2015'6月~食道がん手術 2019’8月~肺腺がん手術

63才男性。2015年6月食道がん手術(Ⅲ)、2019年8月8日肺腺がん手術(原発Ⅰ)元気で長生きがモットー。

食道がん除去手術後の空せき対策

2015年09月18日 | 食道がん治療
そういえば、前回も前々回の外来診療で、
先生に空せき(カラセキ)が出てしょうがない。との訴えをし、
先生から”空せき”は手術後3ヶ月~半年は一般的に出る。
とのことでした。
それはそうでしょう。
気管支にくっついていた食道を取って、胃で再建しているわけですから、
気管支の炎症が収まるまでには相当時間がかかるでしょうから。
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先生からたぶん利かないと思うが、とのコメント付で
処方していただいた咳止めを飲んだらよく効いたのでびっくりです。
なお、咳き込んでしまったときには、スポーツやレクリエーションで使う
「携帯用酸素ボンベ」が便利でした。


   

息苦しいときには、3~5回吸うと呼吸が楽になります。
こんなアイテムも今まで考えていませんでしたが、
いまは、たのしみながら使っています。



トラノモン日記-平成27年9月15日-手術後2.5ヶ月目

2015年09月16日 | 食道がん治療

 おかげ様で、かれこれ食道がん手術後、2.5ヶ月がたちました。
 抗がん剤TS-1を1ヶ月間飲み続けまして、今は休息期です。
 口内炎もできず、倦怠感もそこそこで1ヶ月間の服用が終わりました。

 最近は、体重が減らないように管理のため、
 地元の官庁が行っているスポーツジムにも通い始めました。



 病院のジムより、若い人が圧倒的に多く、今の自分にあっているような気がしています。
 

抗がん剤TS-1飲み続けています。

2015年09月06日 | 食道がん治療
体重が10kg減ったけど、大丈夫!!

手術から66日目で体重は手術前76kgから現在66kg、約10kg減ってしまった。
 1ヶ月後 71kg(安定)、2ヶ月後 66kg(TS-1開始3週間後)

 体重が減った理由は、自分で想像するとTS-1抗がん剤による
 若干の食用不振による栄養摂取量の低下と思います。

 TS-1抗がん剤を8月14日から1ヶ月飲み続けます。
 (現在3週間飲み続け、4週目)



 ジムに通って、体重増量強化しています。

トラノモン日記-平成27年9月1日-手術後2ヶ月目

2015年09月01日 | 食道がん治療
平成27年6月30日に食道除去・胃上部1/3除去・胃による食道再建手術を行いました。
手術前精密検査ではステージⅡでしたが、手術後の検体等検査により、浸潤あり
リンパ節転移8個以上有りでステージⅢ~Ⅳと言われました。
でも、経過は良好です。




平成27年6月30日に食道除去・胃上部1/3除去・周辺リンパ節郭清(取ってしまうこと)
胃による食道再建・胆のう除去手術を行い、早くも2ヶ月が経過してます。
おかげ様で順調に回復しているので、参考事例をかねてまとめました。

今までの経過を簡単にまとめると以下のとおりです。

■平成27年2月頃から、水分ないご飯などを大食いするとつまりやすかった。舌が白く、食欲不振な丈太であった。
■4月地元病院で胃カメラ検査を実施、当日は「逆流性食道炎」との診断でしたが、
その後の検体病理検査で「がん細胞あり」の診断結果--ステージⅢ~Ⅳとのことでした。
>>>埼玉と都内の大手病院の紹介をいただき、都内の病院の方が食道がん(腹腔鏡手術)の実績が多いので
ここに決めました。

※参考出典;”信頼度No.1のがん実用誌!がんサポート”12.2013Vol.129\1,200円
      発行:株式会社エビデンス社  
      発売:創英社/三省堂書店 TEL03-3291-2295 FAX03-3292-7687


   


■6月1日 手術を前提に精密検査入院(約1週間)
■6月30日手術
手術は、開胸手術ではなく、腹腔鏡・胸腔鏡手術でした。

朝8:00手術着に着替え、8:30看護師の案内で手術室へ
当日は手術日で、かなり多くの手術患者様と並んで手術室へ入りました。
かえって、にぎやかなので恐怖心はありませんでした。
いざ、手術ベットに横になり、麻酔グループの先生方と何か話をしていましたが、
その後の記憶は、手術が終わり麻酔が切れるまで、全くなし。
その日の午後10時半ごろ・・・
 目はあかないけど、妻・息子の声がよく聞こえた。
後で聞いたところ、手術時間は約12時間かかったそうです。
(先生方、長い時間、本当にありがとうございました。)

■ICU治療室で4日間(翌日より、自分で洗面・歩行訓練した)
■手術後5日目より、一般病棟で療養(7日目まで点滴にて栄養補給)
■7日目にゼリー食から、一週間後に徐々に「全がゆ食」となりました。
ただし、手術後約10日間は、手術時に腸に栄養剤が入れられるように管から
点滴栄養剤も充填していました。体の栄養がちゃんと取れるようにするための
工夫のようです。ここの病院の特徴のようです。


■手術後、14日目でやっと自宅に戻れました。
 手術後の切り傷跡は、開胸手術よりかなり小さく、体へのダメージもかなり少なく、
 そのおかげで早く退院できたと思います。
 非常にありがたかったです。
 記念にパンツ姿で失礼かと存じますが、58歳の手術後の写真を掲載します。




■手術後2週間で退院し、手術後1ヶ月目で外来診療を受けました。
 手術のとき採取した「食道」「胃の上部」「リンパ節」の検体検査結果を聞きました。
 私の場合、食道下部の胃との付け根部分の線がんでしたので、その周辺とリンパ節にがん細胞が発見されまして、
 ブロック別分析の結果、範囲・数と浸潤程度により、最終的にはステージⅢ~Ⅳと診断されました。

 手術前の精密検査では、ステージⅡといわれたので、
 心の中では、「長生きできそうだ」と思いましたが、
 今回のステージダウンについては、心の中で
 今までの自分のあり方を反省するとともに、
 家族に申し訳ないと考えるようになり、
 ちょっとだけ、沈み込んでしまった時期がありました。
 ---でも、明るい妻のはげましで、気持ちが変わり、
 「よし、家族のためにも元気でがんばるのだ!!」
 という前向きな気持ちに変化しました。


 
■手術後1.5ヵ月後より、術後の予後のため抗がん剤(TS-1)の服用を開始しました。
  目に見えないがん細胞があるかもしれないので、根治するための予防措置です。
  小さな錠剤2粒で、飲みやすく、特記されているような副作用(下痢・口内炎など)もなく
  今のところ続けています。


 ■平成27年8月31日---手術後2ヶ月目
  手術後、先生からの指導で運動をたくさんしてください。といわれていたので
  地元の病院がやっているスポーツジムに通い、散歩で補えない筋肉の強化に取り組んでいます。
 
 ■今後の課題
  せっかく、大手術が成功し現在も仕事復帰できていますが、
  手術前の体重=78kg
  手術直後の体重=74kg(-4kg)
  手術後2ヶ月目の体重(現在)=67kg(-11kg)

  先生の話では、まだ減ると思いますが、食事の工夫により
  体重を維持できたらいいなと思います。
 


 ■体の復帰状態は
  8月10日に新潟へ法事のため長距離運転できた。(ただし、妻と交代運転)
  8月17日より、仕事復帰できた。

 ■先生からのアドバイス
  -食道がん手術後2ヶ月目-先生から「もっと運動しなさい」と言われた
  空せきは手術後3~6ヶ月間は続く、運動は早足1時間で7000歩を目標に、
  運動により、肺の活性化(空せき改善)・食欲増進・体の健康維持改善
  となることをご指導いただきました。