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むりせず、あきらめず

やぼな男のひとり言

久しぶりに「雑言集」から、淡々と

2011年07月12日 23時44分07秒 | 日記
今日7月12日は、6月14日から毎週火曜日の「第九」の練習日でした。
明日は、父の月命日。明日市民病院に入院して、明後日、左足の手術です。

とっちゃりの「雑言集」より
H1.4.19
 「愛情とは、形のないあいまいなものを、信じることから始まる
  最後まで信じることができるか、否かは相手のあり方ではなくて
  自分がどうあろうかとするかで決まる」

 「一方通行の信頼・理解では、最良のパートナーとはなり得ない
  互いの信頼・理解のバランスが必要である。
  私は、自分自身を振り帰って見て、自分自身を相手に理解して
  もらうことが、不器用な人間だと思う。私の大きな反省である」

今日は、簡単にこの辺で、終えます。



やはり、私は、私らしいブログに、今日は「予見力」

2011年07月11日 00時40分04秒 | 日記
  他人への批判は、私のブログには、合わない。自分にストレスが、たまるだけである。

 福島原発を造ったGE(建設当時は、GE村と呼ばれた、技術者達の家族までいたようだ)
GEには、当時のBWRの設計には問題をあることを指摘して、職を辞して。
その後、原子力の安全監視の職についた人が、インターネット調べていて判りました。

 福島原発の事故は、調査会の「失敗学」で有名な畑村さんにお任せします。

 今のGEのみでは、原発の建設能力はありません。
BWRにしても、PWRにしても、アメリカの初期の問題を改善・改良したのは、アメリカの
メーカーも当然関与していますが、最近の原発は、日本のメーカーが主体的に改良したものです。
 ストレステスト?で、良い意味で差別化され、良いものが残るのは、結構です。

 GEの社員は、世界一働くことで有名、リーダーの輩出企業として知られる。
(ようするにマネジメント(経営力、総合力)が上手い)
※金融にも手を伸ばしたために、リーマンショックでは、痛い目にあっているはず。
 アメリカで原子力建設を止めなければ、きっと福島原発も改善しに来ただろう。
 日本の官僚は、日本人の忠告には耳を貸さないが、外圧には弱い。


 GEエナジー アジア太平洋地域担当 HRディレクター ニーナ・ネベル女史の寄稿文の一部を紹介しよう。

 視界ゼロの未来を切り開くリーダーの3つの力「予見力」、角を曲がった向こうを見通せ
 ※GEは、リーダーシップ開発研究所を持ち、年間約10億ドルを人材育成に投資している。
  日本は、中堅企業(日本には真に大企業と呼べるのはトヨタ1社位)ではややもすると
  足の引っ張り合いをするが、アメリカ企業の底力を侮るなかれ。

 危機に必要な3つの能力
  1つ目は、「シナリオプランニング」
   起こり得る可能性のある複数の未来(シナリオ)を想定し、適切に支援する戦略策定手法を示す。

  2つ目は、「ペリフェラルビジョン(周辺視野)」
   目の前以外の背後にあるものや、生まれつつある動きを見据える資質で、1つ目とは良い組み合わせ。

  3つ目は、「グローバリゼーション」
   グローバルなリーダーには、異なる文化を持つ人に、コーチできる能力がなければならない。

  「リーダーが組織を成長させる能力を養うことが不可欠で、組織文化を変えていかなければならない」
  「リーダーがやるべきは部下が、自分で食べ物を確保できるようにすることだ」

  GEに限らず、アメリカは徹底した成果主義が採用されている中で、上記のようなことを考えている。

  3つの項目を良く考えて見ると、明治時代の政治家や企業人、第二次世界大戦後の良心的な日本人の
 企業人が考えていたことに、通じるように思う。

  GEの初代の雇われ社長は、私の好きな(へんこつな性格)エジソンだったと思いますが、エジソンは
 霊魂が、自分に動くエネルーギーをくれているとか言って、そんなことも研究していました。
  企業経営(お金儲け)等には、時間をさくのは嫌いな人だったと、思いますが、実は、結果として上記
 のことをしていたと思います。

  人が、何に引き寄せられて、動くのか。働き生きるのか。
 ここ50年の社会変化は、人類の歴史上でも考えられない変化です。
 
 この先の人類(地球)の未来が、闇なのか、さらにすぐれた光明なのか。
 未来は、今生きている私たち同士が、関与していることを肝に銘じるべし。
大きな借金と、地球を汚し。化石燃料の争奪戦、大消費と、金銭主義で世界を大きく変えた世代と言われない様に
 
 未来を見据え、人を育て、リーダーを育て、学者を育て。
その方針に、多くの人が興味を持ち、多くの優れた人の英知が、協働して、より安全な社会を造りましょう。

 福島原発の事故を、単に「脱原発」の方向に終わらせても、良き未来は見えません。
原発をより安全にしながら、「卒原発」可能な、未来社会になるように、希望します。

 宇宙ステーションで、毎日1ミリシーベルト被曝を受けながら、
人類の未来を考え、宇宙生活での健康影響を調べている日本人がいることを、誇りに思いたい。

今日はこの辺で、終えます。  




 
 

東日本大震災の余震で、一番の大きな余震は、「不信」

2011年07月10日 03時31分36秒 | 日記
 首相の言った原発の「ストレステスト」なるものを、23時頃から調べて約3時間

関連の新聞記事(インターネット)の抜粋

 海江田万里経済産業相は6日、
定期点検などで停止している原子力発電所の稼働再開に向けて稼働中を含む、
すべての原発について設計の初期段階で織り込んだ地震や津波などに対する
安全や耐久性の余裕度合い(安全裕度)を評価するストレステストを実施する
ことを明らかにした。
経産省は欧州連合(EU)が6月に着手した“EU方式”を参考に、
評価の項目や方法を詰めて早期に実施する方針だ。
 海江田経産相は同日早朝、記者団に対してストレステストの実施を表明。
「原発の安全性は確保されているが(テスト実施により)県民、地域住民の
安心を得るため、IAEA(国際原子力機関)参加のEU各国で実施している
ストレステストをなるべく早くやりたい」と、テスト実行の理由を説明した。
 同テストは九州電力玄海第2、3原発(佐賀県)など、定期点検を終了し
再稼働できる原発を優先させる。


ストレステストは2段階 再稼働、第1テストで判断

 政府は9日、原発再稼働をめぐる統一見解の概要をまとめた。
ストレステスト(耐性評価)の義務化を明記。
(1)玄海原発など定期検査中の原発は損傷が生じるまでの「裕度」をまず確認する
(2)その上で欧州連合(EU)のストレステストを参考に総合的な安全評価を行う
の2段階で実施する。
再稼働の可否は第1段階で決定するが
安全への信頼性を高めるためにより具体的なテストも行うことにした。

(07/10 00:34)
 原子力安全委員会も安全性の判断には関与し、具体的な裕度を関係自治体に示した上で
再稼働への同意を取り付ける方針だ。枝野幸男官房長官が11日に発表する。

政府は、菅首相が指示した原発のストレステストについて、停止中の原発の再稼働の条件
にする見解をまとめたことが明らかになった。
ストレステストをめぐっては、原発再稼働の条件としたい菅首相と、
再稼働とは切り離したい海江田経済産業相の間で、食い違いが見られていた。
政府が11日に発表する予定の統一見解では、EU(欧州連合)が6月から行っているストレステスト
を参考に、原子力安全委員会などで新たな安全評価を設け、全国の原発を対象にして実施する
ことで、再稼働の条件にする内容となっている。


ストレステストなるものを、欧州では143の原発に実施し、6月から始めて、約1年後にまとめるらしい。

損傷が生じるまでの「裕度」とは何か?、そもそも何処の損傷を判定しようとしているのか?。
現状の耐震基準を1として見るのか?、より具体的なテストとは何か?

実作業は、各電力。評価は保安院などと、書かれた記事もある。

一度は、経産相の説明で、安全に理解を示したという、立地町村もあったが、その説明の内容は
何だったのか。

福島原発の収束への対応は、東電や協力するメーカーを信じ、期待するしかないが、

闇の中で、国民や、原発立地町村のストレステストをしているのか、
信義に反して、発散し続ける、政権(特に首相)運営には、不信がつのるばかりです。

不信から、より不調にならないように、
所詮、中途半端なブログも、この辺で終えます。








久しぶりにブログ、書きたくないことばかり。

2011年07月09日 01時31分48秒 | 日記
 4月24日にフィリピン行きをキャンセル。
ほぼ100%キャンセル料、格安でしたが約10万円が飛んでいきました。
 
 母が亡くなり、その後、約2年間、まずまず順調に躁鬱病と付き合って来ました。
昨年の11月末期限の仕事の宿題、その他もろもろ。
3月28日(月)締めの委託調査の報告書作成等のために、徹夜や休日出勤(自ら、健康規制やぶり)
 並行して3月11日の東日本大震災の情報確認を夜中にしていました。
 睡眠時間がほとんどなくなり、一気に躁側に移行してしまいました。

 投薬も、鬱側に当然、見直され。
 父親の死に合わせたように4月16日の告別式後、約1週間後には、鬱になってしまいました。
ゴールデンウィークは、夜も昼も唯、寝ているのみでした。

 今も、不調の状態には変化はありませんが、久しぶりにブログを書いています。


 前にも書いたように、「有益なものは危ない」というのが、ここ30年来の想い。
危ないものの、トップは、まず人間(特に政治家)、自然、閉鎖的な科学(原子力もこのひとつか?)、インターネット、教育等。
世の中には、危ないものだらけです。

 戦争に。革命。独裁者による粛清による虐殺。無策による飢餓等、何といっても一番人間を殺したのは人間自身。
一番危ないのが人間だから、順番を付けて危ない人間から、殺しますか。(タリバンのように、学歴のある人を皆殺し)

危なくできるのは、危ないことを認識している人しかできない。
(逆説的には、危ないようにしようとすれば、危なくできる)


 人類学者の植棹さん、人の探究心は、止めることができず(科学は人間の業[ごう]、性[サガ])。
これが人類の破滅に繋がるというようなことを言われたようだ。
でも光明はあると、それは、ひとにぎりの人ではなく、より多くが、人の英知を注ぐことだと言いたかったのでは。
 植棹さんは、原子力は核破棄物の処理すらできないのでは、行き詰ると言われたようだ。

 ここ約200年での人口爆発(地球の歴史上)。もうしばらくすると70億人。
アセアン諸国の代表は、原子力を止めようとは言わない。エネルギーと経済成長は一体と考えているから当然だ。

 本田宗一郎氏は「失敗するより、何もしなくなること(変化しない)の方が怖い」と言われた。


 3月12日の夜に、予想した、水素爆発に、メルトダウン。
(原子炉は、素人ですが、概要を知っているだけの技術者でも、すぐに思った)

 見たくないが。ひとりの技術者として、真実を知りたいと思うが、
組織(人)がなっていないというのが、明白にはなるばかり。
 
 情報も食い違い、何が正しい情報なのかすら判らない。
責任のある人が、知らない、判らないなどという人ばかりで。真実は、未だ判らない。

 政治家(首相)。原子力安全委員会委員長の班目(でたらめ?)さん、12日朝、現地にまで行って(ベントの邪魔)。
首相が原発は大丈夫と言った、その約5時間後に最初の水素爆発。水素爆発するとは思わなかったと信じられないコメント。
3月11日に戻りたいとも、3月11日に戻って何か違うことができたのか。私は50年前に戻りたい。

 東電の原子力の初期の推進者が、非常用電源が、脆弱なタービン建屋側にあるのは知らなかったとか。
 官邸にあがったはずの情報、3月11日に解析したメルトダウンまでの時間。
放射能の飛ぶ方向のシュミレーションの結果は、官邸側は知らないとの発言。(首相が現地に行っていた時が、海側に風が吹いていた)

 自己情報収集、自己判断、自己管理、のできる人が見えてこない。
信頼できる政治、報道が見えてこない。これが一番怖い。

 
 こんなことを言っている人間が、原子力推進を言うと、ブログを読んだ人は、大きな疑問を抱くでしょうか?
 単純な考え方だが、「化石燃料を将来の人に残してやりたい」、温暖化がさけばれる約30年以上前からの、私の信念です。
 
 原子力は危ないと承知の上での考えです。だからより安全なものにする為に、推進(改善)をして行くのです。
原子力が始まって約40年。スパコン世界一の「京」でも使えば(使うまでもないことも多いが)
色んな地震波(今回の地震波も役に立つ)に対して、色んな事が、どのようなことになるか判る。

 原子力発電を、よく短期間で、自分の健康も犠牲にして、未来のエネルギーとして、開発した人に敬意を表したい。
きっと、初期に命がけで係わった人は、色んな意味で、今回の事故を残念がっているでしょう。
自分が開発・設計したものがトラブルのは、悲しいものです。

 後を繋いだ人間が、さぼった結果だろう。
 養老孟司さんが言われた「賛成」「反対」の2極化の中で、人を育てることができなかった結果。
約30年前に読んだ中にも、原子力に係わる人が育たなくなるのが一番心配だと、まさに今の状況。

 京大の教授も(政治嫌いの人のようでしたが)、原子力に係わっている者の一人として
講演に際して、今回の事故を防ぐことができなかったことを、まず詫びていました。


 宇宙ステーションにいる人は、1日に1ミリシーベルトの放射能をあびます。
 子供達の上限とした、20ミリシーベルトは1ヶ月で、越えるのは承知の上です。

 日本の医師は、宇宙ステーションに長期滞在して自分の体で、放射能を含め、宇宙での体への影響を確認しようとしています。
軍人が、宇宙飛行士になることが、普通だったのは、色んな危険なリスクがあるからです。

 太陽は、一番身近な大型核融合炉(核融合とういのは1960年頃に判ったようですが)です。
私たちは、地球の大気や磁場に守られています。
太陽が、危ないから、必要はないという人はいないと思います。

 原子力も今の解析技術や、今回の経験を真摯に受け止める姿勢があれば
(昔の地層調査で、今回の津波を地震に以前に進言した人もいたが、保安院も、東電も無視した)
より厳しい条件で、より安全なものができるし、現状の改良、補強もできる。
 人、地域、国を越えて、多くの人が信頼関係を築き、協力すれば良いのです。

 小生の家は、太陽光パネルも、5年前に4kw/hを付けています。
1kw当たり、設置費用約100万円といわれていた頃です。
年間総発電量は、4000kw/h程度です。自給率40%弱位です。

 最近は1kw当たり、ようやく設置費用50万円近くまで下がって来ています。
4kw/hを首相の言う、1000万軒(雪の降る所はダメでしょう)に付ければ、20兆円位でしょうか。
 私の計算が間違っていなければ、大型原子力4台分程度、それも、旨く蓄電し、使ってこそです。
首相は6分の1のコストになればと言っていますが、政治家は、夢と現実的な政策とは別にしないといけない。

 村山首相は、6倍の電気料を掛ければ、自然再生エネルギーで、原子力をなくせると言っていましたが。
非現実なことを言っている人は、想定外の阪神淡路大震災で、どうして良いか判らなかった。
菅首相のようなことはなく、結果、一番適材の人が、取りまとめたのが、良かった。

 日本は、風力も、台風の通り道で、山の多い所は不向きです。
以前、鷹の自然体系に影響がでるとのことで、風力設置が廃案になったのを新聞で読みました。

 海洋の風力発電もヨーロッパやアメリカ(東部はハリケーンの通り道で難しいだろう)のような設置は難しい。
これが30年来の首相の夢だったとしたら、推進しても良いが、夢に留めるべきです。急にどうなるものではありません。
ドイツやオランダ、デンマークなどとは、気候風土、歴史が違うことを認識すべきです。

今回、自然の脅威は、原子力事故もさることながら、一番、感じたはずです。
風力発電と簡単言うが、地震や台風に耐えれる100mほどの支柱に60m位の羽根車です。
海中の基礎を含めて考えれば、山の尾根も同じで、そう易々と建設できません。
台風の時は壊れない様に、回転しないようにするはずです。
落雷問題も解決したのか知りません、メンテナンスも大変です。
(いい加減なブログですので、暇な人は調べて、また専門家の方は教えてください)

 発電方法の多様化は、大いに賛成です。何も反対は、しません。

 海水から、水素が安価で多量に、安全につくる手段が見つかれば(錬金術見たいなものか?)
(確か、水素を出す海藻があって、関電か?どこかで研究していたはず)
 無尽蔵で、発電後に水に戻るだけですから、水素の燃料電池で発電ができます。

 東日本大震災は、多くの人が津波で亡くなりました。
 浜岡原発の周りだけ、高い防潮堤を築いても、今のままでは、原子力の再開には繋がらないだろう。

 それなら、東南海地震が心配だから、2000万戸位、高台に移転するのか。
道路1本拡幅して、通すのに、40年以上も掛る国でそんなことができる訳がない。
 
 原子力の事故(安全)のみに、話が集中し過ぎて、大事な、他のことが進まない、現状の方が心配です。
真に、被災者のことを考えるなら、勇気を持って前に進もうではないか。

 まず判らないこと、知らないことが、一杯あるということに、謙虚になること。
官僚的と言われる人間を減らすこと。官僚的な人間をつくるのは、国民そのものだからです。
人を育てる(思いやる)ことを一番に考える、これが国民全体(人類)の課題です。

 最後に、話しが飛躍しますが、こんなことができない国民であれば、
先進国などと呼ばず、1億人位は、ヨーロッパかどこかに、逃げて頂いて、
日本程度の広さの国は、約3000万人以下で、自給自足の国になるしかありません。

 ブログを書いているうちに、日が変わり。今日は、躁鬱のための通院日になってしまいました。
来週は13日に市民病院に、入院して、14日に左足を手術して、くるぶしの50mmのボルト2本と
外側板に巻かれたワイヤーを、取ります。

 背骨の圧迫骨折は、相変わらず痛みはありますが、自業自痛です。
私のような馬鹿な人間は、絶えず痛みがある位が、忘れずに、馬鹿なこと、危険なことをせずに
丁度良い薬です。

 書きたいことは一杯ありますが、「むりせず、あきらめず」、言葉足らずのままで
ブログ終了予定時間を過ぎましたので、この辺で終えます。