そんな日のこと。

いらっしゃい。

サノバウィッチやってます(紬編)

2015-04-22 22:05:07 | サノバウィッチ
サノバウィッチ攻略中です
今回は紬さんについて感想書いていきますね
(ネタバレしているんで注意です)

椎葉紬について・・・
柊史と同い年でクラスメイト
転入生という形で本作に登場しています

可愛らしい顔立ちや声とは裏腹に服装は男子学生のものを着用していると
初登場時の違和感は相当なものですね・・・

紬さん本人も、その格好に抵抗感を覚えているようで気に入っているという様子は無く
理由を聞いても「聞かないでほしい」という状況

これは、男子の服を着ざるをえない深い事情があるようですね・・・

・・・ハイ、感のいい方ならお気づきでしょうが
紬さんは「女の子が好みそうなものを身につけられない」という代償を背負ってしまった魔女だったりします

代償の制約は大きく、禁忌とされる物を身につけると、たちまち嘔吐感を覚えゲロインと化す等かなり強烈ですね
年頃の乙女がおしゃれできないというのは想像を絶するものがありますね・・・
それほどまでして叶えたい紬さんの「魔法」とは一体・・・

千穂子さんほどではなくとも、それに近い壮大なお願いなんでしょうねぇ・・・


・・・と思ったらそのお願いは「欲しかった服が売り切れたので、それをもう一度店に並べて欲しい」というなんとも質素なものでした
う~~ん、「服が欲しい」ではなく「服を売って欲しい」あたりが紬さんらしいというかなんと言うか・・・

というか、魔法に対して制約きつすぎやしませんかね・・・?
なお劇中では「心の欠片を集める前に魔法を発動したという「前借行為」により利子が増え代償が大きくなったという説明がなされます
そうまでして手に入れた服が代償で着られない紬さん・・・ふ、不憫すぎる・・・

なお性格も質素というか素朴で、自分に対して欲が無く小さなことで幸せを感じられるなど、ほのぼのとした人であったりします
それに反し他人に対しては、大きな幸せを与えようとする人で、そのためには苦労を厭わない慈愛に満ちた人ですね

小さな体から発せられる小動物的な愛らしさや、気取らない素朴な様。献身的な情愛など、敵を全く作らないと思われる性格をしている紬さん
彼女が苦手って人はかなり稀少じゃないんですかね・・・?
私もかなりお気に入りのキャラクターだったりします
本作は全員お気に入りになりそうな勢いですね

シナリオについて・・・
序盤は紬さんの心の欠片が柊史に流れ込んでしまう展開になります

共通ルートについて少し・・・
えー、魔女として姫松学院にやってきた紬さん
魔女の責務として心の欠片を集めようとするわけですが、同じく心の欠片を集めている寧々さんと目的が一致している為心の欠片の争奪戦に・・・
はならず、本来の無害っぷりを遺憾なき発揮し、寧々さんと意気投合。協力して心の欠片を集めることになります

結果、紬さんもオカルト研究会に入部することになるわけですが
柊史と紬さんの距離が近づいたことにより、結果、紬さんのアルプである「アカギ」とも知り合うことになります

この「アカギ」、同じアルプである七緒さんと違い新米らしく、浅慮なところがあるため、心の欠片を集める為には後先考えず強引な手段をとる面があったりします

紬ルートではそのアカギが柊史の中に吸い込まれてしまった寧々さんの心の欠片に目を付け、柊史から強引に心の欠片を削りだし、紬さんに与えるという暴挙に出てしまいます・・・

が、心の欠片の仕組みをうまく理解していなかったアカギ。
柊史の心の穴のバキューム力が、再び心の欠片を吸い寄せる事までは想定していなかったらしく
紬さんに与えた心の欠片どころか、元々紬さんのものだった心の欠片までも柊史が吸引

寧々さんの時と同様、紬さんの心のかけらが0になるという最悪の結果となってしまいました・・・

アカギの暴走により心かけらがなくなってしまった紬さん
が自身の不幸には全く気が向かないようで
アカギに灸を据えつつ、柊史に心をえぐる真似をしてしまったことに対し「酷いことをしてしまってごめんなさい」と平謝りすることになります
・・・ああ・・・ええ子やでぇ・・・

また、謝るだけでは気がすまなかったらしく、柊史の心の穴を埋めることを手伝わせて欲しいと懇願してくることに
・・・ああ・・・本当にええ子やでぇ・・・

というわけで、柊史は吸い取ってしまった心の欠片の返却のために
紬さんは柊史への贖罪のためにと、二人は柊史の心の穴を埋めるという共通の目標を持つことに
マンツーマンでのオカ研活動が始まるのでした・・・

中盤は、柊史と紬さんが結ばれる流れになります

というわけで、早速柊史の心の穴を埋める手段を考える紬さん
まず手始めに、柊史を胸元に引き寄せ抱擁します

って、おい

さすが、パンツ越しに顔面騎乗を決めるスケベ魔女。しょっぱなからやることが大胆ですね・・・
うーん・・・人間抱きしめられると安心しますが、これで穴が埋まったら苦労はしない・・・

アカギ「おお!心のかけらが戻ってきたようじゃ!」

男はバカ単純なのか?

はい、そんなわけで「そっち関係」が心の穴を埋めるのに有効と判明した為
二人はまるで恋人がするような事をし始める流れになります

「ノーブラで抱きしめる」
「パフェをお互いに食べさせあう(間接キスあり)」
「手を繋いで帰る」

どれも、心の穴を埋めるのに有効な手段だった様子
心の欠片は順調に紬さんに戻っていったわけですが・・・

心の穴はなにで埋まっていたのか・・・
・・・柊史の紬さんへの愛情でした

えー、心の穴が埋まるくらいの想いを紬さんに抱いてしまった柊史
キャラ紹介で書いたとおり、可愛らしさや優しさが半端ないためその気持ちは痛いほど分かりますね・・・

その柊史の前にナイスタイミングとばかりに、現れたのが遊園地の招待券
柊史はそこで告白しようと決意
紬さんを遊園地に誘うことになりました

柊史「遊園地・・・椎葉さんと一緒に行きたいんだ・・・ダメかな・・・?」
紬「駄目です」

うっそだろお前!!

ハイ、この世界線でも拒否られてしまった柊史さん
ショックで寝込んでしまいましたとさ

そんな柊史さんの所に紬さんが看病にやってきます
ちなみに柊史が床に臥せってしまったのを、紬さんに知らせたのはアカギだったりします
・・・アカギも根は良い子なんですよね・・・

えー、というわけで、柊史の看病をする紬さんですが
そこで遊園地の誘いを断った真意が語られることになります

それは「大切な初デートを、男の子の格好で迎えたくない」というなんとも女の子らしい理由でした

それを知った柊史は何とかして紬さんに女の子の格好をさせられないかと思案
柊史はアカギに裏取引を持ちかけるのでした・・・

ある日、アカギは紬さんに
「特別に2時間だけ代償を無効にしてやっても良いぞ」
と告げます

唐突な申し出に訝しがる紬さんですが
アカギの「心の欠片がもう少しで回収し終わる、ラストスパートだ。代償以上のメリットがある」という説明に納得
大好きな服が着られるということもあり、紬さんはその申し出を受け入れることに
二人の遊園地のデートが遂に実現することになりました

デート当日、今まで着ることができなかった衣装に身を包んだ紬さん
それを見て可愛いと呟く、紬さんとのデートを夢見ていた柊史

今まで叶えられなかった願いが叶った二人は思いっきり遊園地デートを満喫します
紬さんは柊史のことを「一生懸命で優しくて、かっこいい王子様」と
柊史は紬さんのことを「あったかくて、一緒に居るだけで心が救われる相手」と思っているため
二人の仲は急速に接近

想いを伝えるべく告白しあうという流れになります
・・・が、今まで恋人がいなかった二人に、告白というハードルは高く、うまく伝えられないことに
そうこうしているうちに、タイムリミットである二時間がたとうとしています

そこで、柊史がとった行動は紬さんにキスをするというものでした
ウム、想いが確実に伝わるいい行動ですね。かっこいいぞ!!

その、柊史の行動で表した告白を紬さんは真正面から受け止めることに
二人は無事恋仲になるのでした・・・

中盤までは私好みでいい感じですしたが・・・

えー、終盤は紬さんが遂に欠片を集め終わる展開になります

無事恋仲になった二人
その後体を重ねるの事になるのですが

翌日、紬さんが目を覚ますとベッドには自分しか居らず、柊史の姿がない事に気づきます
柊史はどこと辺りをうかがう紬さん

とそこで、クマのぬいぐるみがテーブルに置かれていることに気づきます

そのぬいぐるみと一緒に置かれていたのは
「家の事情ですぐ実家に帰らなければならず、しばらくあえない。このぬいぐるみは俺からのプレゼント。昨日は楽しかった」
という、柊史の書置きでした

柊史に会えないのを残念がる紬さん。柊史の残していたぬいぐるみを柊史代わりにすることで寂しさを凌ぐことになります

もちろんぬいぐるみでは、完全に柊史の代わりにはならないのですが、不思議とぬいぐるみと居るだけで柊史の傍にいられる気分になれる紬さん
その存在は紬さんにとって手放せないものとなるのでした・・・

・・・何故、紬さんはぬいぐるみに柊史の温もりを感じることができたのか・・・
ハイ、そのぬいぐるみこそが柊史その人だったからですね

このぬいぐるみは、柊史が紬さんの代償を肩代わりした結果、柊史にとっての代償が発露した姿だったりします

物語中盤で柊史がアカギに持ちかけた裏取引の結果ですね
柊史は自分を犠牲にしてでも紬さんの夢を叶えたかったんですね・・・いやぁいい男です

ちなみに、柊史のぬいぐるみ化ですが、ずっと続くわけではなく一日の内数時間もとの人間の姿に戻ってしまったりします
その戻った姿をばっちり紬さんに見られてしまい、柊史の裏取引が発覚してしまいます

自分の知らないところで裏取引が行われていて、柊史がぬいぐるみになってしまったことに最初は怒る紬さんでしたが
柊史の好意にありがたみは感じていたらしく
「人間の姿に戻ったときはめい一杯イチャイチャしてくれること」
を条件に柊史の独断を許すことを提案します
・・・か、可愛いじゃないか

幸い紬さんの欠片はあと少しで集まる状態
これさえ集まれば柊史のぬいぐるみ化も解けることもあり、二人はいっそう心の欠片集めに精を出すのでした・・・

・・・が、ここで事件が起こります

えー、柊史のぬいぐるみ化には自由に行動できないという点以外にも、弊害があったりします、
それは「柊史は元からぬいぐるみだった」と世界が認識してしまい
「人間である柊史」の記憶が周りの人間からごっそり抜け落ちるという甚大なものでした

それは、柊史の父親も例外ではなく、大切の息子の存在を忘れてしまい、守る者をなくした虚無感から心が不安定になるという事態になってしまいます
その不安定な所を、アルプ化しかけた犬に襲われ、心の欠片を損失。父親が無気力になってしまうという最悪に事態が起こってしまうのでした・・・

柊史たちはアルプ化しかけた犬から欠片を取り戻そうとするのですが、身体能力に優れる犬相手には分が悪く
柊史がぬいぐるみ化している為戦力にならず劣勢になってしまいます

その窮地を救ったのが、柊史たちと触れ合うことで、人間の心を理解し始めたアカギでした
大切な友である紬さんや柊史を助けるにはこの手しかないと自分の心の力と引き換えに柊史を人間に戻します

今まで利己的な面が目立ったアカギが土壇場で見せる自己犠牲の精神は見ていて結構感動的でしたね・・・

人間に戻った柊史は犬を拘束することにより形勢逆転。紬さんが犬にハンマーを打ち据えることにより、父親の心の欠片を取り戻すことに成功します
柊史達の勝利で事件は解決することになりました

それと同時に、紬さんの心の欠片を集める瓶が遂に満杯に
紬さんは前借した魔法の返済を終え、魔女の代償から開放されることになるのでした・・・

エピローグについて・・・
事件は解決したものの、自身の心の力を犠牲にしたアカギは人間の姿に戻れなくなってしまいます
紬さんはアカギを再び人化できるよう、心の欠片を集めることを約束。
その想いに心打たれたアカギは紬さん、と今後も共にあることを決意します

二人の絆は事件を経てさらに深まるのでした・・・

えー、終盤付近ですがぬいぐるみ化以降、短いチャプターの中で多くの展開が怒涛のように押し寄せるので
全部書くと文章量が恐ろしいことになるので、要点だけを書いて所々割愛させて頂きました
一万文字付近を連発すると読む方も萎えてしまうと思うんだ

アルプ化した犬の物語や、アカギの友達の物語など割愛した部分も見所が多いので
詳細は是非あなたの目で確かめて欲しいですね(Vジャンプ攻略本並の丸投げ)

気になったところについて・・・
終盤がちょっと引っかかりましたかね・・・

紬ルートなのにアカギの話が前面に出されているので、紬さんが空気気味
エピローグも、ほとんどアカギの話というのが個人的に痛く感じられるか・・・
これは紬ルートですからねぇ・・・

紬さんとのイチャラブをもっと見たかった・・・
中盤までは本当に私好みだったのですがね

めぐるルートが私にとって神展開だったので、求めるイチャラブのハードルが上がっていたのも、残念感を多く覚えた原因かもしれないですねぇ

ただ、若干テンポがあわただしく感じられるものの、強引にシリアスをねじ込んでいるわけではないですし
多くの伏線をきっちり回収する様や、意外な展開が用意されているなど、好感の持てる点も多いので
シナリオを重視する方なら楽しめるつくりな気がしますね

またアカギの成長ストーリーと見た場合、良好ではあるとは感じられるので
アカギ好きならポイントアップになるかもしれないです

上記の感想も私が重度の萌えゲーマーであるからこその難点なので、多くのプレイヤーは気にならない点だと思います
紬ルート未経験の方は、私の戯言に惑わされず、紬ルートを楽しんで頂きたいですね

エロシーンについて・・・
素敵なクンニシーンをありがとう!!!!
本編でクンニシーンがなかったと思ったら、しっかりアフターストーリーで入れてきてくれました
ゆずソフト様のその姿勢に痺れる、憧れるゥっ!!

ただ、今までのルートと比べると若干内容は薄めかもしれません(冷静)
あくまで前二人と比較して薄いと感じられるだけで、個人的には満足の範囲ですがね

紬さんについてはこんな所ですかね
それでは今回はこの辺で

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