そんな日のこと。

いらっしゃい。

サキガケ⇒ジェネレーション!やってます(璃々子編)

2014-06-12 22:01:13 | サキガケ⇒ジェネレーション!
サキガケジェネレーション攻略中です
今回は璃々子さんについて感想書いていきますね
(ネタバレしている上に超長文。注意です)

海棠璃々子について・・・
秀穂の実妹で、年は一つ下の女の子
実妹の文字通り秀穂とは血が繋がっています

瑞希、美唯、まなみ、このか、そして璃々子と続くクロシェット実妹の系譜
実妹攻略可と聞いても「あぁ、そうなんすか」くらいにしか思わなくなってきた時点で、大分クロシェットにヤられているかもしれません

中二病を患っていて、自分の事を「リリス」と名乗り、口調もやたら仰々しいと割と末期。
Wizard Generation内では、魔法発動の際、必要ないのにオリジナルの呪文を唱えてから発動するなど結構痛い子です
・・・子供のころ「かめはめ波~」とかやってた私が言えた義理じゃないですけどね(遠い目)

性格も割りと香ばしく、「モンスターに止めを刺した者に経験地が多く手に入る」Wizard Generationにおいて
敵が弱るまで傍観した後、積極的に止めを刺しにくる等、仲間割れ不可避なプレイをすることもあれば

持ち前の魔力の才能の高さゆえの魔力暴走を起こしても、その教訓を活かさず自己顕示欲から同じ轍を踏み
再度魔力暴走を起こすなど結構な困ったちゃんだったりします・・・

う~ん、これでは好感を持つのは難しいですね・・・

・・・と思っていたのですが
ところがどっこい、個人的クロシェット全作品において最高クラスの良キャラでした
人間第一印象で判断するものじゃないですねぇ・・・

まず、中二病になった原因ですが、生来の強大な魔力の才が災いして竜脈の活性化の際に魔力の影響を受け夢遊病のような行動を取ったり
璃々子さんが生まれてから祖父母や、父親が立て続けに亡くなったりしたことが原因で街の人間から忌み子扱いされてきた事にあったりします

街の人間からの白眼視に対し璃々子さんがとった行動が、「私は悪魔の子だから仕方ない」という理由付けでした
何も悪いことをしていないのに、よからぬ噂を立てられる不条理に対しての、幼い璃々子さんなりの精一杯の対抗手段だったんでしょうね

また、度々アレな行動をとるのも周りの目・・・と言うより、兄の注意を惹きたい一心からでた行為だったりします
幼い頃、周囲から孤立してしまった璃々子さんを守っていたのが母と兄の秀穂であり
秀穂は璃々子さんを慈しむと同時に、璃々子さんが外の世界に目を向けられるようにと手を尽くしてきました・・・もう、何年もね

そのため璃々子さんの秀穂に対する依存心は相当なもので、個別ルートに入ると分かるのですが、ほぼ全ての行動理念に「おにいちゃん」が組み込まれています
少しでもかまって欲しいと、やんちゃなことをしてしまうのも愛情の裏返しということですね・・・か、可愛いじゃないか
ハイ、難点消えました

そしてもはや形骸化された難点も、個別ルートではとある出来事がきっかけで中二病、やんちゃな行動共々鳴りを潜めることとなるので
ほとんど気にならなくなります

そして代わりに見えてくるのが、びっくりするくらいの兄への一途な愛と、どっきりするくらいの甘えん坊ぶりでした
その姿を見せてからは、ずうぅっと「お兄ちゃん大好き」と微笑んできます。甘えてきます。懐いてきます。擦り寄ってきます。這いよってきます

この怒涛の愛の猛ラッシュで魂もってかれてしまいました・・・

イメージ的に、後ろをよたよたと付いて来るカルガモとか、家に帰ったら尻尾振りながら駆けつけてくる犬とか、
寝ていて目が覚めたらお腹の上で寝ているネコとか、そっち方面の可愛らしさです
耐えられるかあんなもん

なお、この状態になると「お兄ちゃんに相応しい女の子になりたい」と苦手な勉強も必死に取り組み、魔力制御の練習にも精を出すなど
私の大好物「努力家」の側面も見せるようになります
ああぁん、もう好きにして♪

というわけで、璃々子さんが個人的本作№1キャラクターになりました
妹キャラとしても私のエロゲー史のなかでも最上位クラス。お見事でござりまする

シナリオについて・・・
序盤は、璃々子さんが兄を異性と見ていることに気づき、恋人にしてもらおうと秀穂に猛アタックする流れになります

共通ルート終盤、璃々子さんが竜脈の活性化の影響を受け暴走しかけるのですが
璃々子ルートでは他ルートと違い秀穂が、璃々子さんを暴走から救い出す流れになります
おぉ・・・秀穂さん格好いいじゃないっすか

・・・と、璃々子さんも思ったのかどうか定かではありませんが、この件を境にかまってちゃん秀穂にべったりオーラが増幅され
秀穂により依存するような行動をとるようになります

これを見た友梨亜さんは、璃々子は秀穂のことを異性として好きなんじゃないかと勘ぐり
「お兄さん相手にドキドキしないの?」と問いかけます
・・・これが恋の引き金になりました

最初はとくに何も感じなかった璃々子さんですが、いつものように兄に甘えていたところ
いままで意識していなかった胸の高鳴りを感じることになります・・・

この時はまだその感情の正体に気づかずスルーするのですが
再度、ゲーム内にて璃々子さんに襲い掛かった魔力暴走を秀穂が懸命に食い止めた様を間近で見たとき
そして、秀穂から力強く抱きしめられた時、例のドキドキがピークに達してしまいます
ここで完全に秀穂に対し何か分からなくとも、新しい感情が芽生えたことを自覚したようですね・・・

その後、璃々子さんの暴走が起こらないようにと、Wizard Generationが緊急メンテナンスに入ってしまうのですが
その原因を作ってしまった璃々子さんは、責任を痛感し魔力制御の訓練を友梨亜さんに依頼するようになります・・・

ここからの璃々子さんがやばいです
暴走を起こした事に対する良心の呵責からか、このときを境に中二的言動や、協調性の無い行動が鳴りを潜め
真摯に魔力制御の練習に勤しむ璃々子さんを見ることができます

この変化だけでも大分好印象なのに、このあたりから見せ始める璃々子さんの「本気の甘え」の破壊力が半端ではありません

自分のドキドキに翻弄され、まともに秀穂の顔を見ることができず真っ赤になりつつ逃げるというジャブから始まったかと思えば
ドキドキの正体が秀穂への恋心ということに気づき、秀穂への想いが頂点に。「お兄ちゃん大好き」と、いかなる時も秀穂の傍らにいようと擦り寄ってくるというフック
兄を想うがあまり、寝ている兄の隣でオナニーしてしまい、それが発覚すると「もう二度としない・・・嫌いにならないで」と泣きじゃくるというアッパー
兄の恋人になるためには相応しい女性にならなくてはならない。今の私はまだまだ、自分を磨かねばと、苦手な勉強にも懸命に取り組み、成果が出ると
ちゃんと結果は出した。だから恋人にして下さいと言わんばかりの熱いまなざしで、たどたどしく「お兄ちゃん・・・」と呟くというストレートと猛攻が凄いです

こんなん萌えるしかないだろっ!

この猛攻の前に秀穂は妹の想いを受け入れることを決意、二人は体を重ね、恋仲になるのでした・・・
ビバ近親相姦!(錯乱)

なお、この序盤は妹を異性としてみていることに気づき葛藤するも、友人の敦盛の助言もあり妹の想いを受け入れることを決意
今後ずっと、妹を護って行く。一緒に生き、愛していくことを決意する秀穂や
常識的に異常とも思える兄妹愛にも理解を示し、全力で二人の恋を応援する仲間達
二人の想いを尊重し、苦渋の決断ながらも二人の交際を許す母親など見所が多めで、質が高いです

兄妹が恋人になることの抵抗感も、しっかり描写しているのも好印象ですね
(クロシェットは「え?妹とヤっちゃだめなんすか」的な主人公が多いので・・・)

璃々子さんの第一印象の悪さを補って余りある、むしろ反動で異常に可愛く見える良パートでした
お見事!

中盤は、恋人として付き合い始めた二人の生活が語られる流れになります
えー、中盤開始早々、秀穂や璃々子さんを悩ませてきた竜脈活性化による魔力暴走問題が解決します
理由は「お兄ちゃんの精子を受け止めて、魔力の受け止め方が分かった」だそうです
実際竜脈活性化が起きても暴走の「ぼ」の字もありませんでした

・・・魔力=精子・・・?

え・・・「シンデレラ」とか、かぼちゃに精子ぶっ掛けて馬車にしていたのか・・・

・・・という、ふざけた話ではなく「愛する人を受け入れたことで、自我が確固たる物となり、それがアストラル・コントロール(精神制御)の強化に繋がった」だそうです
うーん、ムツカシイネ・・・

と、そんなこんなで、当面の悩みは克服されたので、二人は思いっきりデートで羽を伸ばす展開になります
・・・が、恋人になる前から一緒にお出かけやショッピング、料理の振る舞いなど恋人のような生活を送ってきた二人は
デートが日常とさほど変わらないことに苦笑いする展開に

しかし、恋人になったという高揚感だけで「日常」が「非日常」になるくらいの幸福感を得られている様子
「いつも通りの俺たち」のまま幸せになる二人の生活は見ているこちらも気分も良くなる、とても微笑ましい感じのものでしたね・・・
・・・リア充爆発しろなんて思っていませんよ・・・ええ、本当に

終盤は竜脈の活性化がいよいよ本格化、未曾有の魔力の噴出に美那浜町(秀穂たちが暮らす町)が壊滅の危機に瀕する流れになります
えー、メンテナンス期間も無事開けWizard Generationで再度遊べるようになった秀穂たち
早速ゲームをプレイしようとすると、ミッション選択画面に「特別ミッション」が追加されていることに気づく事に

「荒ぶる御霊を鎮めよ」と銘打たれた特別ミッション
J.D.(Wizard Generation製作者)からの復帰祝いと悟った秀穂たちは嬉々として、ミッションに挑む事になります

特別ミッション開始直後、いつもと雰囲気が違う事に気づく秀穂たち
大きくなっていく魔力の奔流の気配を感じ取る中、膨大な魔力の量からWizard Generationは竜脈の中に展開されているゲームだと感づくことになります

そして、「荒ぶる御霊=竜脈の活性化」と解釈。それを鎮めよということなので
竜脈の沈静化がミッション達成の条件だということに気づくことになります

おりしもそこに現れたは「あらぶる御霊」を具現化したようなモンスター麒麟でした
正にこれから荒れ狂わんとばかりの竜脈を鎮めるべく、麒麟に挑みかかる秀穂たち

璃々子ルートのラストバトルの火蓋がきって落とされたのでした

えー、麒麟ですが戦闘開始早々
「我を鎮め得るは剣戟の調べのみ」
と語りかけてきます

「何かわからんがくらえッ!」と友梨亜さんが電撃呪文を放つと麒麟は魔法を反射
敦盛が被弾してしまいます
開幕の発言は「物理しか効きませんよ」との事だったみたいですね

秀穂たちは魔法は危険だと判断し物理攻撃主体に切り替えるのですが、麒麟も物理特化のタフガイなので苦戦
魔法組が攻撃参加できないため手数不足に悩むことになります

状況を打破する為に秀穂が考え付いたのが
「開幕わざわざ魔法無効を宣言したのは裏がある」
というものでした

麒麟の発言はゲームのヒントではなく
弱点を隠す為の布石ということですね

というわけで作戦を「じゅもんつかうな」から「いろいろやろうぜ」に切り替えた魔法組ですが
試しに二人同時に魔法を唱えたところ、先に着弾した魔法は反射したものの後に着弾した魔法はしっかり効く事が発覚
麒麟の特性は「魔法を反射するが、着弾してから反射するまでの溜め時間は反射能力がなくなる」というものでした

麒麟は魔法反射の弱点を隠す為に物理攻撃へ誘導する嘘をついたって事ですね
妖獣スナッピーか何か?

弱点が露呈してからは、完全に秀穂達が優勢に
璃々子さんがこんなこともあろうかと習得していた、「反射されても相手に突撃し続ける精霊」を召喚し、相手にけしかけ
麒麟を常に「溜め時間」状態にすることにより魔法反射を無力化することに成功します

これにより、思う存分魔法を叩き込むことが可能になり、圧倒的火力にて麒麟を撃破
見事勝利を収めることになりました・・・

・・・が、これで竜脈が静まり、めでたしめでたしとはなりませんでした
もう竜脈はゲームで抑えられるどころか、ゲーム空間を破壊するレベルまで活性化してしまいました

ゲーム世界からリアルに放り出された秀穂たちが見たものは、美那浜町を破壊しつくさんとばかりに荒れ狂う魔力の渦でした
あまりの地獄絵図に声を失う秀穂達、J.D.ですら無力感を覚えるほどの事態に絶望感が漂い始めたその時

魔力の奔流に手を差し伸べたのが、数万人に一人といっても過言ではない程の高い魔力制御の才を持つ璃々子さんでした

「―出していいよ。全部」

と、優しく竜脈に語りかけると共に、魔力の奔流を吸収し始める璃々子さん
やがてその全てを吸収しきり、竜脈を沈静化させてしまいます

兄の想いを受け入れ、魔力の受け入れ方を学んだ璃々子さんですが
この時は兄から底なしの愛されっぷりをされていた為、魔力の許容量も底なしになっていたようです
兄妹愛が美那浜町を救いましたね・・・

ともあれ、これにて事件は一件落着。
忌み子とされてきた璃々子さんが竜脈の暴走に対する切り札になるという、
なんとも皮肉めいた結果を向かえ、物語は幕を・・・

・・・下ろしませんでした
おや!? 璃々子のようすが・・・!

「ムズムズして・・・漏れそう・・・」

・・・璃々子さん、魔力を吸収したのはいいものの、その対処が分からず溜め込んだ魔力をお漏らししそうになってしまいます・・・
ここで「だいばくはつ」を起こしたら、結局大惨事になってしまいます

慌てた秀穂達は、「出せっ!空に向かって出せっ!」とアドバイスするものの
受け専(意味深)だった璃々子さんは肝心の出し方が分からない様子
苦肉の策として璃々子さんが行ったのが、「兄の射精を参考にして出す」というものでした・・・

魔法制御とエッチは似てるからね、しょうがないね

「璃々子・・・愛してるぞ・・・出すからな!」とみんなが見てる前で、秀穂の声まね、腰振りを再現しつつ一人で盛り上がる璃々子さん
やがて、「絶頂」を迎え、空に魔力をぶちまけることに成功。こうして美那浜町は救われることとなったのでした・・・
めでたし、めでたし・・・

・・・ただのギャグじゃねぇかっ!!いいぞもっとやれ
ちなみに、交尾の仕方を暴露された秀穂さんの魂も出そうになってました
心中お察しいたします

エピローグについて・・・
えー、美那浜町を混乱に陥れた竜脈の活性化ですが、これを期に魔力の存在を一般に周知してもらい、魔法の世が来ることに備えてもらおう
美那浜を魔法に理解のある町にしていこうという前向きな展望が語れることになります

魔法の世の先端を行く町で、更に魔法使いとしてその先端を行く二人

「これからもずっと一緒なんだよね」「お兄ちゃん大好き!!」
と満面の笑みを浮かべる璃々子さん。それに応える秀穂

魔法を扱える者の理想像という、時代を先駆ける存在として、いつまでも一緒に居る、愛し合うことを誓い合い物語はここで幕を下ろすのでした・・・

ハイ、個人的に良ヒロイン、良主人公、良展開と三拍子揃った名シナリオと呼べる良いお話でした

璃々子さんの成長していく様がとても丁寧に描かれているのが非常に好印象で
自分の世界から出られなかった少女が、今後魔力の才をもって生まれてくる未だ見ぬ子供たちのことまで考えられる人格者にまでなる過程は、成長ストーリーとして大変質の高いものでした

秀穂も暴走しかかった璃々子さんを二度救うなど見せ場がある上、近親相姦について真剣に悩むなど自制心が強いのも好印象
スケベオヤジ臭が無いのも高ポイントですね

そして、桜花ルートで不足気味だったイチャラブが、これでもかというくらい盛り込まれていたのが何よりの好印象か
私が期待していたことに見事に応えてくれたのは感激ですね・・・ありがとうクロシェット!

気になったところについて・・・
やはり、ゲームの理解のしづらさですかねぇ・・・
次から次へと新しい魔法や用語が出てくるのはなんとも・・・
これはもう本作では常に付きまとうものなのかもしれません

せめて、「涼風のメルト」や「ハイパーハイスピードジーニアス」に出てくる「辞典機能」のようなものがあれば良かったのですがね・・・

あと、気になるというより、惜しいところなのですが
璃々子さんの序盤のあくの強さは、もう少しマイルドにならなかったのかと思ってしまいますね・・・

今では大好きなキャラクターですが、正直璃々子ルートに入るまでは、あまり良い印象ではなかったです
その分変化後の良さが映える一面もあるとは思うのですがね・・・

エロシーンについて・・・
一番印象に残ったのは5回目のエロシーンでしょうか

プレイ自体は目新しいものは無いものの、とにかく「愛してる」や「好きだ」などを連呼し、愛撫も丁寧なので「愛し合っている」という印象がとても強いです
こういうの好きですね・・・

・・・なお、このエッチは璃々子さんの魔力許容量が底なしになり、美那浜を救うことに繋がるという伏線になっていたりします
なんて斬新な伏線なんだ・・・

なお目新しいものは無いといっても、璃々子さんの陰部に指を突っ込み、中だしした精子を掻きだすシーンがあるなど十分エロイです
おかずとしては十分な質なので、思う存分使って、どうぞ

なお、エロシーンの回数ですが璃々子さんだけ6回と、他キャラより1回多かったりします
璃々子さん愛されてますね・・・

璃々子さんについてはこんなところですね・・・
げぇっ・・・約7500文字も書いていますね

ここまで読んでくださった方、本当におつかれさまでした!
そしてありがとうございます

それでは今回はこの辺で~

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