零 ～紅い蝶～ の立花千歳に悶えてました

現在、零～紅い蝶～ってＰＳ２のゲームを攻略してます
一言で言うなら和風ホラーアドベンチャーといった感じです
怨霊を倒しつつ、謎を解き、キーアイテムを集め、惨劇の場である皆神村から脱出するという
バイオハザード系のゲームですね

エロゲー格闘を送り出したＴＥＣＭＯらしく女性キャラはかなりいい感じですが
その中で「立花千歳」という下手な１８禁キャラでは太刀打ちできない程の
可愛らしい怨霊を発見した為ここに紹介したいと思います

立花千歳について・・・
双子の兄を慕う弱視の女の子（推定１０歳前後）
とても臆病・・・というか人見知りをする人で、知らない人が家に来ると押入れにそそくさと隠れてしまうそうです
普段隠れていたと思われる押入れに、ちょこんと座布団が敷いてあった為
かなりの頻度で隠れていたみたいですね

相当お兄ちゃんを慕っていたらしく
ゲーム中の日記にて
「お兄ちゃんにたのまれごとされると、うれしい」
という記述があったり
災厄によって命を落とす直前に書かれた日記には
「お兄ちゃん、たすけて」
という記述があったり
命を落としてからも「目の弱い千歳が危ないところに行ってもわかるように」と
兄から貰った鈴を肌身離さず身につけていたりとそのお兄ちゃん子ぶりは半端ではありません
（怨霊として始めて登場したときの第一声も「お兄ちゃんをかえせ」ですし）

主人公をお兄ちゃんを奪った張本人と思っている為襲ってくるわけですが
大好きな兄の為なら怖がりな性格も何のそのと「ちりんちりん」と鈴を鳴らせながら
「お兄ちゃんをかえして！」と襲い掛かってくるその姿
ハイ、やべぇ可愛いです

千歳の攻撃について・・・
「掴み」
泣きながら主人公のそばにワープして掴み掛かってくるわけですが
掴み始めからの動作が老いた猫ですら捕らえられないんじゃない？
と思うほどのんびりしている為
数歩移動するだけで余裕でかわせます
わざと捕まってやるのも慈悲か?

「見上げ」
しゃがみながら「うっ・・・ひっく・・・」とすすり泣いた後
「ちらっ」っとこちらを見上げ
また顔を下にして泣いた後
何もしないまま姿を消します
えー、主人公ではなくプレーヤーの心に攻撃を仕掛けてくる大変卑怯な技です
（それで毒気を抜かれて和んでしまった私はその後思いっきり掴まれました）

「暗闇」
しゃがんだ後「きゃぁぁぁぁぁぁぁ！」と叫び周囲を暗闇にします
周囲が見え辛くなるわけでなかなか脅威なわけですが
なにぶん攻撃手段が腰の入ってない掴みオンリーなので
絶えず動き回っていればどうといったことはありません

ちなみにこのお子様
暗闇が怖い為
自分で作り出した闇におびえ、「暗い」と泣きながらあらぬ方向へ走り去る
という究極奥義を披露してくれます
（始めて見た時は悶え死にました）

なお、この「暗闇」ですが
悲鳴の動作に入ったときに攻撃すれば未然に防ぐことができますが
私は、そんなもったいない真似はできませんでした
暗闇の発動妨害はストＺＥＲＯのダンの挑発伝説を途中で潰すほどの野暮な行為です

千歳の対処法・・・
前述の掴み動作時にカウンター気味攻撃すれば余裕を持って対処できるのですが
攻撃がヒットするたびに
「あうっ！」「きゃはっ！」「ひっ！」
と声をあげる為おじさん変な気分になりそうでした
（こちらの攻撃方法が「写真撮影」ってのもいけない気分を助長させる結果に・・・
苦痛に身をよじる少女を「ほーら、たくさん撮っちゃうよぉ」てな感じで撮影するわけですから）

以上、千歳先生について説明しました
先生以外の怨霊は腕がなかったり、全身が切り刻まれていたり、
二階から何度も絶叫と共に落ちてきたり、首が９０度折れ曲がったりと
強烈なものが多い為、千歳先生にはだいぶ癒されましたね

ＰＳ２版にはないのですが「約束」というエンディングにて
兄の間に挟まれながら蝶を見上げるシーンが有るのですが
「多少は救われたなぁ・・・良かったねぇ・・・」と心底思いましたねぇ・・・

まさかＰＳ２でぐっと来るキャラに会えるとは思っていませんでしたね・・・
それでは今回はこの辺で・・・

2008/07/31追記
というわけで（？）千歳先生への熱い想いをイラストにしてみました
元のイラストにアレンジを加えたものなんですが
なんか「人見知り？なんすかそれ？」的な元気少女になってしまいました
まあ、これはこれであり・・・かなぁ・・・？

2013/03/30追記
えー、ポップンミュージックというゲームをやっていたら
「てまり」という幽霊少女っぽいキャラに遭遇した為、
千歳先生を思い出したので久々に描いてみました
（左の子が「てまり」です）
前回が元気幼女だったので今回は人見知り少女にしてみました
あぁ～やっぱ和風少女いいわぁ～

そういえば紅い蝶が零～眞紅の蝶～としてリメイクされたみたいですね
千歳先生はどうなったのかな・・・?