そんな日のこと。

いらっしゃい。

恋がさくころ桜どきやってます(夕莉編)

2014-07-20 23:45:56 | 恋がさくころ桜どき
恋がさくころ桜どき攻略中です
今回は夕莉さんについて感想書いていきますね
(ネタバレしてるんで注意です)

月嶋夕莉について・・・
主人公である悠真のクラスメイトで風紀委員
最近の18禁には、委員長だのクラス委員だの、真面目キャラが一人は居ますね・・・
この手のキャラが大好きな自分にとっては嬉しい限りであります

えー、夕莉さんには双子の姉がおり、名前は月島花子と言うのですが
おとなしく真面目な夕莉さんに対し、花子さんは活発で毒舌家とあまり性格は似ていなかったりします

夕莉さんは大人しく、花子さんは活発で毒舌
夕莉さんはメインヒロインで、花子さんはサブヒロイン
夕莉さんは攻略可で、花子さんは攻略不可

その関係は、ましろ色シンフォニーの美羽、紗凪の如し・・・
またあの惨劇が繰り広げられるというのか・・・
・・・ハハッまさかな・・・

えー、夕莉さんですが風紀委員所属なだけあり、真面目で廉潔とその職に相応しい性格をいています
奔放な振る舞いが多い生徒会長の杏さんにも、アレな言動に対しては凛として抗議するなど、長いものには巻かれない誠実さも長所と言えるでしょう
些細な出来事にも手を抜かない勤勉な様も好印象ですね・・・

それでいて、ガッチガチの超堅物というわけでもなく
拘束や規則に縛られないところでは、おしゃれなどに気を使う等、普通の女の子としての側面も持っており
親友である美桜とにこやかにショッピングをする時は、年相応の姿を見せてくれる為、近寄りがたいと印象は全くないですね

というより、プライベート時は押しが非常に弱く、自分の意見より相手の意見を全力で優先してきたり
将来の真面目さが影響して、あからさまな冗談も真に受けて一人だけ引っかかったりと、むしろ全力で構いたくなる人だったりします
ギャップ萌え恐るべし

なお、周囲に気を使いあまり自分の意見を言うことが少ないのですが
恋人になると、「ゆうまくんがすきです」と悠馬が見ているパソコンに打ち込んで真っ赤になったり
「風紀委員なんだから校内でのイチャイチャは禁止」という悠真に対し、「禁止・・・しちゃうの?」と切なそうに呟いたりと
ささやかな意思表示をしてくるようになります・・・

これは私を萌え殺さんとする明確な殺意ですね。宣戦布告ととってよろしいか?
うむ、萌え死んだ。完敗だ。幸福降伏です

ちなみに、産まれ持った才能自体も凡人以上で
容姿に関してはモデル雑誌からプロと遜色ない評価を受けるなど、学生にして、もう飯を食っていけそうな強みを持っています
外見も中身も完璧。完璧超人とはこのことか・・・

と、かなりのハイスペックを誇る夕莉さんですが
生来の奥手さゆえか、自分への自信が全くなく、美桜さんや花子さんより自分は魅力的ではない、悠真君は私にはもったいないと言う考えに支配されていたりします
その様は謙虚を通り越して、ヘタレに片足を突っ込んでいるほど
自信持てよ(何様)

というわけで、完璧人間ながらもヘタレ臭がする親しみやすさも相まって夕莉さんが現時点での本作№1キャラクターとなりました
ただ、前にも書きましたが、この名前を聞いたことないライターさんから「死神」だの「リアル妹」だのという設定から非常に良い話を書いてくる臭いがしているので
今後の順位は未知数ですね

ちなみに、№2は花子さんだったりして
月島姉妹恐るべし

シナリオについて・・・
序盤は、恋愛に対し否定的だった悠真、夕莉両名が始めての恋を自覚、精神的にも物理的(手錠)にも結ばれ恋仲になる流れとなります

えー、悠真ですが、過去お世話になった保険医への恩返しのために、保健室にて生徒の相談を聞くというカウンセラーのような仕事をしていたのですが
ある日、「この学園の女子は美人過ぎる!自信無くした!」と、どないせえっちゅうねんな内容の相談が持ちかけられることになります

最初は気の抜けた対応をしていた悠真ですが、「特に、月嶋夕莉が美人過ぎる!」と、とある雑誌を悠真に突きつけたことで状況が一転
今まで見たことが無いようなとびきりの笑顔を浮かべた夕莉さんの写真に悠真は活目。モデルとして天賦の才があると感心することになります

が、夕莉さんはその過去を快く思っていない様子
「風紀委員なのにチャラチャラした格好して恥ずかしい」と、雑誌の写真の話を振ってきた悠馬に対し恥ずべき過去として捉えていることを告げることに

それに対して悠真が告げたのが
「俺はモデルは素敵な仕事だと思う。恥じることは無い。自分が歩んできた道を否定しないで欲しい
それでも過去が認められないというのなら、俺がその時の月嶋を誉めてやる」
というものでした・・・

こんなん惚れるしかないっしょ
と、夕莉さんも思ったようでこの件を境に悠真を急速に意識するようになります

過去、アレな男達からの暴言により男に対し苦手意識を持ち、恋愛など興味なしと捉えていた夕莉さんを意識させるとは・・・
さすが皆の恋の賞金首にされるだけはありますね・・・

ちなみに、悠真自体も夕莉さんの笑顔を見て以来夕莉さんのことを意識することに
写真以外でも夕莉さんの笑顔に見惚れてしまうなど、明らかに他の女の子とは違う行動をとるようになります

そんなわけで、急速に距離が近づいた二人ですが
ここで夕莉さんのヘタレが発動し、悠真くんは美桜さんがお似合いとしり込みしてしまい、
一定の距離が開くことに、くっ付きそうでくっ付かないニヤニヤ展開が繰り広げられることになります

ここで、とある事件を起こしたのがトラブルメーカーである杏さんでした
生徒会室に届けられた遺失物である手錠を弄っているうちに、ついうっかり悠真の腕を拘束
そして、夕莉さんも悠馬と同じ手錠についうっかり腕を拘束してしまいます
わざとか、わざとなのか?

そしてその手錠の鍵も杏さんがついうっかり無くしてしまうというお約束により
決して離れられない一夜がはじまることになってしまいます

一つのベッドに潜り込む二人
ただでさえ意識し合っていた二人にこの刺激は強すぎたようでさらにお互いを意識することに
夕莉さんは、悠真のタオルケットをかけてくれるなどの優しさに
悠馬は、夕莉さんが寝ぼけて抱き枕に抱きつくという、心身ともに絆して来る可愛らしさに
惹きつけられ、ついに互いに明確な恋心を自覚
もう後戻りができない所まで感情が高ぶってしまいます

手錠が開錠され二人の体の距離は離れても、二人の心の距離は手錠が残ったかのように密着していたままでした
杏さんグッジョブ!

そして、夕莉さんは花子さんに、悠真は美桜さんに好きな人がいることを告げることで、想いを口にすることで告白をすることを決意
あくる日の放課後夕莉さんは遂に悠真に想いを告白、悠馬もそれに応えることに

こうして二人は恋仲になるのでした・・・

えー、この序盤は二人の恋心の芽生えから、互いに告白するまでが非常~~~~~~に丁寧に描かれているので、とても私好みでした
付き合うまでの展開を重視する私にとっては至高の出来と言っても過言ではないでしょう

なおここは、二人を応援しつつも、悠真を失うことに耐えられず涙する美桜さんや
夕莉さんを普段は邪険にしながらも、実は気にかけていた花子さん。悠真への恋心を感じながらも夕莉さんの恋をサポートする花さん等
周りの人物達の心の動きも丁寧に描かれているので質が高いです

特に花子さんの活躍は、彼女がいなかったら二人は恋仲にならなかったと言えるほど手厚いものでした
ここで花子さんの株が大分上がりましたね・・・というか恋の妖精仕事しろ

「恋をしよう」をメインテーマに掲げた本作に相応しい良パートでした
お見事っ!!

中盤は二人が恋人として順調に想いを育むことに・・・そして花子さんが目立ちまくる展開になります

えー、ここでは二人の恋人としての生活が描かれることになります
デートなどの交流を描きながら、笑ったり、時にはけんかしたりしながらも想いをより綿密なものにしていく二人
初キスシーンや初エッチシーンまで初々しい展開や、エッチ中のたどたどしいやり取り、そしていざやり始めたらいきなり6連射以上と濃いエッチと見所が多く
ここも良いパートといえそうですね・・・
序盤同様丁寧な描写は非常に好感が持てますね・・・

・・・と済ませたいところですが、このパートでは一つ気になるところがあったりします

えー、中盤ですが夕莉さんを喰う勢いで花子さんが目立っていたりしています
そして、目立つだけならまだしも明らかに悠真に対して好意を持っている。ぶっちゃけ好きになっている描写が随所に出てきます

「私に浮気してみない?」と悠真に語りかける。カップルが別れるというジンクスがある場所に二人に行くよう勧める。
双子と言う立場を活用して夕莉さんに変装、悠真とのデートを心底楽しそうに満喫する。そして別れ際悠真の胸に額を押し付け遠まわしに悠真に好意が告白するなどの行為が該当しますかね・・・

やめろっ・・・やめてくれ・・・
ましろ色シンフォニー乾紗凪の惨劇を繰り返すのはやめてくれぇ・・・っ!!

・・・この思いが天に届いたか、雨の降りしきる公園で大泣き級の大惨事こそ描写されなかったものの
花子さんのいじらしさは乾紗凪に勝るとも劣らないので、精神的に結構削られてしまいました・・・

くそう・・・こういうシーンを入れるならシナリオ短くてもいいので攻略可にしてくださいよ・・・っ(涙声)
花子さんにいつか幸せが訪れることを切に願います

終盤は、死神の力により秀穂達が破局するも恋の妖精により無事復縁を果たす流れになります

えー、中盤にて悠真に対し失恋のようなものをしてしまった花子さんですが
悪い時には悪いことが重なるようで、花子さんの前にバリバリ本職の死神(ヒューベリオン)が登場
花子さんの余命が残り僅かであることを告げることになります

唖然とした花子さんに持ちかけたのが
「悠真と夕莉の仲を引き裂いたら、長生きさせてあげる」
という交換条件でした

ヒューベリオンはガチホモなので、悠真を狙っているため、このような条件を突きつけてきたみたいですね・・・
というわけで花子さんは自分の命をとるか、二人の恋をとるかと言う選択を迫られることとなってしまいました・・・
・・・この過酷な運命・・・花子さんが何したって言うんだ・・・

自分の命か、妹の恋か・・・
後者を選べば悠真と恋仲になれる展開も考えられる為、ある意味後者は自分の益にもなったりします
妹は失恋を味わうものの、命まではとられない、しかし自分は死んでしまう

圧倒的後者有益な状況、常人なら自分の命を優先させそうですが―

花子「自分の運命くらい自分で決める。あんたの力なんて死んでも借りない!」

花子さんは屈しませんでした
誰かを犠牲にした上の生に価値を見出せなかったか、妹の幸せに自分の命以上の価値を見出したか、他の理由か定かではありませんが
花子さんは死神の提案を拒否、死すらも跳ね除けんとする気概で死神と決別する行動をとることになります
花子かっこよすギィっ!!

・・・が、それに対しヒューベリオンがとった行動は「自分で悠真と夕莉さんの恋を狩り取る」というものでした

・・・死神の力により破局してしまった二人、結果花子さんの生き延びる条件を満たした為
花子さんの命は助かったものの、なんともすっきりしない展開になってしまいましたね・・・

と、そこで、二人の仲を繋ぎとめたのが恋の妖精兼死神であるティナさんでした
毒をもって毒を制す、死神には死神の力で対抗することに
破局した二人を再び結びつけるよう桜の花びらを介して力を発揮します

その恋の妖精の手助けもあり二人は復縁
物語はエンディングを迎えるのでした・・・

・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・えぇ・・・?(困惑)

花子さんの決断以降はちょっとアレですね・・・
詳しくは「気になったところ」で・・・

エピローグについて・・・
えー、モデルの道に復帰した夕莉さんと、そのマネージャーとして活躍する花子さんが描かれることとなります
紆余曲折あった姉妹の結束した姿や、元の鞘に収まり恋人生活を続けている悠真、夕莉さんも見られるため結末自体は良いのですが
何の脈絡も無くモデル業に復帰している事にちょっと抵抗感覚えちゃいましたねぇ・・・

えー・・・
序盤は名作、中盤は良作、終盤は・・・てところでしょうか・・・
どうしても竜頭蛇尾感は拭えませんかね・・・

私は萌え最重視なので夕莉、花子のキャラ萌えパワーで満点とは言えなくも、満足するシナリオと言えるのですが
シナリオ最重視の方はどう思うんでしょうかねぇ

ま、まあ夕莉さん、花子さんは良キャラでした
この二人に出会えるだけでも本作をプレイする価値はあると思います

気になったところについて・・・
えー、やっぱり終盤の花子の決断意向の展開ですかねぇ・・・

死神の力に振り回され、なんとなく別れ、なんとなく復縁するのは流石にどうかと・・・
死神の意思に人の想いは勝てない構図になってしまったのは残念ですね

また、夕莉さんが悠真を振る理由が、
「花子が構ってくれなくて寂しいと泣きついてきた。私は恋人を得たことで大切な人をないがしろにしてしまった。だから別れましょう」
という謎理論なのも腑に落ちないですね

いくら死神の力だと言ってももう少しまともな理由が欲しかったですね
美桜さんの件もありましたし、これでは夕莉さんがヘタレの極みに見えてしまいます

また中盤以降は、花子さんのほうが目立ってしまっているところも残念か
これは夕莉シナリオですからねぇ・・・

んー、序盤が良かっただけに、終盤のアレさが目立っちゃいましたね

エロシーンについて・・・
えー、一回目のエロシーンの時点で最低6発、恐らく10発以上はやっているかと思われる描写がなされます
初めてのエッチながら何回も交尾をする為、最終的にはレイプ目になるくらい快楽に溺れた夕莉さんを見ることに・・・

あの純真無垢だった夕莉さんになんて事を・・・いかがわシール30枚だぁっ!!

なお、エロシーン自体は全体的に短めかつ薄めなので、実用的とは言いづらいかも知れないですね

夕莉さんについてはこんなところですね
それでは今回はこの辺で

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サキガケ⇒ジェネレーション!... | トップ | サキガケ⇒ジェネレーション!... »
最新の画像もっと見る

恋がさくころ桜どき」カテゴリの最新記事