るのは、結構です。
GEの社員は、世界一働くことで有名、リーダーの輩出企業として知られる。
(ようするにマネジメント(経営力、総合力)が上手い)
※金融にも手を伸ばしたために、リーマンショックでは、痛い目にあっているはず。
アメリカで原子力建設を止めなければ、きっと福島原発も改善しに来ただろう。
日本の官僚は、日本人の忠告には耳を貸さないが、外圧には弱い。
GEエナジー アジア太平洋地域担当 HRディレクター ニーナ・ネベル女史の寄稿文の一部を紹介しよう。
視界ゼロの未来を切り開くリーダーの3つの力「予見力」、角を曲がった向こうを見通せ
※GEは、リーダーシップ開発研究所を持ち、年間約10億ドルを人材育成に投資している。
日本は、中堅企業(日本には真に大企業と呼べるのはトヨタ1社位)ではややもすると
足の引っ張り合いをするが、アメリカ企業の底力を侮るなかれ。
危機に必要な3つの能力
1つ目は、「シナリオプランニング」
起こり得る可能性のある複数の未来(シナリオ)を想定し、適切に支援する戦略策定手法を示す。
2つ目は、「ペリフェラルビジョン(周辺視野)」
目の前以外の背後にあるものや、生まれつつある動きを見据える資質で、1つ目とは良い組み合わせ。
3つ目は、「グローバリゼーション」
グローバルなリーダーには、異なる文化を持つ人に、コーチできる能力がなければならない。
「リーダーが組織を成長させる能力を養うことが不可欠で、組織文化を変えていかなければならない」
「リーダーがやるべきは部下が、自分で食べ物を確保できるようにすることだ」
GEに限らず、アメリカは徹底した成果主義が採用されている中で、上記のようなことを考えている。
3つの項目を良く考えて見ると、明治時代の政治家や企業人、第二次世界大戦後の良心的な日本人の
企業人が考えていたことに、通じるように思う。
GEの初代の雇われ社長は、私の好きな(へんこつな性格)エジソンだったと思いますが、エジソンは
霊魂が、自分に動くエネルーギーをくれているとか言って、そんなことも研究していました。
企業経営(お金儲け)等には、時間をさくのは嫌いな人だったと、思いますが、実は、結果として上記
のことをしていたと思います。
人が、何に引き寄せられて、動くのか。働き生きるのか。
ここ50年の社会変化は、人類の歴史上でも考えられない変化です。
この先の人類(地球)の未来が、闇なのか、さらにすぐれた光明なのか。
未来は、今生きている私たち同士が、関与していることを肝に銘じるべし。
大きな借金と、地球を汚し。化石燃料の争奪戦、大消費と、金銭主義で世界を大きく変えた世代と言われない様に
未来を見据え、人を育て、リーダーを育て、学者を育て。
その方針に、多くの人が興味を持ち、多くの優れた人の英知が、協働して、より安全な社会を造りましょう。
福島原発の事故を、単に「脱原発」の方向に終わらせても、良き未来は見えません。
原発をより安全にしながら、「卒原発」可能な、未来社会になるように、希望します。
宇宙ステーションで、毎日1ミリシーベルト被曝を受けながら、
人類の未来を考え、宇宙生活での健康影響を調べている日本人がいることを、誇りに思いたい。
今日はこの辺で、終えます。