＜11年5月6・7日公開作＞ 『岳 -ガク-』など

　週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー。って、なんだかんだで1週間遅れになっちゃいました。すみません。
　「☆＝絶対に観る！」「◎＝できれば観たい！」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

☆『岳 -ガク-』（日本）125分
　人気マンガを原作に、山岳遭難救助をリアルに描いた山岳ドラマ。主演は小栗旬と長澤まさみ。2人の出世作『ロボコン』以来の共演です。
　ってことで、さっそく観てきました。長澤まさみファンとしての率直な感想は「これぐらいのレベルの作品にコンスタントに出ていてくれればオッケー」。いささか不満な箇所もないわけじゃないですが、『そのときは彼によろしく』とか『群青』みたいな駄作に比べれば、かなり上出来な娯楽作品に仕上がってます。
　難点は、訓練のシーンがほとんど描かれないこと。中盤で「訓練して技術を身に付けた」みたいなセリフが出てくるんだけど、そういうのはしっかりと「画」で見せてくれなきゃ。あと、どうも人物造型に深みがないし、エピソードの並べ方も単調に思えました。とはいえ、それなりに見応えはあるので、気になってる人は観ておくべし。
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

☆『星を追う子ども』（日本）116分
　『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』などで注目された新海誠監督の新作アニメーション。孤独な少女の冒険の旅をファンタジックに描いた作品だそうです。
※上映館／109シネマズ名古屋

◎『アンノウン』（アメリカ/ドイツ）？分
　リーアム・ニーソン主演作。交通事故による昏睡から目覚めたら別の男が自分に成り済ましていて、しかも何者かに命を狙われる羽目になって……というストーリーだそうです。よくある設定だけど、予告編の印象ではかなり面白そう。監督は『エスター』のジャウマ・コレット＝セラ。
※上映館／／ミッドランド スクエア シネマ／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『処刑教室』（アメリカ）93分
　高校で発生した盗難事件を皮切りに、暗殺計画へと発展する陰謀劇が展開するハイスクール・ミステリー……らしい。ミーシャ・バートン、ブルース・ウィリスなどが出演。って、1週間のみの公開なので、もう終わっちゃいますが。
※上映館／シネマスコーレ

『映画史特別編　選ばれた瞬間』(フランス）80分
　ジャン＝リュック・ゴダール監督作。5時間を超える大作をゴダールが自ら再編集したそうです。これまた1週間のみの公開なので、もう終わっちゃいます。すいません。
※上映館／名古屋シネマテーク

『ジャッカス3D』（アメリカ）94分
　出演者が過激でバカバカしいパフォーマンスを繰り広げることで話題の全米TVシリーズの3D映画版。かなりお下劣だそうです。
※上映館／中
川コロナシネマワールド

『森開き』（日本）125分
　「森の名人」たちの知恵や技術をめぐるドキュメンタリー……らしい。
※上映館／シネマスコーレ

『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』（アメリカ）105分
　アメリカのアイドル、ジャスティン・ビーバーのコンサートとプライベートの映像を盛り込んだドキュメンタリー……らしい。
※上映館／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

＜トキメキ☆イケメンフェステイバル＞
　『美男（イケメン）ですね』『トキメキ☆成均館スキャンダル』の2本を上映。どちらも人気韓流ドラマの劇場版だそうです。
※上映館／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ゲキ×シネ　五右衛門ロック　レパートリー』
　演劇を映像化した作品は一度も観たことがないんですが、これは面白そう。予告編を見てワクワクしました。しかし、なんで普通の映画よりも高いんだろ。普通の料金なら観る気になるんだけど。
※上映館／／ミッドランド スクエア シネマ

　他に「METライブビューイング」とかもあったんですが、それは省略。さ、続いて今週分を急いでまとめたいと思います。