[2020年2月14日 更新]
昨晩、都教育委員会のサイトにて、都立一般入試の最終倍率が発表された。
今回はこの出願状況についてお伝えする。
◆大きく変動があった高校は
全日制普通科の結果が以下の通り。
15名以上の増減があった高校のみ挙げている。
数値からわかることは
・出願2日目で2.00倍以上だった学校はすべて、最終倍率が下がった。
・出願2日目で1.00倍未満だった学校は男子7校すべて、女子は3校を除いて最終倍率が上がった。
大泉高校(0.81→0.74)、山崎高校(0.99→0.94)は倍率ダウン。蒲田高校は0.90倍のままで全入。
男子・減少
三田 2.02→1.88(-15名)
青山 2.51→2.38(-16名)
松原 1.83→1.49(-28名)
豊島 1.98→1.78(-22名)
大山 1.47→1.08(-28名)
上野 2.18→2.00(-24名)
紅葉川 2.03→1.83(-20名)
日野 1.32→1.20(-15名)
狛江 1.89→1.73(-22名)
男子・増加
桜町 1.02→1.20(+25名)
向丘 1.21→1.41(+23名)
羽村 0.73→0.95(+22名)
府中西 1.224→1.37(+16名)
女子・減少
三田 2.75→2.42(-32名)
松原 2.24→1.92(-24名)
石神井 2.05→1.91(-15名)
田柄 1.44→1.03(-16名)
豊島 2.20→1.97(-24名)
上野 2.02→1.89(-15名)
足立 1.91→1.73(-19名)
竹台 2.39→1.81(-31名)
紅葉川 1.63→1.47(-15名)
日本橋 2.12→1.85(-23名)
日野 1.49→1.33(-20名)
狛江 1.93→1.79(-17名)
神代 2.11→1.96(-16名)
女子・増加
桜町 1.37→1.60(+28名)
光丘 0.64→0.91(+24名)
葛飾野 0.62→0.89(+33名)
府中西 0.89→1.13(+27名)
◆男女とも全入なのは7校
全入とは「受験さえすれば全員入学できる」ということ。
全入が確定なのは、
大森高校
深沢高校
大泉高校
練馬高校
青井高校
葛西南高校
羽村高校
これらの7校は、受験さえすればテストがいくらダメでも合格する。
都立高校入試には合格最低点がないためだ。
練馬高校の応募者数は
男子123名(定員116名)、女子98名(定員107名)と男子は定員より応募者の方が多い。
しかし、女子は定員よりも9名も少ないため、その分は男子の席になる。
普通科単位制の中では唯一、忍岡高校(最終倍率0.93)が全入確定である。
◆隠れ全入もある!?
各都立高校は定員よりわずかに多めに合格者を出す。
また、当日欠席する者がわずかだがいる。
<過去記事:都立一般入試 欠席率の推移<男子>>
<過去記事:都立一般入試 欠席率の推移<女子>>
となると、最終応募倍率1.05未満の高校なら全入になることも想定される。
清瀬・男子(1.01倍)
田柄・女子(1.03倍)
あたりは可能性が高い。
注目されたい。
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