リアルト橋の裏は案外と人影が少ない。
地元の人が観光客を避けて通るのでしょうか。
ホテル近くの教会辺りまで戻り、ブラーノ島に向かうためヴァポレット乗場へ。
その日の朝、ストがあることを聞いていたが、その影響でかなり待つことに。
パリやイタリアでは度々ストの被害を受けるが、こればっかりは我慢して待つしかない。
観光客の都合なんてもちろんお構いなし!
自分たちの権利を主張することが何よりも大事なのだ。
何気なく撮った通りの写真。
グリーンのダウンを着た女性、めちゃくちゃ脚長くないですか~!!
しかも細過ぎ~、顔小さ過ぎ!!
ハロウインの時期でしたが、もちろん渋谷の街のようなバカ騒ぎはなく、
店のディスプレイもほとんどない。
ここのレストランでも旬な食材をいつも置いているのが、
たまたまカボチャだった、的な。
路地も店が立ち並ぶ通りをはずれると、ほとんど観光客はいません。
1時間近く待ったでしょうか。
こちらはサン・ミケーレ島。墓地だけの島だとか。
やっと到着。
初ブラーノ島。
足を踏み入れると、そこは本島とはまったく違う風景が。
可愛らしい色鮮やかな建物が立ち並んでいます。
緑もあり、のどかな雰囲気。
コンパクトでカラフルな街並みが続きます。
本島とはまた雰囲気が違うが、やはりどこか現実離れしていて、
まるでテーマパークのような、ミニチュアの街並みみたい。
まずは伯母が馴染みのお店でランチを。
食べてみたかったイカ墨のリゾット。
濃厚で美味しく、一皿もあっという間です。
もちろん、白ワインとともに。
フリットも私達用に野菜のみで小皿仕様のオーダー。
こんなに薄切りなのに油っぽくならないのがいい!!
伯母とは顔見知りの店主と。
ブラーノ島に馴染みの店があるって、スゴイです!
島内を散策~♪
こちらの鐘楼、地盤が悪いためか微妙に傾いているそうです。
最近、ピサの斜塔は少し傾きが修正されたようですが。。。
どの家も壁のカラーに合わせて、さりげないセンスが光りますね。
島の家がみなカラフルなのは、もともと霧が多いブラーノ島では、
漁に出た船が帰った来た時に自分の家がわかりやすいようにだとか。
今回行ったチンクエテッレもそうだったが、絶壁があり高低差がある家並みの
チンクエテッレとは違い、平坦な島内は街歩きも1時間程あればまわれるので、
気軽に立ち寄れるし本島からも近いのでおススメです!
ナポリの街中の洗濯ものとはまた違い、壁まわりの装飾の一部になっているよう。
中には住人が居なくて傷んでしまっている家も。
そんな中、伯母がこのブラーノ島に来たら立ち寄るという、
ご夫婦のお宅にお邪魔させてもらいました。
玄関脇にはこんな可愛らしいテラスが。
こんな所で朝食を取れたら、それだけで旅行気分?!
家の前はまるで自分の家の庭のようなスペースが。
突然の訪問客にびっくりしながらも、ゴハンを食べる。大事だよね。
伯母曰く、いつもふらっと立ち寄るけど、お宅の中はいつもキレイ!
さすがベネチア、ガラスのシャンデリア。
在感のある暖炉。ゆったりした時間が流れているのが想像できます。
パスタやスパイスがずらり!! マンマの料理が美味しそう♪
優しそうな笑顔が素敵なご夫婦と、ちょっと緊張気味の犬と。
私、避けられてる?眉間にシワ?
可愛らしい家々を外から見ているだけでも楽しいのに、お宅訪問できるなんて貴重です!
もう少し散策を続けます。
こんな風に門構えのある家も。
この辺りは、小さな雑貨屋などのお店もちらほら。
なんか、映画のセットのような、映画のワンシーンのような、
とにかく絵になる、写真を撮りたくなる風景です。
やっぱりちょっと傾いてる?
だいぶ陽が暮れてきましたが、もうひとつガラスの島、ムラーノ島へ渡ります。
今年もあと一週間あまり。
なんとかギリギリ年内に終わるか??