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撮り鉄 vs 金網フェンスの戦い?

2016年05月08日 | 撮り鉄
この写真は・・・


矢印の隙間にレンズを差し込んで、しゃがんで撮影。

4月以降の撮影を振り返ってみると何故か「金網フェンス」に縁がありました。 「危険な事はしない」「電車の運行に影響するようなことはしない」が私の鉄道写真の鉄則?ではありますが、降りかかる火の粉というか目の前の金網フェンスに対しては、この鉄則の範囲内で多少の対策は講じないと、あちこちで害獣対策などの金網フェンスの増えた昨今、撮影チャンスを逃してしまうことになります。

先ず冒頭のJR奈良線の写真は桃山駅の近くの跨線橋から撮影ですが、ここにはご覧の様な金網フェンスがあります。 鉄道を跨ぐ道路橋や歩道には先ず間違いなくこの手の防護フェンスがあり、鉄道運行の妨害を防いでいる訳です。 
ここの場合 ①一般コースとして金網フェンスの上から撮影、②奥の手コースとしてガードレールの上に立って撮影 の大きく2つの選択肢があったのですが、①には少し背が足りず、②は前のめりに線路に転落するリスクが大きく、万一、電車の運転手に危険と思われてブレーキでも掛けられたらえらいことなので、いろいろ思案した挙句見つけたのが矢印の部分の隙間。 ぎりぎりレンズを差し込むことができたので、通行する人や車には多少奇異な目で見られはしたものの、しゃがみこんでカメラを構える方法で撮影しました。 


こちらの写真は・・・


ガードレールの上に立って、フェンス越しに撮影。

2番目は南海高野線です。 高野下駅から歩いて15分程、上り坂の途中からの撮影で、この金網フェンスの下は崖になっています。 殆ど人が歩かない道の様なので、車から投げ捨てられるペットボトル等が崖下に落ちないように設置されているのでしょう。 
ここは金網フェンスの背が高く、前述②の奥の手コースぐらいしか思い浮かびません。さりとて「無謀撮り鉄、高野線列車撮影中フェンス諸共30m下の国道に落下」・・・なんてことになっては元も子もないので、先ずは金網フェンスをゆすって強度を確認します。 さらにガードレールから後ろ向きにひっくり返って頭を打つなどということにならないよう、膝を曲げてへっぴり腰で金網フェンスの上部を腋で挟むような、実に不自然な恰好でガードレールの上に立って撮影しました。 通行する車の運転手は「あのおっさん見てみ、けったいな格好して電車の写真撮っとるで」なんて思ってたんでしょうね。


この写真は万歳+ライブビューで山勘撮影

最後は近鉄の美旗駅から歩いて20分程、新田水路の跨線橋から。 この場合は両手でカメラを持ちあげた時にようやく撮影可能になる高い金網フェンスがあり、足を掛けて上がれるガードレールや手摺もなかったので、選択の余地も無く、斜め下からライブビュー液晶画面を見て殆ど山勘で連写しての撮影です。 液晶をかなり斜めから見ることになるので、コントラストの強い部分が何とか認識できる程度なのですが、結果的に多少は回転補正はしましたがまあ一応ピントもあって、そこそこの位置に先頭の写っている写真が撮れて良かったです。

脚立を持って歩くほどの体力も無いので、せめてバリアングル液晶画面でもあればなあ・・・
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