ノロウィルスというのは対策がある意味面倒で、それというのも、抗ウィルス剤が見つかっていないからです。
一般的にはこうした細菌性の感染病は、動物培養細胞でウィルスを増殖させるとのが普通なのですが、ノロウィルスに関しては、増殖方法が発見できていません。
家庭では、スポーツドリンクや生理食塩水を人肌に暖めて飲むというのが、ノロウィルスの最も有効な対策です。
ただ、下痢止めの使用は、逆にノロウィルスの細菌を体内にとどめることになるので、その使用が懸念されています。
ノロウィルスの対策としては、下痢があまりにも長く続く場合以外は、下痢止めはできるだけ使用しないことです。
ノロウィルスに、体力の弱い乳幼児や高齢者がかかると、脱水症状を起こすので、対策としては、しっかり水分と栄養の補給に努めることです。
ノロウィルスの症状にあわせて、上手く水分を摂取していくというのが、非常に有効な対策になります。
あまりにも下痢の症状がきつい人のノロウィルスの対策としては、牛乳やヨーグルトは、症状が落ち着くまで、しばらく避けることです。
まだ、ノロウィルスの対策としては、症状を緩和する対症療法しかないので、むやみに薬を飲むことはおすすめできません。
特効薬がまだないので、ノロウィルスの対策は、しっかり水分補給をすることです。
下痢、嘔吐をすると、塩分やカリウムが失われるので、ノロウィルスの対策で水分補給する時は、スポーツドリンクが良いでしょう。
下痢止めの薬は、ノロウィルスの対策としてはおすすめできず、回復を遅らせることになるので、使用は避けるべきです。
ノロウィルスで下痢止めの薬を使用するのは、1日10回～20回もトイレに行って下痢をする時だけに絞ることです。
とにかく、ノロウィルスに関しては、検査や治療方法が遅れているので、対策が立てにくくなっています。
