都立に入る!

数字を正しく見抜け

[2021年7月30日 更新]
まずは以下を見てほしい。
2020年に出た墨田川高校のパンフレットの一部である。

どんな印象を受けるだろうか。
GMARCHの合格者数が伸び、なんか合格者数全体が増えている印象を受けるのではないだろうか。
国公立の合格実績が前年より下がったという印象はあまり残らないだろう。


次はこちら。


先ほどの1年後の合格実績。
過去3年と比べて最高数だった国公立の合格者数を棒グラフ最上段に置く。前回から大幅に減ったGMARCH合格数を最下段に置く。

もちろん見た目では「国公立の合格数が4年間で最高!」が目に入る。
だが去年のパンフを見た者(私)は、「わざわざ並べ方を変えて、よく見せようとしているセコい学校」という印象を持つ。

合格実績など上がり続けることはまずない。
上がることも下がることもあるもんだ。それを堂々と出せばいい。
今年は国立大は好調だった。一方で私大は苦戦した。在校生にはその結果を踏まえてこれこれこういう指導をしています。
これでいいんだよ。

間違っても、こんなことをしてはいけない。
品格を疑われる。


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